PSP(プレイステーション・ポータブル)の発売日は、日本では2004年12月12日です。ソニー・コンピュータエンタテインメント(現在のソニー・インタラクティブエンタテインメント)が発売した携帯型ゲーム機で、当時の家庭用ゲーム機に迫るグラフィック性能と、ゲーム・音楽・映像を持ち運べる多機能性で大きな話題を集めました。
2026年10月現在、PSP-1000からPSP-2000、PSP-3000、PSP goまでの発売日を振り返ると、モデルごとに異なる進化の過程が見えてきます。また、新型PSPやPSPの後継機に関する噂も絶えません。過去の発売日と最新のソニー公式発表を照らし合わせながら、気になる噂の真相、サービスの現状、ネット上で混同されやすい情報まで詳しく解説します。
【2026年最新】PSPの発売日はいつ?初代モデルの歴史を解説

PSPの初代モデルであるPSP-1000は、2004年12月12日(日)に日本国内で発売されました。
発売元は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)。2004年10月27日に発売日と価格を正式発表しています。
当時の価格は次のとおりです。
- 本体標準モデル:19,800円(税抜)
- 消費税込み価格:20,790円
- バリューパック:24,800円(税抜)
- バリューパック税込価格:26,040円
当時の発表資料では、PSP-1000の特徴として4.3インチのワイド液晶、無線LAN、UMDドライブ、ステレオスピーカーなどが紹介されていました。
特に注目されたのが、PlayStation 2に匹敵する映像表現を携帯機で楽しめるという点です。ゲームだけでなく、動画や音楽も楽しめる設計は、従来の携帯型ゲーム機とは異なる方向性を打ち出していました。
日本・北米・欧州で発売日は異なる
PSPは日本を皮切りに、海外市場へ順次展開されました。
| 地域 | 発売日 |
|---|---|
| 日本 | 2004年12月12日 |
| 北米 | 2005年3月24日 |
| アジア | 2005年5月 |
| 欧州・PAL地域 | 2005年9月1日 |
日本と北米では約3か月、欧州では約9か月の発売時期の違いがありました。
ソニーの公式発表によると、欧州では2005年9月1日に発売されています。世界展開に伴って販売地域が広がり、PSPはPlayStationブランドの携帯型ゲーム機として存在感を高めていきました。
12月11日と12月12日、どちらが正しい?
実は、PSPの発売日を調べると、12月11日という日付が掲載されているケースがあります。
これはPlayStation公式の英語版歴史ページにも見られる記載です。一方、2004年10月27日に公開された日本向けの当時の発売告知では、発売日は明確に「12月12日(日)」となっています。
つまり、ソニー関連の公式資料同士でも日付に食い違いがあります。
日本国内の発売日を調べる場合は、当時の日本向け発売告知に記された2004年12月12日を基準にするのが適切です。
【モデル別発売日一覧】PSP-1000からPSP goまでの違い
PSPは初代発売後も改良が続きました。
薄型・軽量化を実現したPSP-2000、液晶画面を改良したPSP-3000、UMDドライブを廃止したPSP goなど、それぞれ異なる特徴があります。
PSP歴代モデルの発売日と主な特徴
| モデル | 日本での発売日 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| PSP-1000 | 2004年12月12日 | 初代モデル。UMDドライブ搭載 |
| PSP-2000 | 2007年9月20日 | 薄型・軽量化、映像出力機能 |
| PSP-3000 | 2008年10月16日 | 高画質液晶、マイク標準搭載 |
| PSP go | 2009年11月1日 | スライド式、16GB内蔵、UMD廃止 |
| PSP-E1000 | 2011年11月 | 欧州・PAL地域向けモデル |
※PSP-E1000は欧州・PAL地域での発売時期です。日本国内での正式発売日は設定されていません。
PSP-1000:2004年12月12日発売
初代PSP-1000は、シリーズの出発点となったモデルです。
4.3インチの16対9ワイド液晶を搭載し、480×272ピクセルの解像度に対応。UMDという独自の光ディスクを採用し、ゲームソフトだけでなく映像コンテンツも楽しめました。
無線LANによるインターネット接続や、最大16台のPSPを直接接続するアドホック通信にも対応しています。
当時としては、携帯ゲーム機に通信・映像・音楽機能を統合した意欲的な製品でした。
PSP-2000:2007年9月20日発売
PSP-2000は、初代モデルの基本性能を引き継ぎながら、本体の薄型・軽量化を実現したモデルです。
主な変更点は次のとおりです。
- 重量を約280gから約189gへ軽量化
- 本体の厚さを約23mmから約18.6mmへ薄型化
- テレビへの映像出力機能を搭載
- 新しい本体カラーを追加
特に携帯性の改善は大きなポイントでした。
2007年11月のソニー公式発表では、PSP-2000が国内発売から約2か月で累計販売台数100万台を達成したことも明らかにされています。
PSP-3000:2008年10月16日発売
PSP-3000は、PSP-2000からさらに表示品質を向上させたモデルです。
最大の特徴は高コントラスト液晶の採用とマイクの標準搭載です。
主な改良点は以下のとおりです。
- 高コントラスト液晶による表示品質の向上
- マイクを標準搭載
- 従来の基本設計とゲームソフトの互換性を継承
- 新しい本体カラーを展開
外観はPSP-2000と似ていますが、画面の見え方や本体機能に違いがあります。
発売時の基本カラーはピアノ・ブラック、パール・ホワイト、ミスティック・シルバーの3色でした。
PSP go:2009年11月1日発売
PSP goは、従来のPSPとは大きく異なる設計を採用したモデルです。
最大の変更点は、UMDドライブを廃止し、16GBの内蔵フラッシュメモリーを搭載したことでした。
液晶画面をスライドさせて操作部分を露出させる独特のデザインも特徴です。
日本での発売日は2009年11月1日、希望小売価格は税込26,800円でした。
UMDを持ち運ぶ必要がなくなり、ダウンロードコンテンツを中心に楽しむスタイルを提案した製品です。
【進化の経緯】なぜPSPは4つの主要モデルに分かれたのか
PSPの歴史を理解するには、単に発売日を並べるだけでなく、それぞれのモデルが登場した背景を知る必要があります。
初代から薄型モデルへの転換
2004年のPSP-1000は、携帯ゲーム機に高画質なゲーム体験を持ち込むことを目指していました。
しかし、携帯性という観点では、本体の重量や厚さが課題になり得ました。
そこで登場したのがPSP-2000です。
約280gだった本体重量が約189gまで軽くなり、厚さも約18.6mmに抑えられました。
この変更は、単なるデザイン変更ではありません。持ち運びやすさを改善し、外出先でゲームを楽しむという携帯機本来の価値を高める改良でした。
PSP-3000で映像体験を強化
2008年のPSP-3000では、液晶画面の表示品質が改善されました。
また、マイクの標準搭載によって音声を使った機能にも対応し、ゲーム以外の用途も広がりました。
PSPは、ゲームを遊ぶためだけの機器から、さまざまなデジタルコンテンツを楽しむ端末へと進化していったのです。
PSP goが示したデジタル販売への転換
PSP goは、シリーズの中でも特に象徴的な存在です。
従来のUMDを使わず、内蔵ストレージにコンテンツを保存する方式を採用しました。
この設計は、現在のダウンロード販売を中心とするゲーム市場を先取りするものでした。
ただし、UMDを持っているユーザーが従来のゲームをそのまま利用できないという制約もありました。
ここには、デジタル化の利便性と、既存のパッケージ資産を引き継ぐ難しさという問題が表れています。
【2026年最新情報】新型PSP・PSP後継機の発売日は決まった?
2026年10月現在、PSPの新型モデルや「PSP 2」「PSP 3」といった名称の後継機について、ソニーから正式な発売日は発表されていません。
一方で、PlayStationの将来に関する公式発言はあります。
ソニーが2026年に発表した次世代プラットフォームの方針
2026年6月5日、ソニーはGame & Network Services部門の説明会を開催しました。
SIEの西野秀明社長兼CEOは、PlayStationの次世代プラットフォームと関連コンテンツへの投資を継続していることを説明しています。
また、プレイヤーの遊び方の変化に対応し、より幅広いユーザーがPlayStationのエコシステムにアクセスできるようにする方針も示されました。
ただし、この説明会では新型PSPの製品名や発売日、価格、具体的な仕様は発表されていません。
PlayStation Portalは新型PSPなのか?
ここで混同されやすいのが、PlayStation Portalです。
PlayStation PortalはPS5のゲームをリモートプレイで楽しむための専用端末です。
従来のPSPのように独立したゲーム機としてUMDソフトを動かす製品ではありません。
| 比較項目 | PSP | PlayStation Portal |
|---|---|---|
| 製品の位置づけ | 携帯型ゲーム機 | リモートプレイ専用端末 |
| ゲームの実行 | 本体で実行 | PS5などからのリモートプレイ |
| UMD対応 | 対応モデルあり | 非対応 |
| 発売時期 | 2004年 | 2023年 |
| 主な用途 | 携帯ゲーム・映像・音楽 | PS5ゲームの遠隔プレイ |
PlayStation Portalは、携帯型の画面とコントローラーを備えているため、外観だけを見るとPSPの後継機のように感じられます。
しかし、製品としての役割は異なります。
PSP 2・PSP 3の発売日という噂の真相
ネット上では、ソニーが新しい携帯型ゲーム機を開発しているのではないかという噂が繰り返し話題になります。
特に、PSPの後継機という位置づけで「PSP 2」「PSP 3」という呼び方が使われることがあります。
ただし、これらは正式な製品名ではありません。
2026年のソニーの公式説明から読み取れるのは、次世代プラットフォームへの投資と、従来のリビング中心ではないゲーム体験への対応です。
そこから携帯型ゲーム機の登場を期待する声が出ることは自然ですが、具体的な発売日まで確定したという情報にはなっていません。
2026年10月31日時点では、新型PSPの発売日を確定情報として扱うことはできません。
【現在の利用状況】PSPの修理・ゲーム購入サービスはどうなった?
PSPは現在も中古市場で流通していますが、発売当時と同じようにメーカーサポートを利用できるわけではありません。
2026年に中古PSPを購入する場合は、修理対応とゲームの入手方法を理解しておく必要があります。
PSP各モデルの公式修理受付終了日
ソニーの日本向けサポートページでは、PSP各シリーズのアフターサービス受付終了日が公開されています。
| モデル | 修理受付終了日 |
|---|---|
| PSP-1000シリーズ | 2014年3月31日 |
| PSP-2000シリーズ | 2014年3月31日 |
| PSP-3000シリーズ | 2019年9月30日 |
| PSP go(N1000シリーズ) | 2016年7月31日 |
つまり、2026年現在、これらのモデルはメーカーによる通常のアフターサービス受付が終了しています。
中古品を購入する際は、次の部分を確認しておくと安心です。
- バッテリーが正常に充電できるか
- 液晶画面に黄ばみや表示不良がないか
- ボタンやアナログパッドが正常に動くか
- UMDドライブが読み込みできるか
- 充電端子や本体外装に破損がないか
特に古い本体は、バッテリーの劣化状態を慎重に確認する必要があります。
PSPのゲームは2026年でも購入できる?
PSPのPlayStation Storeでは、2021年7月2日に購入機能が終了しました。
ソニーは2021年4月19日の公式ブログで、PS3とPS Vitaのストア運営は継続する一方、PSPの購入機能は予定どおり終了すると説明しています。
ただし、購入済みコンテンツの再ダウンロードについては、ソニーのサポート案内で引き続き利用できる旨が案内されています。利用地域やアカウントの条件には注意が必要です。
そのため、2026年にPSPを使い始める場合は、UMDソフトを中古で入手する方法と、過去に購入したダウンロードコンテンツを利用する方法を分けて考える必要があります。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】PSP発売日で混同される情報
PSP発売日を調べると、複数の情報が入り交じっていることがあります。
特に注意したいのは、発売日とモデル名、そして後継機の噂です。
① 初代PSPの発売日は12月11日なのか12月12日なのか
前述のとおり、PlayStation公式の英語版歴史ページには2004年12月11日と記載されています。
一方、当時の日本向け公式プレスリリースは12月12日です。
この食い違いが、ネット上で発売日を調べたときに異なる日付が表示される一因になっています。
② PSP-2000はPSPの2代目ではなく別のゲーム機なのか
PSP-2000は新しいゲーム機のシリーズではなく、PSPの改良モデルです。
PSP-1000との基本的な互換性を維持しながら、薄型・軽量化などを実現しています。
そのため、PSP-2000の発売日をPSPそのものの初発売日として紹介するのは誤りです。
③ PSP goはPSP-4000なのか
PSP goも独立した新世代のゲーム機ではありません。
PSPシリーズの新モデルであり、UMDドライブを廃止してダウンロード中心の利用形態を採用した製品です。
PSP-3000の後に発売されましたが、PSP-4000という正式な型番ではありません。
④ 新型PSPの発売が2026年に決定したという噂
次世代携帯型ゲーム機の開発をめぐる情報は、正式発表と報道・予測を区別する必要があります。
ソニーが次世代プラットフォームへの投資を明らかにしていることは事実です。
しかし、PSPの後継機の名称や発売日を確定した公式発表とは別の話です。
発売日をめぐる大規模な炎上が起きたという確かな公式情報もなく、現状では日付の記載差や後継機への期待が混同の主な論点です。
【プロの結論】PSPの発売日とモデル選びで失敗しない判断基準
PSPの歴史を振り返ると、各モデルには明確な設計上の違いがあります。
2026年にPSPを購入したい人は、発売日の古さだけで判断するのではなく、何を楽しみたいかを基準に選ぶことが大切です。
初代PSP-1000がおすすめの人
初代モデルのデザインや発売当時の雰囲気を楽しみたい人に向いています。
ただし、重量は約280gと後継モデルより重く、現在はメーカー修理も終了しています。
PSP-2000がおすすめの人
薄型・軽量化されたPSPを楽しみたい人に適しています。
初代モデルより持ち運びやすく、PSPの基本的なゲーム体験を楽しめます。
PSP-3000がおすすめの人
液晶画面の表示品質や標準マイクを重視する人に向いています。
シリーズの中でも、従来型PSPの機能をバランスよく備えたモデルです。
PSP goがおすすめの人
UMDを使わないコンパクトなデザインや、スライド式の独特な操作感を楽しみたい人に向いています。
ただし、UMDソフトを直接利用できないため、パッケージ版ゲームを中心に楽しみたい人にはおすすめしにくいモデルです。
【PSPの発売日】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:初代PSPの発売日は何年何月何日ですか?
A1:日本国内では2004年12月12日(日)に発売されました。希望小売価格は税抜19,800円、税込20,790円です。
Q2:PSP-3000とPSP-2000の発売日はいつですか?
A2:PSP-2000は2007年9月20日、PSP-3000は2008年10月16日に発売されました。PSP-2000は薄型・軽量化、PSP-3000は液晶画面の改良とマイクの標準搭載が主な特徴です。
Q3:2026年に新型PSPは発売されますか?
A3:2026年10月31日現在、新型PSPやPSP後継機の正式な発売日は発表されていません。ソニーは次世代プラットフォームへの投資を表明していますが、具体的な携帯型ゲーム機の発売情報は公表していません。
まとめ:PSPの発売日は2004年12月12日!2026年の最新動向にも注目
PSPは2004年12月12日に日本で発売され、PSP-2000、PSP-3000、PSP goと進化を重ねてきました。
今回紹介した重要な発売日を振り返ると、次のようになります。
- 2004年12月12日: 初代PSP-1000
- 2007年9月20日: PSP-2000
- 2008年10月16日: PSP-3000
- 2009年11月1日: PSP go
PSPは、携帯型ゲーム機に高画質なゲーム、通信機能、映像・音楽再生を統合した製品として、PlayStationの歴史に大きな足跡を残しました。
2026年現在は、メーカー修理やPSP向けの新規購入サービスが終了している一方、過去のゲーム資産や中古本体を楽しむ方法は残されています。
新型PSPや後継機の登場についても期待が集まっていますが、正式な発売日が発表されるまでは、ソニーの公式発表と噂を区別して情報を追うことが大切です。
初代PSPの発売から20年以上が経過した今も、その独自のゲーム体験と歴代モデルの個性は、多くのゲームファンにとって魅力的な存在であり続けています。