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最近地震が多い理由は?2026年の発生回数と熊本M7.1後の活動を徹底検証

如月 淳 如月 淳 • 更新: • 公開: • 読了約 24 分
目次

2026年11月現在、日本各地で地震の発生が相次ぎ、「最近、地震が多くなっているのではないか」「大きな地震の前兆なのではないか」と不安を感じる人も少なくない。実際、2026年10月28日までに国内で観測された震度1以上の地震は2,536回に達している。一方、同じ期間の平均は2,625.3回であり、全国的に見れば、おおむね平均並みの水準だ。

注目すべきなのは、2026年7月28日に発生した熊本県熊本地方のM7.1・最大震度7の地震だ。発生後も熊本県周辺では地震活動が続き、気象庁は10月30日時点でも平常時より地震の多い状態が続いていることを公表している。加えて、三陸沖や岩手県沖などでも大きな地震が発生しており、地域ごとに異なる地震活動が同時期に目立っている。

では、日本の地震は本当に増えているのか。余震や群発地震が長く続くのはなぜなのか。気象庁の震度データベースや地震調査研究推進本部の評価をもとに、2026年の実態、プレートや活断層の仕組み、南海トラフ地震との関係、今からできる防災対策まで詳しく解説する。

【2026年最新データ】最近地震が多い理由は?日本の地震回数を検証

最近地震が多い理由

最初に確認したいのは、実際に日本で発生している地震の回数だ。

地震が続くと、全国的に地震活動そのものが活発化しているように感じる。しかし、体感的な印象と統計上の変化は必ずしも一致しない。

2026年10月28日までの震度1以上は2,536回

2026年の地震回数を気象庁の震度データベースに基づいて集計した「くらしデータ」の地震カウンターでは、10月28日までの震度1以上の地震は次のようになっている。


2026年1月1日〜10月28日

2,536回


震度1以上の地震発生回数


同時期の平均
2,625.3回


平均との差
89.3回少ない


1996年以降の同時期順位
31年間で7番目に多い

出典:気象庁の震度データベースに基づく2026年10月28日までの集計。

この数字から分かるのは、2026年の地震回数が極端に突出しているわけではないということだ。

同時期の平均を約90回下回っているため、全国的な震度1以上の発生回数だけを見れば、平年並みと評価できる。

ただし、過去31年間で7番目に多い側に位置していることも見逃せない。平均的な水準に近いからといって、個々の地域で地震活動が落ち着いているとは限らない。

震度別に見る2026年の地震回数

同じ集計では、震度別の内訳も公表されている。

最大震度 発生回数
震度1 1,657回
震度2 587回
震度3 221回
震度4 51回
震度5弱 12回
震度5強 5回
震度6弱 1回
震度6強 1回
震度7 1回
合計 2,536回

ここで注目したいのは、震度1や震度2の比較的小さな揺れが大部分を占めていることだ。

地震の回数が多いことと、大きな被害をもたらす地震が頻発していることは同じではない。

また、震度とマグニチュードも区別する必要がある。

- 震度:ある地点で実際に観測された揺れの強さ
- マグニチュード:地震そのものの規模

同じ地震でも、震源からの距離や地盤の性質によって観測される震度は変わる。

日本の地震は本当に増えているのか

長期的な比較では、観測体制の変化も考慮しなければならない。

日本地震学会によると、震度1以上の有感地震は、日本とその周辺で年間約2,000回発生している。単純計算では1日平均5〜6回程度だ。

一方、1993年の北海道南西沖地震や1995年の阪神・淡路大震災を経て、震度観測点は大幅に増加した。観測網の拡充によって、以前なら把握できなかった小さな揺れも記録されるようになっている。

つまり、現在の観測回数と過去の観測回数を単純に比較するだけでは、地震活動そのものが増加したとは判断できない。

2026年の数字が示しているのは、全国的な地震回数の急増というよりも、複数の地域で目立つ地震活動が発生しているという実態だ。

【2026年の重要事例】熊本M7.1地震後も余震が続く理由

2026年の地震活動を語るうえで、熊本県熊本地方の地震は外せない。

2026年7月28日16時27分、熊本県熊本地方でM7.1の地震が発生した。

気象庁は、この一連の活動を「令和8年熊本地震」と命名している。

7月28日に発生したM7.1の地震とは

気象庁の発表によると、地震の概要は次のとおりだ。

- 発生日時:2026年7月28日16時27分
- 震源地:熊本県熊本地方
- マグニチュード:M7.1(暫定値)
- 震源の深さ:約16km
- 最大震度:7
- 震度7を観測した地域:熊本県宇城市・氷川町

この地震では広い範囲で強い揺れが観測され、長周期地震動階級4も熊本県熊本で観測された。

震源が比較的浅い内陸地震だったことも、強い揺れにつながった要素の一つだ。

2026年の主な地震活動を時系列で比較

2026年は熊本だけでなく、全国各地でM6〜M7クラスの地震が発生している。

地震調査研究推進本部が公表した主な地震活動を整理すると、次のようになる。

発生日 発生地域・規模 主な特徴 1月6日 島根県東部 M6.4 最大震度5強。内陸の地殻内地震。 4月20日 三陸沖 M7.7 最大震度5強。太平洋沿岸で津波を観測。 6月25日 岩手県沖 M7.2 最大震度6強。津波も観測。 7月28日 熊本県熊本地方 M7.1 最大震度7。内陸の地殻内地震。

この一覧で重要なのは、同じ2026年の地震でも発生メカニズムが異なることだ。

三陸沖や岩手県沖では、太平洋プレートと陸側のプレートの境界で発生した地震が確認されている。一方、島根県東部や熊本県熊本地方では、陸域の浅い地殻内地震が発生している。

全国各地の地震が、すべて一つの原因によって同時に増加しているわけではない。

熊本地震の活動は現在どうなっている?

熊本地震後の活動については、気象庁が継続的にデータを公開している。

2026年8月31日までに観測された震度1以上の地震は735回だった。

その後も活動は続き、気象庁の10月30日午前9時時点の集計では、累計876回となっている。


令和8年熊本地震の震度1以上の累計回数
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{item.d}

{item.v}回




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出典:気象庁「令和8年熊本地震」における震度1以上の地震の発生状況。10月30日は午前9時時点。

この推移を見ると、地震の発生回数は8月末以降も増えているものの、初期と比べて増加ペースは大きく低下している。

気象庁も9月24日の見通しで、最大震度5弱程度以上の地震が発生する可能性は低くなり、その発生頻度は1か月に1回程度に相当する状況を下回ったと説明している。

ただし、平常時より地震発生数が多い状態は当分続くとの見解も示している。

つまり、熊本県周辺では活動が減衰している一方、完全に終息したわけではない。

【余震と群発地震の仕組み】なぜ地震は何度も繰り返されるのか

大きな地震の後に何度も揺れが発生すると、「まだ地下で何かが起きているのではないか」と不安になる。

実際、大地震の後には余震が続くことが多い。これは地震の発生メカニズムから説明できる。

余震が長期間続くのはなぜ?

余震とは、大きな地震が発生した後、その震源周辺で続いて発生する地震のことだ。

地下の岩盤は、プレートの動きなどによって長い時間をかけて力を蓄積している。

大地震が発生すると、断層が急激にずれ、蓄積されていたひずみの一部が解放される。

しかし、断層周辺の地下全体が一度に安定するわけではない。

本震によって周囲の岩盤にかかる力のバランスが変化し、その後も不安定になった部分が動くことで、余震が発生する。

気象庁は、余震の回数には次のような特徴があると説明している。

- 本震の直後は余震が多い。
- 時間が経過すると発生回数は減少する。
- 規模の大きな余震は、比較的少ない。
- 本震の規模が大きいほど、余震活動が長期間続く傾向がある。

一般的には、本震発生後1日目の余震回数を基準にすると、2日目は約2分の1、10日目は約10分の1程度になるという関係が知られている。

この減少の仕方は、大森・宇津公式として知られる余震活動の経験則とも関係している。

ただし、回数が減少しているからといって、大きな余震が絶対に発生しないわけではない。

気象庁も、大地震の後は最初の1週間程度、特に最初の2〜3日間に規模の大きな余震が発生する可能性に注意するよう呼びかけている。

群発地震とは何か?余震との違い

地震活動を理解するうえで、もう一つ知っておきたいのが群発地震だ。

群発地震とは、特定の地域で、同程度の規模の地震が集中的に発生する現象を指す。

一般的な本震・余震型とは異なり、明確に突出した本震が存在しない場合もある。

比較項目 余震型 群発地震
発生の特徴 大きな本震の後に続く 同じ地域で多数発生
規模 本震より小さいものが多い 同程度の規模が多い
時間的変化 徐々に減少する傾向 活発化と沈静化を繰り返す
代表的な特徴 本震との関連が明確 本震の区別が難しい

群発地震は、火山周辺で発生することも多く、地下のマグマや流体の移動が関係していると考えられるケースもある。

例えば、1965年から数年間続いた長野県の松代群発地震では、有感地震が6万回を超えた。

ただし、群発地震のすべてが火山活動に起因するわけではなく、発生メカニズムには地域ごとの違いがある。

地震活動が減っても油断できない理由

余震の回数が減ることと、地域の地震リスクがなくなることは別問題だ。

地下の断層周辺には、まだ不安定な部分が残っている場合がある。

また、一連の活動が終了するまでは、最初に発生した地震が本震だったのか、後からより大きな地震が発生する前震だったのかを確実に判断できない。

このため、地震の回数だけを見て安全を判断するのは適切ではない。

地震活動の減衰はリスク低下を示す一つの材料だが、地震が起きなくなることを保証するものではない。

【日本で地震が多い根本原因】プレートの動きと活断層の関係

そもそも、なぜ日本ではこれほど多くの地震が発生するのだろうか。

その答えは、日本列島の地下にある複数のプレートと、長い時間をかけて蓄積される岩盤のひずみにある。

日本列島を取り囲む4つのプレート

日本周辺には、主に次の4つのプレートが存在している。

- 太平洋プレート
- フィリピン海プレート
- 北米プレート
- ユーラシアプレート

海側のプレートは、陸側のプレートの下へ年間数cm程度の速度で沈み込んでいる。

この運動によって、プレート境界やその周辺の岩盤には大きな力が加わる。

岩盤がその力に耐えられなくなると、断層面に沿って急激にずれが発生する。これが地震だ。

日本周辺では、主に次のタイプの地震が発生する。

1. プレート境界型地震

海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込む際、境界部分にひずみが蓄積する。そのひずみが限界に達して岩盤がずれることで発生する。

南海トラフ地震などが代表例だ。

2. プレート内部の地震

沈み込むプレートの内部に力が加わり、内部の断層がずれることで発生する。

3. 陸域の浅い地震

陸側のプレート内部に蓄積されたひずみが原因となり、地下の断層が動くことで発生する。

2026年の熊本地震は、この陸域の浅い地震に分類される。

活断層とは?熊本地震との関係

活断層とは、過去に繰り返し活動し、将来も地震を発生させる可能性がある断層のことだ。

今回の熊本地震で注目されたのが、布田川断層帯と日奈久断層帯である。

地震調査研究推進本部の2026年の評価によると、今回の地震活動は、日奈久断層帯の高野-白旗区間と日奈久区間に沿って主に分布している。

M7.1の震源断層の主要部分も、これらの区間の一部に及んでいると推定された。

現地調査では、氷川町付近で最大約2mの右横ずれ変位も確認されている。

一方、布田川断層帯では、2016年の熊本地震が布田川区間の活動によるものと地震本部が評価している。

つまり、2016年と2026年の熊本地震は、同じ熊本地域で発生したからといって、同じ断層が同じように動いたというわけではない。

この違いを理解することは、地域ごとの地震リスクを正しく把握するうえで重要だ。

2026年の熊本地震後に観測された地殻変動

今回の地震では、地表の揺れだけでなく、地殻そのものの動きも観測されている。

地震調査研究推進本部によると、GNSS観測では熊本県八代市の観測点が北東方向に約87cm移動するなど、熊本県を中心に広い範囲で地殻変動が確認された。

また、M7.1の地震の後には、日奈久断層帯の日奈久区間南西部を中心に、余効変動と考えられる地殻変動も観測されている。

こうした観測データは、地震が単に地面を揺らす現象ではなく、地下の岩盤や断層の状態を大きく変化させる現象であることを示している。

【南海トラフ地震との関係】最近の地震は巨大地震の前兆なのか

地震が全国各地で続くと、南海トラフ地震との関係を心配する声も出てくる。

特に熊本県は九州に位置し、南海トラフの想定震源域とも地理的に近い地域があるため、両者を関連づけて考える人もいる。

しかし、ここでは科学的な区別が必要だ。

熊本M7.1が南海トラフ地震の前兆とは限らない

熊本県熊本地方で発生したM7.1の地震は、陸域の浅い地殻内地震だ。

一方、南海トラフ地震は、フィリピン海プレートが陸側のプレートの下に沈み込むプレート境界で発生する巨大地震として想定されている。

両者は発生する場所もメカニズムも異なる。

そのため、熊本でM7.1の地震が発生したという事実だけから、南海トラフ地震が直前に迫っていると判断することはできない。

ただし、南海トラフ地震そのものへの備えが不要になるわけではない。

気象庁は、南海トラフ沿いの異常な現象やプレート境界の状態変化などを観測し、通常より大規模地震の可能性が高まったと評価される場合には、南海トラフ地震臨時情報を発表する仕組みを運用している。

地震予知は可能なのか

結論からいえば、現代の科学では、地震の発生日時・場所・規模を高い精度で事前に特定することはできない。

例えば、次のような情報には注意が必要だ。

- 11月○日に特定の地域で大地震が発生する。
- 地震雲が出たため数日以内に大地震が起きる。
- 動物の異常行動が巨大地震の確実な前兆である。
- 特定の地域で小さな地震が続いたので、必ず巨大地震が起きる。

気象庁は、地震雲と地震発生との科学的な関係は解明されておらず、具体的な日時や場所を指定する高精度の地震予知も確立されていないと説明している。

一方、地震発生の可能性が相対的に高まったと評価することは可能だ。

ここで重要なのが、南海トラフ地震臨時情報の役割である。

これは「何月何日に地震が起きる」という予知情報ではない。

観測された異常な現象を分析し、平常時と比べて大規模地震の可能性が相対的に高まっているかを評価する情報だ。

また、臨時情報が発表されていないからといって、大地震が発生しないという意味でもない。

地震予知を待つのではなく、いつ発生しても対応できる状態を作っておくことが、現実的な防災の考え方だ。

【今すぐできる地震への備え】2026年に見直したい防災対策

地震の発生回数や今後の予測を気にすることも大切だが、実際に被害を減らすためには、日常生活の中で備えを整えておく必要がある。

特に大きな地震では、建物の倒壊だけでなく、家具の転倒、停電、断水、通信障害、交通機関の停止など、さまざまな問題が発生する。

1. 家具の固定と住宅の耐震性を確認する

まず優先したいのは、自宅内の安全確保だ。

- 食器棚や本棚を転倒防止器具で固定する。
- 寝室に倒れやすい家具を置かない。
- テレビや電子レンジなどを固定する。
- 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る。
- 住宅の耐震診断や耐震補強の必要性を確認する。

特に寝ている時間帯の地震では、家具の転倒や落下物が避難を妨げる可能性がある。

2. 水・食料・防災用品を備蓄する

災害発生後は、スーパーやコンビニの商品が不足したり、物流が止まったりする可能性がある。

家庭で準備しておきたいものは次のとおりだ。


家庭の防災備蓄チェックリスト
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{@body const [checked,setChecked] = DIL.useState()}

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水や食料だけでなく、停電や断水が続いた場合に備えた携帯トイレも重要だ。

3. ハザードマップで避難場所を確認する

自宅や職場、学校の周辺について、自治体が公開しているハザードマップを確認しておきたい。

特に沿岸部に住んでいる場合は、地震の揺れだけでなく津波への対応も必要になる。

確認したい項目は次のとおり。

- 自宅周辺の津波浸水想定区域
- 土砂災害警戒区域
- 洪水・浸水想定区域
- 指定避難所と避難経路
- 徒歩で避難する場合の安全なルート

津波警報や大津波警報が発表された場合は、海岸から離れて高台など安全な場所へ速やかに避難することが基本となる。

4. 家族との連絡方法を決めておく

大地震の際には、携帯電話がつながりにくくなる可能性がある。

家族が別々の場所にいる場合を想定して、次のことを決めておくとよい。

- 災害時の集合場所
- 家族それぞれの避難先
- 災害用伝言ダイヤル171の使い方
- 災害用伝言板の利用方法
- 家族以外の連絡先

政府も2026年11月2日付の事前防災徹底の要請で、家具の固定、備蓄、ハザードマップの確認、非常持ち出し品の準備などを呼びかけている。

防災は大きな地震が発生してから始めるものではない。普段の生活の中で少しずつ準備しておくことが、被害を減らすことにつながる。

【最近地震が多いの理由】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年は日本の地震が本当に増えているのですか?

2026年10月28日までの震度1以上の地震は2,536回で、同時期平均の2,625.3回を下回っている。全国的な回数だけを見ると、おおむね平均並みだ。ただし、熊本県や三陸沖など、地域によっては活発な地震活動が続いている。

Q2:熊本県のM7.1地震の余震はいつまで続きますか?

余震が完全に収まる時期を正確に予測することはできない。2026年10月30日時点でも、令和8年熊本地震に関連する震度1以上の地震は累計876回観測されている。発生回数は減少傾向にあるものの、引き続き気象庁の発表を確認する必要がある。

Q3:地震が頻発しているのは南海トラフ地震の前兆ですか?

全国各地の地震が頻発していることだけで、南海トラフ地震の前兆とは判断できない。南海トラフについては、プレート境界の状態や観測された異常現象などを総合的に評価する必要がある。日頃からの備えを継続することが大切だ。

まとめ:2026年の地震活動から分かることと今後の備え

2026年に日本で地震が多いと感じられる背景には、熊本県のM7.1地震後に続く余震活動、三陸沖や岩手県沖などで発生した大規模地震、そして日本列島を取り囲むプレート運動による継続的な地震活動がある。

今回確認した重要な数字は次の3つだ。

- 2,536回: 2026年10月28日までの全国の震度1以上の地震。
- 735回: 令和8年熊本地震で8月31日までに観測された震度1以上の地震。
- 876回: 同じ熊本地震の活動で10月30日午前9時までに観測された震度1以上の地震。

全国的な発生回数は同時期平均並みだが、熊本県では大地震後の活動が続いている。地域ごとの状況を分けて考えることが、正確な理解につながる。

また、日本ではプレートの沈み込みによって岩盤にひずみが蓄積され、活断層やプレート境界で地震が発生する。余震や群発地震も、こうした地下の力の変化と関係している。

南海トラフ地震についても、具体的な発生日時を予知することはできない。だからこそ、特定の日付や地震の噂に振り回されるのではなく、気象庁や地震調査研究推進本部の公的情報を確認する習慣が大切だ。

地震の発生回数を知ることは、防災の第一歩にすぎない。本当に重要なのは、地震が起きたときに自分と家族の命を守れる準備ができているかどうかだ。

2026年の地震活動を正しく理解し、家具の固定、備蓄、避難経路の確認など、今日からできる対策を一つずつ進めていきたい。


主な参考資料・公的情報

- 気象庁「令和8年熊本地震ポータルサイト」
- 気象庁「震度データベース検索」
- 気象庁「大地震後の地震活動(余震等)について」
- 気象庁「地震予知について」
- 地震調査研究推進本部「2026年の主な地震活動の評価」
- 地震調査研究推進本部「布田川断層帯・日奈久断層帯」
- 日本地震学会「有感地震の頻度」
- 令和8年版防災白書

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如月 淳

芸能・エンタメ領域を10年以上取材してきたデスク。所属事務所の公式リリース、番組公式サイト、配信サービスの告知を一次情報として確認し、裏付けのない情報は記事にしない方針です。

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