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鳴門渦潮高校の甲子園出場歴は?2026年夏の全結果と歴代9回の数え方を徹底解説

白木 奈緒 白木 奈緒 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
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徳島県立鳴門渦潮高校の野球部は、2026年夏の第108回全国高等学校野球選手権大会に出場し、甲子園で初勝利を挙げた。徳島大会決勝では阿南光を7-4で破り、2年ぶり9度目の夏の甲子園出場を決定。全国大会でも八王子実践との1回戦を2-1で制し、現校名で初めて甲子園の白星を手にした。

一方、2回戦では茨城代表の霞ケ浦に1-5で敗れ、2026年の夏は2回戦で幕を閉じた。加えて、秋季徳島大会では城南に1-5で敗退している。鳴門渦潮の2026年最新戦績を理解するには、夏の甲子園の結果だけでなく、統合前の鳴門第一・鳴門工業から続く歴史も押さえておきたい。

【2026年最新】鳴門渦潮高校の甲子園出場と夏の全戦績

鳴門渦潮高校甲子園

2026年の鳴門渦潮は、徳島県大会を勝ち抜いて全国大会への切符をつかんだ。第108回全国高等学校野球選手権大会への出場は、2024年以来2年ぶり。学校の歴史を引き継いだ通算では9度目、鳴門渦潮という校名になってからは3度目の夏の甲子園となった。

徳島大会は5連勝で優勝

2026年7月の徳島大会で、鳴門渦潮は5試合を勝ち抜いた。初戦の徳島市立戦を4-1で突破すると、阿波戦は5-3、準々決勝の鳴門戦は2-1で勝利。準決勝では生光学園との接戦を5-4で制した。

そして7月27日の決勝では、センバツ出場校でもある阿南光と対戦。序盤から得点を重ね、最終的に7-4で勝利した。これにより、2年ぶり9度目の夏の甲子園出場が決まった。

2026年夏の主要試合結果

夏の徳島大会から甲子園までの主な結果を整理すると、次のとおりだ。

  • 7月12日・徳島大会1回戦:徳島市立に4-1で勝利
  • 7月19日・徳島大会2回戦:阿波に5-3で勝利
  • 7月22日・徳島大会準々決勝:鳴門に2-1で勝利
  • 7月25日・徳島大会準決勝:生光学園に5-4で勝利
  • 7月27日・徳島大会決勝:阿南光に7-4で勝利
  • 8月9日・甲子園1回戦:八王子実践に2-1で勝利
  • 8月14日・甲子園2回戦:霞ケ浦に1-5で敗北

特筆すべきなのは、2026年の甲子園で鳴門渦潮が現校名での初勝利を記録したことだ。2017年と2024年の出場では初戦敗退だったため、八王子実践戦の勝利はチームの歴史に残る成果となった。

2026年秋季大会の最新結果も確認

夏の甲子園以降の公式戦にも目を向けたい。2026年9月19日の第79回徳島県高等学校野球秋季大会2回戦では、城南と対戦し、1-5で敗れた。

試合は3回に3失点、6回に2失点。鳴門渦潮は5回に1点を返したものの、追加点を奪えなかった。この結果、秋季大会は2回戦で敗退した。

なお、秋季大会は新しい学年を中心としたチーム編成に移る時期の大会である。夏の甲子園に出場したメンバーの評価と、秋の新チームの戦績は分けて考える必要がある。

【スコアで振り返る】阿南光・八王子実践・霞ケ浦との3試合

2026年の鳴門渦潮を語るうえで欠かせないのが、徳島大会決勝の阿南光戦と、甲子園での2試合だ。それぞれ異なる展開となり、チームの強さと課題が表れた。

徳島大会決勝・阿南光戦は7-4で勝利

7月27日の決勝は、徳島県内の強豪同士による公立校対決となった。相手の阿南光は春のセンバツにも出場した実力校。簡単には勝たせてもらえない相手だった。

試合は1回表に阿南光が先制。しかし鳴門渦潮は直後の1回裏に同点とし、3回に1点、4回に2点を追加して主導権を握った。

5回にも1点、6回にはさらに2点を加え、6回終了時点で7-2。阿南光は7回に2点を返して3点差まで迫ったが、鳴門渦潮はその後の反撃を抑え、7-4で逃げ切った。

この試合では、エースの西村大輝が投手としてだけでなく打線の中心としても活躍。高校野球ドットコムの試合報道によると、鳴門渦潮は12安打、無失策で試合を終えている。最後まで崩れない守備と、得点を積み重ねる攻撃が優勝につながった。

この勝利によって、森恭仁監督率いるチームは2年ぶりの甲子園出場を決めた。

甲子園1回戦・八王子実践戦は2-1の延長サヨナラ勝ち

8月9日の第108回大会1回戦では、西東京代表の八王子実践と対戦した。

鳴門渦潮は2回に1点を先制。その後は両チームとも得点できない展開が続いたが、9回表に八王子実践が同点に追いつき、試合は延長戦へと進んだ。

10回裏、鳴門渦潮はサヨナラの1点を奪い、2-1で勝利。延長10回の接戦を制した。

投手は西村大輝。相手の塚原投手との投げ合いを制し、チームにとって大きな勝利をもたらした。

この白星には特別な意味がある。2012年の統合によって誕生した鳴門渦潮は、2017年、2024年と夏の甲子園に出場していたが、いずれも初戦敗退だった。2026年の八王子実践戦は、統合後のチームが甲子園で初めて挙げた勝利となった。

甲子園2回戦・霞ケ浦戦は1-5で敗退

8月14日の2回戦では、茨城代表の霞ケ浦と対戦した。

試合は2回に1点を失い、3回にはさらに4失点。序盤で5点のリードを許す苦しい展開になった。

鳴門渦潮は4回に1点を返したものの、その後は追加点を奪えず、最終スコアは1-5。2回戦敗退が決まった。

この試合で注目したいのは、序盤の失点が試合全体に影響した点だ。八王子実践戦では延長まで粘って勝利した一方、霞ケ浦戦では早い段階で得点差が開き、追い上げが難しくなった。

ただし、2試合を通じて甲子園で1勝を挙げた事実は変わらない。統合後初勝利という歴史的な成果を残し、全国の舞台でチームの存在感を示した夏だった。

【歴代甲子園出場歴】鳴門渦潮の「9回目」はどう数える?

鳴門渦潮の甲子園出場回数を調べると、「9回目」と「統合後3度目」という2つの数字が出てくる。これは集計対象が異なるためで、どちらかが間違っているわけではない。

2026年の夏の甲子園出場は、学校公式サイトでも「2年ぶり9度目(統合後3度目)」と発表されている。

つまり、鳴門渦潮という現校名での出場だけを数えると3回。統合前の鳴門工業と鳴門第一の夏の出場歴まで含めると9回になる。

夏の甲子園9回の歴代一覧

年度 大会 出場時の校名 最終成績
1973年 第55回 鳴門工 2回戦敗退
2001年 第83回 鳴門工 1回戦敗退
2002年 第84回 鳴門工 ベスト8
2004年 第86回 鳴門第一 1回戦敗退
2005年 第87回 鳴門工 ベスト8
2008年 第90回 鳴門工 2回戦敗退
2017年 第99回 鳴門渦潮 1回戦敗退
2024年 第106回 鳴門渦潮 1回戦敗退
2026年 第108回 鳴門渦潮 2回戦敗退

この一覧から分かるように、夏の甲子園の出場回数は次のように整理できる。

  • 鳴門工業:5回
  • 鳴門第一:1回
  • 鳴門渦潮:3回
  • 合計:9回

特に注目したいのは、鳴門工業が2002年と2005年にベスト8へ進出していることだ。統合前の両校には、それぞれ全国大会で積み重ねた歴史がある。

なお、この9回は夏の全国高校野球選手権大会に限った数字だ。春の選抜大会まで含めた春夏通算の出場回数とは区別する必要がある。

【2012年の学校統合】鳴門第一と鳴門工業から続く野球の伝統

鳴門渦潮高校の歴史を理解するうえで重要なのが、2012年4月に行われた学校再編・統合だ。

徳島県の公式資料によると、鳴門渦潮高校は徳島県立鳴門第一高校と鳴門市立鳴門工業高校を再編統合して誕生した。新高校は2012年度に開校し、現在の鳴門工業高校の校地を設置場所とする計画が進められた。

統合前の2校が持っていた実績

鳴門工業は、2002年夏にベスト8、2005年夏にもベスト8へ進出した実績を持つ。2002年春には選抜大会で準優勝も果たしており、徳島県の高校野球を代表する存在の一つだった。

一方、鳴門第一も2004年に夏の甲子園へ出場している。1回戦で千葉経大付に敗れたものの、全国大会への出場実績を残した。

両校は異なる歴史を持ちながら、統合によって新たな学校へと生まれ変わった。

統合後の甲子園出場は2017年から

鳴門渦潮として初めて夏の甲子園出場を決めたのは2017年。徳島大会決勝で板野を6-0で破り、統合後初の全国大会出場を果たした。

その後、2024年に6年ぶりの出場を決め、2026年には2年ぶりの出場を実現した。

2017年、2024年、2026年という3度の出場が、現校名での甲子園出場歴となる。

なお、学校の開校と校地の完全統合は同じ年ではない。徳島県の説明では、2012年度から2014年度までは2つのキャンパスで教育を行い、2015年度に校地を鳴門工業の旧校地へ統合した。この経緯も、学校史を正確に理解するうえで押さえておきたい点だ。

【森恭仁監督・西岡大誠主将】2026年の鳴門渦潮野球部を支えた人物

2026年の鳴門渦潮野球部を率いたのは森恭仁監督。主将は西岡大誠だ。学校公式サイトの野球部紹介にも、監督、キャプテン、副キャプテンが掲載されている。

森恭仁監督が掲げるチームづくり

鳴門渦潮の野球部は、勝利だけでなく、人間性や社会性を重視する活動方針を掲げている。

人間力の向上を目指すことで男前なチーム作りを実践し、社会に出たときに信頼される生徒の集団を作る!

これは学校公式サイトに掲載されている野球部の活動方針だ。甲子園出場と勝利を目標にしながら、選手としてだけでなく、人としての成長も重視する姿勢がうかがえる。

西岡大誠主将とエース西村大輝

主将の西岡大誠は、2026年夏のチームをまとめた中心人物だ。甲子園出場に向けたチームの意識統一にも取り組み、県大会での優勝を支えた。

また、投打の中心として注目されたのがエースの西村大輝だ。スポルティーバの2026年夏の出場校紹介では、徳島大会全5試合をほぼ一人で投げ抜いた右腕として紹介されている。打線でも主軸を担う4番・投手という役割を持ち、チームの大黒柱となった。

徳島大会決勝での阿南光戦、甲子園での八王子実践戦でも、西村の投球は重要な役割を果たした。特に八王子実践戦では延長10回の接戦を制し、全国大会での初勝利につなげている。

学校公式サイトに掲載された2026年度の部員構成は、3年生15人、2年生13人、1年生13人。選手41人とマネージャー5人で活動している。

一人のエースに頼るだけでなく、主将を中心とするチーム全体の結束が、徳島大会5連勝と甲子園初勝利を支えたと考えられる。

【プロの結論】鳴門渦潮の甲子園成績を正しく評価する3つの視点

鳴門渦潮の2026年夏を評価する際には、単純な勝敗だけでなく、学校の歴史、全国大会での成果、チームの成長という3つの観点が必要だ。

1.9回目と統合後3度目を混同しない

最も重要なのは、出場回数の集計方法だ。「9回目」は統合前の鳴門工業と鳴門第一の実績を含めた数字であり、「統合後3度目」は2012年に誕生した鳴門渦潮という学校名での実績を示している。

学校の歴史を調べる場合は前身校を含めた数字、現在の野球部の実績を調べる場合は統合後の数字を見ると、情報を正確に整理できる。

2.甲子園での初勝利は大きな転換点

2017年と2024年は1回戦で敗退したが、2026年は八王子実践に勝利した。これは統合後の学校にとって初めての甲子園勝利であり、過去の出場と比較しても重要な転換点となる。

2回戦で霞ケ浦に敗れたことだけを取り上げるのではなく、全国大会で初めて勝ち上がった事実も合わせて評価したい。

3.夏の甲子園と秋季大会は別のチーム状況として見る

2026年9月の秋季大会では城南に1-5で敗れた。しかし、夏の甲子園を戦った3年生中心のチームと、秋以降の新チームでは選手構成が変わる。

そのため、夏の甲子園での成果を秋の敗戦だけで否定するのも、反対に夏の成績だけで新チームの実力を判断するのも適切ではない。今後の戦力を評価するなら、秋季大会の内容、投手陣の構成、打線の得点力を継続して確認する必要がある。

【鳴門渦潮高校の甲子園】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:鳴門渦潮高校の甲子園出場回数は何回ですか?
A1:2026年夏の第108回大会を含めて、夏の甲子園は通算9回です。鳴門工業が5回、鳴門第一が1回、統合後の鳴門渦潮が3回出場しています。

Q2:鳴門渦潮は2026年夏の甲子園で何回戦まで進みましたか?
A2:2回戦まで進みました。1回戦で八王子実践に2-1で勝利しましたが、2回戦で霞ケ浦に1-5で敗れました。

Q3:2026年の徳島大会決勝で鳴門渦潮はどこに勝ちましたか?
A3:2026年7月27日の決勝で阿南光と対戦し、7-4で勝利しました。この結果、2年ぶり9度目、統合後3度目の夏の甲子園出場を決めました。

Q4:鳴門渦潮高校はいつ統合によって誕生しましたか?
A4:2012年4月です。徳島県立鳴門第一高校と鳴門市立鳴門工業高校の再編統合によって開校しました。校地は2015年度に鳴門工業の旧校地へ統合されています。

Q5:2026年の鳴門渦潮高校の監督と主将は誰ですか?
A5:監督は森恭仁、主将は西岡大誠です。エースの西村大輝も、投打の中心として2026年夏の徳島大会と甲子園で活躍しました。

Q6:2026年秋季大会の鳴門渦潮の結果はどうなりましたか?
A6:2026年9月19日の秋季徳島大会2回戦で城南と対戦し、1-5で敗れました。夏の甲子園での2回戦敗退に続き、秋の大会も2回戦で姿を消しています。

まとめ:鳴門渦潮高校は2026年に甲子園初勝利を達成

鳴門渦潮高校の2026年夏は、徳島大会決勝で阿南光を7-4で破り、2年ぶり9度目の甲子園出場を決めたところから始まった。全国大会では八王子実践との延長10回の接戦を2-1で制し、統合後初の甲子園勝利を記録。その後、霞ケ浦に1-5で敗れ、2回戦敗退となった。

出場回数の9回には、2012年の統合前に活躍した鳴門工業と鳴門第一の歴史も含まれている。現校名での出場は2017年、2024年、2026年の3回だ。

森恭仁監督、西岡大誠主将、エース西村大輝を中心とした2026年のチームは、全国大会で初勝利という確かな足跡を残した。秋季大会では城南に敗れたものの、これからの鳴門渦潮を評価するうえでは、新チームの成長と次の全国大会への挑戦が注目される。

鳴門工業・鳴門第一から受け継いだ伝統と、統合後の鳴門渦潮が築いた新しい歴史。その両方を踏まえることで、2026年の甲子園初勝利が持つ意味をより深く理解できる。

主な事実確認資料: 鳴門渦潮高校公式サイト、日本高等学校野球連盟、徳島県公式資料、徳島新聞、高校野球ドットコム、スポルティーバの大会記録・報道を参照しています。

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トレンドリサーチャー 白木 奈緒
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プロ野球・サッカー・格闘技の選手情報を担当する編集者。リーグ公式やクラブの発表、試合記録を一次情報とし、移籍や記録の数値は公式記録で確認してから掲載します。

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