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巨人・戸郷翔征の2026年成績は?9月復帰から登録抹消までを徹底解説

硲 俊 硲 俊 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2026年の読売ジャイアンツ・戸郷翔征は、レギュラーシーズンで14登板、5勝3敗、防御率2.48、82奪三振を記録した。2025年の防御率4.14から大きく改善し、投球内容にも復調の兆しが表れたシーズンだった。一方、7月に左太もも裏の肉離れで離脱し、約2か月間のリハビリを経て9月1日に一軍復帰。9月30日には再び出場選手登録を抹消されている。

注目されるのは、9月29日の広島戦で8回2/3を投げて5勝目を挙げた直後、なぜ翌30日に登録抹消となったのかという点だ。NPBの公示で確認できる登録・抹消の日付と、報道で明らかになった左太もも裏の回復状況は、それぞれ分けて考える必要がある。2026年10月31日現在の状況、2025年との成績比較、ストレートとフォークの特徴、通算記録まで整理する。

【2026年10月31日現在】巨人・戸郷翔征はシーズン終了、現在の状況は?

巨人戸郷

2026年10月31日現在、戸郷翔征の2026年レギュラーシーズンは終了している。NPBの個人成績に掲載された最終記録は、14登板、5勝3敗、80投球回、82奪三振、防御率2.48。WHIPは1.03だった。

巨人は2026年のセ・リーグを76勝64敗3分、勝率.543の2位で終了。10月10日と11日に行われたクライマックスシリーズ・ファーストステージではDeNAに連敗し、シーズンを終えた。

戸郷は10月9日のCS前練習に参加し、先発投手のメンバーにも名前があった。しかし、10月10日と11日のCSでは登板していない。NPBの公式試合記録でも、巨人の先発投手はそれぞれ井上温大、竹丸和幸となっている。

したがって、2026年の戸郷の最後の公式戦登板は9月29日の広島戦。9月30日の登録抹消後、CSでの登板機会もなかった。

なお、2026年10月31日時点で、次の一軍復帰日や来季の登板予定について、具体的な日付を示す公式発表は確認できない。9月1日の復帰時点では左太もも裏の肉離れから一軍に戻っており、その後の登録抹消を新たな故障の発生と直結させる根拠も公示からは得られない。

【時系列で検証】7月の負傷から9月1日の一軍復帰、9月30日の抹消まで

戸郷の2026年を理解するうえで欠かせないのが、7月7日の阪神戦で起きた負傷だ。単に一軍登録から外れたというだけでなく、負傷、治療、実戦復帰、登板内容の改善という段階を経ている。

日付 出来事 確認できる内容
2026年5月4日 一軍登録 今季の一軍登板を開始
7月7日 阪神戦で負傷 三ゴロへの全力疾走中に左太もも裏を痛める
7月8日 肉離れと診断 球団が病院での診断結果を発表し、登録抹消
8月19日 ブルペン投球 負傷後最多となる95球を投げ、実戦復帰に向けて調整
9月1日 一軍復帰 DeNA戦で5回5安打3失点。勝敗はつかず
9月29日 広島戦で5勝目 8回2/3を2安打1失点、8奪三振の好投
9月30日 一軍登録抹消 NPB公示で戸郷の抹消を確認
10月9日 CS前の練習 先発投手の練習参加メンバーに名前があった
10月11日 巨人CS敗退 DeNAに連敗し、2026年の公式戦が終了

7月7日の阪神戦では、戸郷は5回まで無安打投球を続けていた。しかし、5回裏の打席で三ゴロを打ち、一塁へ全力疾走した際に左脚を痛めて途中交代。翌8日、球団は東京都内の病院で左太もも裏の肉離れと診断されたことを発表した。

当時、村田善則バッテリーコーチと杉内俊哉投手チーフコーチは、復帰まで時間がかかる見通しを説明していた。特に、負傷直後から軽い運動を始められるような状態ではなかったことが報じられている。

8月19日にはジャイアンツ球場で約1時間のブルペン投球を実施。95球を投げ、打者を想定した実戦形式の練習にも取り組んだ。投球だけでなく、ランニングや守備動作の回復も進めていた。

そして9月1日、京セラドーム大阪で行われたDeNA戦で一軍復帰を果たす。約2か月ぶりの公式戦登板だった。

「久しぶりの1軍で変な力も入った」

これは復帰登板後に戸郷が振り返った言葉として日刊スポーツが報じたものだ。初戦は5回92球、5安打3失点という内容。球数制限を設けた登板であり、復帰直後から本来の投球回数を求める段階ではなかった。

その後、登板を重ねながら状態を上げ、9月29日の広島戦では今季を象徴するような好投を見せることになる。

【最大の疑問】戸郷翔征はなぜ9月30日に登録抹消された?

9月30日の登録抹消が注目された最大の理由は、直前の登板内容にある。

前日の9月29日、戸郷は東京ドームで行われた広島戦に先発。8回2/3を投げ、116球、被安打2、失点1、奪三振8、与四球1という内容で巨人の3対1の勝利に貢献した。これが今季5勝目だった。

9回2死まで広島打線を抑え、完封に近い投球を披露した直後だけに、翌日の登録抹消はファンにとって意外な動きだった。

公示で確定しているのは、9月30日付で巨人の戸郷翔征が出場選手登録を抹消されたという事実まで。日刊スポーツなどが伝えた9月30日の公示記事にも、具体的な抹消理由は記載されていない。

ここで整理しておきたいのが、故障による抹消と、チームの編成上の抹消は同じ意味ではないという点だ。

肉離れの再発が原因だったのか?

7月に左太もも裏の肉離れを経験しているため、再発や回復の遅れを心配する見方が出るのは自然だ。しかし、9月30日の公示だけでは、新たな故障や肉離れの再発があったとは判断できない。

9月1日の一軍復帰後、戸郷は9月8日に7回、9月15日に2回、9月22日に5回、そして9月29日に8回2/3を投げている。特に最後の登板では116球を投げており、投手として大きな負荷がかかったことは記録から分かる。

ただし、投球数が多かったことと、負傷を理由に抹消されたことは別の話である。球団による明確な説明がない限り、両者を直接結びつけることはできない。

クライマックスシリーズに向けた編成だった可能性

もう一つ注目したいのが、9月30日という抹消日だ。

当時の公示では、戸郷は10月10日以降に再登録が可能となる。これは巨人がDeNAと対戦したCSファーストステージの初日と一致する。

加えて、10月9日のCS前最後の練習について報じた日テレNEWS NNNによると、戸郷は先発投手の練習参加メンバーに含まれていた。

この日程からは、ポストシーズンを見据えた選手登録や先発陣の編成が関係していた可能性も考えられる。しかし、登録抹消の直接的な理由として球団が説明したわけではない。

整理すると、次のようになる。

  • 確認済み:9月30日に戸郷が登録抹消された。
  • 確認済み:9月29日の広島戦では116球を投げて勝利した。
  • 確認済み:10月9日のCS前練習では先発組に名前があった。
  • 未確定:9月30日の抹消が肉離れの再発や体調不良によるものだったかどうか。
  • 未確定:抹消がCSに向けた戦略的な登録調整だったかどうか。

したがって、9月30日の抹消を「故障再発による長期離脱」と断定するのも、「完全にCS対策だった」と決めつけるのも正確ではない。

【2025年と2026年を比較】戸郷翔征の成績はどこまで復調した?

2026年の戸郷を評価する際には、前年の成績との比較が欠かせない。

2025年は21登板、8勝9敗、防御率4.14、111投球回、87奪三振だった。エースとして期待される投手にとって、防御率4点台という結果は決して満足できるものではなかった。

それに対して2026年は14登板、5勝3敗、防御率2.48、80投球回、82奪三振。登板数と投球回は減少したが、失点を抑える能力と奪三振のペースは改善している。

特に注目したいのは、WHIPの変化だ。

2025年のWHIPは1.53だったのに対し、2026年は1.03。WHIPは1イニングあたりに許した安打と四球の合計を示す指標で、走者をどれだけ出さずに投げられたかを見るうえで役立つ。

2026年は被安打58、与四球24。故障によって投球回が限られたなかでも、走者を背負う頻度を抑えたことが、防御率2.48につながった。

ただし、82奪三振という数字を評価するときには投球回にも目を向けたい。80回で82奪三振ということは、9イニング換算の奪三振率が9.23。2025年の7.05を上回っている。

つまり、2026年は単純に勝ち星が増えたというより、打者を抑える投球の質が改善したシーズンだったと評価できる。

一方、2026年は規定投球回に到達していない。2024年には180回を投げて防御率1.95を記録していた戸郷にとって、年間を通して先発ローテーションを守れるかどうかは、依然として大きな課題だ。

2026年の数字は復調を示す材料として十分に価値があるものの、故障の影響を受けずに年間を通して同じ投球を続けられるかは、次のシーズンで改めて評価する必要がある。

【投球スタイルを分析】戸郷翔征のストレートとフォークは何が強い?

戸郷の投球を支える代表的な球種が、ストレートとフォークだ。特にフォークは空振りや三振を奪うための重要な決め球として機能している。

ストレートは投球の軸となる球種

2026年の球種別データ集計では、ストレートの使用割合は約53.8%。平均球速は147.1キロ、最速は154キロだった。

奪三振数はストレートだけで46。全82奪三振の半数以上をストレートで記録している。

ストレートの役割は、単に速い球を投げることだけではない。打者に直球を意識させることで、変化球との緩急やコースの違いを生かしやすくなる。

戸郷の場合、ストレートを軸に投球を組み立てることで、打者の反応を見ながらフォークやスライダーを使い分ける形が特徴となっている。

フォークは空振りを奪う決め球

フォークの使用割合は約24.3%で、平均球速は134.3キロ。ストレートよりも大きく速度を落とし、打者のタイミングを外す役割を持つ。

2026年の球種別集計では、フォークによる奪三振は27。空振り率は19.5%とされており、ストレートとは異なる形で三振を奪う能力が表れている。

特に直球を意識している打者に対し、落差のあるフォークを投げ込むことで、バットの下を通すような空振りを誘える。

この2球種を中心に、スライダーやカーブを組み合わせることが戸郷の投球の基本構造だ。

2026年の82奪三振という結果も、単一の球種に頼るのではなく、ストレートとフォークを中心とした複数球種の組み合わせによって生み出されたものと考えられる。

今後の評価では球速だけでなく、フォークの落ち方、空振り率、ストレートとのコンビネーションが維持されているかにも注目したい。

【歴代通算成績】戸郷翔征のプロフィールと巨人でのキャリア

戸郷翔征は2000年4月4日生まれ、宮崎県出身。右投右打の投手で、聖心ウルスラ学園高校から2018年ドラフト6位で読売ジャイアンツに入団した。

プロ入り後は若くして一軍の先発ローテーションに定着し、2020年には9勝を記録。2022年から2024年にかけては3年連続で12勝を挙げ、巨人の中心的な先発投手として存在感を高めた。

2023年は12勝5敗、防御率2.38。2024年には12勝8敗、防御率1.95、180投球回、156奪三振という好成績を残している。

その後、2025年は成績を落としたものの、2026年には防御率2.48まで改善。故障によって登板数は限られたが、投球内容には再びエース級の能力を感じさせる部分があった。

2026年終了時点の通算成績

NPBの個人年度別成績によると、2019年から2026年までの一軍通算記録は次のとおりだ。

  • 通算登板:157試合
  • 通算勝利:68勝
  • 通算敗戦:47敗
  • 通算勝率:.591
  • 通算投球回:980回2/3
  • 通算奪三振:875
  • 通算防御率:2.88
  • 通算完投:13
  • 通算完封勝:7

特に注目したいのは、980回2/3という投球回と875奪三振だ。若い時期から一軍で多くの登板を重ねてきたことが数字に表れている。

2024年の180イニングという実績を考えれば、戸郷に求められるのは単年の好成績だけではない。長いシーズンを戦い抜き、先発投手として安定した投球回を積み上げることも重要な評価軸になる。

【プロの結論】2026年の戸郷を評価する3つのポイント

2026年の戸郷翔征を評価するなら、次の3点を押さえておきたい。

第一に、防御率2.48への改善。2025年の4.14から大きく数字を改善しており、WHIPも1.53から1.03へ向上した。走者を出さずに投げる能力が戻ってきたことは、明確なプラス材料だ。

第二に、左太もも裏の負傷からの復帰。約2か月の離脱を経て一軍に戻り、最終登板では8回2/3を投げて勝利した。9月29日の投球は、復帰後の調整が成果につながったことを示す好材料だった。

第三に、年間を通じた稼働率。14登板、80投球回という数字は、2024年の26登板、180投球回と比べると大幅に少ない。2026年の投球内容が優れていたとしても、先発投手としてシーズンを通して働けたかという点では課題が残る。

次のシーズンで注目したいのは、左太もも裏の状態を含めたコンディション管理、先発登板後の回復、投球回の積み上げだ。ストレートとフォークの質を保ちながら、年間を通してローテーションを守れるかが、巨人の投手陣にとっても大きな意味を持つ。

【巨人戸郷の現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:戸郷翔征の2026年の成績は?
A1:2026年の一軍成績は14登板、5勝3敗、防御率2.48、80投球回、82奪三振。WHIPは1.03だった。レギュラーシーズン終了時点の最終記録となっている。

Q2:戸郷翔征が9月30日に登録抹消された理由は?
A2:9月30日付のNPB公示で登録抹消されたことは確認できるが、公示には具体的な理由が記載されていない。7月に負傷した左太もも裏の肉離れが再発したと断定できる公式情報もない。CSに向けた編成との関係も考えられるが、直接の理由は公表情報だけでは特定できない。

Q3:戸郷翔征はいつ一軍復帰した?
A3:2026年9月1日のDeNA戦で一軍復帰した。左太もも裏の肉離れによる離脱から約2か月ぶりの登板で、5回92球、5安打3失点だった。

Q4:戸郷翔征の2026年の復帰時期や今後の登板予定は?
A4:9月1日に一軍復帰済みで、9月29日が今季最後の公式戦登板となった。10月31日現在、次の一軍復帰日や来季の具体的な登板予定は公表されていない。

Q5:2025年と2026年ではどちらの成績が良かった?
A5:防御率、勝率、WHIP、奪三振率などの投球指標では2026年が上回っている。2025年は8勝9敗、防御率4.14、2026年は5勝3敗、防御率2.48。ただし、2026年は故障によって80投球回にとどまっているため、年間を通した稼働という点では2025年との単純比較はできない。

Q6:戸郷翔征の通算成績は?
A6:2026年シーズン終了時点で157登板、68勝47敗、980回2/3、875奪三振、防御率2.88。2019年のプロ入りから巨人一筋で実績を積み重ねている。

まとめ:戸郷翔征の2026年は復調の兆し、次の課題は年間を通した安定感

巨人・戸郷翔征の2026年は、左太もも裏の肉離れによる離脱という大きな試練がありながら、14登板、5勝3敗、防御率2.48、82奪三振という成績で終わった。

9月1日の一軍復帰から、9月29日の広島戦での好投まで、徐々に状態を上げていったことは数字からも読み取れる。特に最後の登板で8回2/3を2安打1失点に抑えた投球は、復調を印象づける内容だった。

一方、9月30日の登録抹消については、公示で確認できる事実と、その理由に関する推測を混同しないことが大切だ。肉離れの再発が確認されたわけではなく、CSを見据えた編成との関係についても公式な説明はない。

2025年から2026年にかけて防御率やWHIPが改善したことは、戸郷にとって大きな収穫だ。次に求められるのは、持ち味であるストレートとフォークの威力を維持しながら、再び年間を通じて先発ローテーションを支えることだろう。

2026年は投球内容の復調を示したシーズン。そして次の課題は、健康な状態で年間を投げ抜くこと。巨人のエース候補として、戸郷翔征が再びどこまで存在感を高められるか、来季に向けた最大の注目ポイントとなる。

主な情報源
- 日本野球機構(NPB):2026年度個人成績・通算成績・試合結果
- 日刊スポーツ:7月の負傷診断、8月の調整、9月1日の復帰登板
- 日刊スポーツ:9月30日の出場選手登録・抹消公示
- 日テレNEWS NNN:10月9日の巨人CS前練習
- 球種別データ集計:2026年のストレート・フォークの使用状況と奪三振データ

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