「ポツンと一軒家」の新潟県の放送回では、東京から雪深い山間部へ移住した夫婦の暮らしや、かつて集団移転によって姿を消した集落に生まれた交流の場など、自然とともに生きる人々の物語が紹介されてきました。
特に注目されたのが、2026年4月12日放送の新潟県の山間部に暮らす夫婦の回です。林業や冬場の除雪の仕事、妻を支えた野鳥の声のライブ配信など、都会とは異なる生活の実態が描かれました。加えて、2025年1月19日の92歳男性が自力で建てた山小屋の回や、同年11月16日の「手づくり村 相川」の放送も、新潟の過去回として見逃せません。
【2026年4月12日放送】新潟県の山間部で暮らす移住夫婦の物語

2026年4月12日(日)午後7時54分から放送された「ポツンと一軒家」では、新潟県の雪深い山間部に建つ赤い屋根の古民家が調査対象になりました。
深い森に囲まれた一軒家に暮らしていたのは、当時58歳の夫と51歳の妻。以前は東京で生活していた夫婦ですが、約15年前に新潟県の麓の集落へ移住し、雪国での暮らしに少しずつ慣れていきました。
その後、約10年前に現在の山奥の家と出会い、夫婦で移り住んだと紹介されています。
移住を決断した理由は田舎暮らしへの憧れ
番組の放送内容によると、夫の栗原進也さんは42歳で新潟への移住を決断しました。以前の仕事は内装業で、移住後は森林組合で働き、林業に携わるようになったといいます。
もともと田舎暮らしへの憧れがあり、スノースポーツが好きだったことも移住の後押しになりました。家族も移住に賛同し、新しい生活を始めたそうです。
最初から山奥の一軒家に住んでいたわけではありません。まず麓の集落で地域の生活や雪への対応を覚え、その後、さらに自然に囲まれた場所へ移っていったという経緯が印象的です。
妻を支えたのは森に響く野鳥の声
この夫婦の物語で特に心に残るのが、妻の病気と、その後の暮らしの変化です。
妻は移住してほどなく脳の病気を患い、病後しばらくは家から出ることも難しく、気持ちが沈んでいたといいます。そんな時期に心を癒やしてくれたのが、窓の外から聞こえてくる鳥たちの声でした。
やがて妻は、自然の景色や野鳥の鳴き声を多くの人に届けたいと考え、動画サイトでライブ配信を始めます。森の景色を映し、野鳥や虫の声をそのまま届ける活動です。
夫婦にとって山の自然は、単なる生活環境ではありません。病後の心を支え、新しい楽しみや人とのつながりを生み出す存在にもなっていました。
【林業・除雪車】新潟の雪国暮らしは想像以上に厳しい?
番組で紹介された夫婦の生活は、自然に囲まれた穏やかな風景だけではありません。冬の新潟で暮らすには、雪への対応が毎日の生活に深く関わってきます。
夫は林業と冬場の除雪を仕事にする
夫の栗原さんは、移住後に林業を始めました。専門的な知識や技術を教わりながら仕事を覚えていったといいます。
本人は、夏の暑さや真冬の雪の中で仕事を終え、無事に家に帰れたと感じる瞬間に大きな達成感があると話しています。
「生きている感覚と達成感がとても大きいんです」
冬場には除雪車による雪かきの仕事も請け負っています。山間部では道路の除雪が生活や仕事を続けるための重要な条件になるため、地域を支える仕事という側面もあります。
積雪と早朝の除雪が日常になる生活
番組の放送記録では、雪が約10センチ積もると除雪作業を行い、午前3時ごろから仕事を始める生活が紹介されました。
冬は睡眠時間の確保も難しく、常に寝不足になりやすいといいます。山の家の周辺では、以前は4軒あった集落も1軒だけになっており、隣家まで約2.5キロ離れているという環境です。
家賃は月額2万5,000円と紹介されましたが、住居費が安いことだけで山暮らしの負担を判断することはできません。
2022年の大雪では3日間の停電も
番組では、2022年の大雪によって夫婦の家が孤立した経験も紹介されました。
当時は3日間にわたって停電し、断水も発生。飲み水を確保するために雪を利用したという、厳しい状況もあったそうです。
冬の暖房には薪ストーブやファンヒーターを使い、生活用品の買い出しにも工夫が必要です。自家栽培のなめこやキクラゲなどを食卓に取り入れる一方、生野菜は貴重な存在になっています。
この放送が伝えたのは、自然の豊かさと引き換えに、雪や停電、買い物、交通といった問題に日々向き合う現実でした。
【新潟県の過去の放送回】2025年の山小屋と手づくり村を比較
新潟県が舞台になった「ポツンと一軒家」は、2026年4月12日の夫婦の回だけではありません。2025年にも、中越地方の山小屋や、消滅した集落の跡地を再生した場所が取り上げられています。
特に重要なのは、92歳男性の山小屋と「手づくり村 相川」は別々の放送回だという点です。
| 放送日 | 舞台・登場人物 | 主な放送内容 |
|---|---|---|
| 2025年1月19日 | 新潟県中越地方・92歳男性 | 70歳で自力建築した山小屋とブナ林での時間 |
| 2025年11月16日 | 新潟県・山ノ相川 | 廃村跡地に作られた手づくり村と元住民の交流 |
| 2026年4月12日 | 新潟県山間部・栗原夫妻 | 東京からの移住、林業、除雪、野鳥のライブ配信 |
この3つの放送回には、山奥で暮らす人々の人生を紹介するという共通点があります。しかし、山小屋を自分で建てた男性、故郷を交流の場として残した人々、自然の中で新しい生活を築いた夫婦では、山との関わり方が異なっています。
【2025年1月19日放送】新潟県中越地方で92歳男性が自力建築した山小屋
2025年1月19日の放送では、新潟県中越地方のブナ林に囲まれた場所にある、青い屋根の山小屋が紹介されました。
そこに通い続けていたのは、放送当時92歳の男性です。驚くべきことに、この山小屋は男性が70歳のときに自力で建てたものでした。
建築経験がないのに、どうやって山小屋を建てたのか
男性は長年バスの運転手として働いていました。建築職人ではありませんでしたが、職人が家を建てる様子を見学するうちに、建築の方法を覚えたと紹介されています。
ブナ林が好きで、その景色を眺めながら過ごしたいという思いから土地を借り、山小屋を自分で建てました。
番組では、完成した建物の立派な姿にスタジオも驚きました。92歳になっても山小屋へ通い、自然の中で過ごすことを楽しみにしている姿が印象的でした。
山小屋へ通い続けることが生活の楽しみ
男性にとって山小屋は、単なる別荘ではありません。ブナ林を眺め、深呼吸をして、自然の中で過ごすための大切な場所です。
放送では、男性が「ブナ林を眺めながら深呼吸するのが楽しい」と語り、所ジョージも山小屋に通うことが元気の秘訣になっているのではないかと感心していました。
林修も、自然の景色に幸せを見いだす暮らしに敬意を示しています。
なお、この男性の山小屋回は2025年1月19日の放送です。2026年4月12日の移住夫婦の回や、2025年11月16日の手づくり村の回と混同しないようにしたいところです。
【2025年11月16日放送】廃村に残された「手づくり村 相川」の正体
2025年11月16日の放送では、新潟県の山間部にあった山ノ相川という集落の跡地が登場しました。
衛星写真には、きれいに整備された耕作地と建物が写っていました。しかし、捜索隊が周辺住民に聞き込みをすると、そこはすでに住民が暮らしていない場所だと判明します。
豪雪によって姿を消した山ノ相川
山ノ相川は、かつて複数十軒の家が集まる山間集落でした。番組の放送記録では、最盛期には42世帯が生活していたと紹介されています。
しかし、冬になると豪雪によって集落が孤立するなど、生活環境は厳しいものでした。人口減少も重なり、昭和48年(1973年)に廃村になったと伝えられています。
元住民の一部は麓の地域へ移転し、その後も故郷とのつながりを保っていました。
元住民たちが作った交流の場所
集落跡地に残されていたのが「手づくり村 相川」です。
元住民の渡部さんが、自宅跡を活用して山遊びをする場所を作ったことが始まりでした。新潟出身で工務店を経営していた和田さんとも交流が生まれ、元住民を含む仲間たちが集まる場所へと発展していきます。
番組で紹介された活動の規模は、当初約20人で始まり、最も多い時期には約70人が集まるほどになりました。参加者の高齢化が進んだ放送時点では、約10人が活動していたといいます。
特徴的なのは、建物にも手づくりの工夫が詰まっていることです。譲り受けた木製電柱や古材などを再利用し、渡部さんが山小屋や施設を整備しました。
芋煮会に集まる人々が守る故郷
番組では、放送後の再訪で秋の恒例行事である芋煮会の様子も紹介されました。
畑で育てた里芋や大根などを使い、仲間たちで料理を囲む時間です。かつて暮らしていた場所に集まり、昔の思い出を語りながら過ごす姿には、単なる観光施設とは違う魅力があります。
手づくり村は、廃村になった集落を元の姿に戻す取り組みではありません。住民がいなくなった故郷を、仲間と再会できる場所として残す活動です。
人が住まなくなった場所でも、そこに集まる人がいれば新しい役割が生まれる。その点が、この放送回の大きな見どころでした。
【2026年最新情報】所ジョージ・林修の出演とTVer・ABEMAの見逃し配信
「ポツンと一軒家」は、ABCテレビ制作・テレビ朝日系列で放送されている番組です。
番組の基本的な出演者は、MCの所ジョージとパネラーの林修。衛星写真から見つけた一軒家を調査し、そこで暮らす人々の人生や地域の歴史を掘り下げます。
2026年4月12日の出演者
新潟県の移住夫婦が登場した回の出演者は次のとおりです。
- MC:所ジョージ
- パネラー:林修
- ゲスト:志田未来
- ゲスト:畑芽育
志田未来は夫婦の暮らしについて、日々達成感を味わっていることが素敵だと感想を述べました。畑芽育も、都会では感じる機会の少ない四季の素晴らしさに感銘を受けた様子でした。
2026年11月の最新放送予定
2026年11月3日時点で、ABCテレビの公式番組ページには、次回放送として11月8日(日)午後7時54分が掲載されています。
番組は引き続き所ジョージと林修を中心に、日本各地の山間部や人里離れた場所を訪ねる構成です。
TVer・ABEMAで過去の新潟回は見られる?
番組はTVerとABEMAで見逃し配信の対象になることがあります。ただし、すべての過去回がいつでも視聴できるわけではありません。
- TVer:基本的には放送終了後から次回放送直前までが見逃し配信期間です。
- ABEMA:見逃し視聴に対応する番組がありますが、作品ごとに視聴期限が設定されています。
- 過去回:2025年1月19日や11月16日、2026年4月12日の回が現在も配信されているかは、各サービスの番組詳細で確認する必要があります。
検索するときは「ポツンと一軒家 新潟 2026年4月12日」「ポツンと一軒家 92歳 山小屋 2025年1月19日」「ポツンと一軒家 手づくり村 2025年11月16日」など、放送日や内容を組み合わせると目的のエピソードを探しやすくなります。
【ポツンと一軒家新潟】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ポツンと一軒家の新潟県の夫婦が登場した放送日はいつですか?
A1:2026年4月12日(日)です。東京から新潟県へ移住した夫婦が、林業や冬場の除雪、野鳥のライブ配信をしながら暮らす様子が紹介されました。
Q2:92歳男性が自力で山小屋を建てた放送回はいつですか?
A2:2025年1月19日です。新潟県中越地方のブナ林にある山小屋で、男性は70歳のときに建築経験がない状態から自力で建物を完成させたと紹介されました。
Q3:手づくり村 相川が登場したのはいつですか?
A3:2025年11月16日です。廃村になった山ノ相川の跡地に、元住民や仲間たちが集まる交流の場として作られた施設が紹介されました。
Q4:2026年4月12日の新潟回はTVerで見られますか?
A4:TVerでは見逃し配信が行われることがありますが、基本的な配信期間は次回放送直前までです。2026年11月時点での配信状況は、番組詳細ページで確認してください。
Q5:新潟県の過去回は何回ありますか?
A5:今回取り上げた代表的な放送回は、2025年1月19日、2025年11月16日、2026年4月12日の3回です。それぞれ山小屋、手づくり村、移住夫婦という異なるテーマが描かれています。
まとめ:【プロの結論】新潟のポツンと一軒家が伝える本当の豊かさ
新潟県が舞台となった「ポツンと一軒家」の放送回を振り返ると、単に山奥で暮らす人々を紹介するだけではない、地域と人生の深いつながりが見えてきます。
2026年4月12日の栗原夫妻は、東京での生活から新潟の山間部へ移り、林業や除雪の仕事を通じて新しい生きがいを見つけました。妻にとっては野鳥の声が心の支えとなり、ライブ配信という新しい活動にもつながっています。
2025年1月19日の92歳男性は、70歳で山小屋を自力建築し、年齢を重ねてもブナ林を楽しむ時間を大切にしていました。2025年11月16日の手づくり村では、廃村となった故郷を仲間が集まる場所として残す人々の姿が紹介されました。
これらの放送から読み取れるのは、自然の中で暮らす豊かさは、単に便利な生活を手放すことでは得られないということです。仕事、住居、地域との関係、自然との向き合い方を自分たちで築いていくことが、山暮らしの大きな魅力になっています。
一方、実際に山間部への移住を考える人は、次の条件を確認する必要があります。
- 冬季の積雪量と道路の除雪体制
- 停電・断水時の備えと水源の確保
- 仕事や収入を継続できる環境
- 医療機関までの距離や緊急時の交通手段
- 地域との関係や日常的な買い物の利便性
新潟の山奥で暮らす人々の姿は、都会と田舎のどちらが優れているかを競うものではありません。自分にとって何が幸せなのかを考え、その場所で自分らしい生活を作っていくことの大切さを教えてくれます。
2026年も続く「ポツンと一軒家」。今後の新潟県の放送回でも、自然とともに生きる人々の新たな物語に注目したいところです。
主な参照資料: ABCテレビ公式番組情報、テレ朝POST(2025年1月19日・2025年11月16日・2026年4月12日)、MANTANWEB、TVでた蔵、TVer・ABEMA公式ヘルプ。