西武園ゆうえんちプールの営業休止を理解するには、遊園地全体のリニューアルと、プールの夏季営業を分けて考える必要があります。
遊園地全体は2020年11月からリニューアル工事で休園
実際に西武園ゆうえんちが休園した時期はありました。
2020年10月20日、運営会社はリニューアル工事に伴う休園を発表。公式発表では、2020年11月1日からグランドオープンまでを休園期間としていました。
その後、2021年5月19日にリニューアルオープン。西武鉄道、株式会社西武園ゆうえんち、株式会社刀が協業して進めた大規模プロジェクトが完成しました。
つまり、2021年にプールが一年を通して閉鎖されていたわけではありません。リニューアル工事による遊園地全体の休園期間と、夏季限定のプール営業が混同されていることが、休止説を理解するうえでのポイントです。
新型コロナウイルスによる営業制限もあった
2021年は新型コロナウイルスの感染拡大が続いていた時期です。
西武園ゆうえんちも埼玉県の緊急事態措置に対応し、2021年8月2日から31日までの営業について変更を発表しました。
ただし、公式発表に記載されたプールの営業時間は9時から17時まで。遊園地の営業や飲食店の酒類提供などには制限がありましたが、プールそのものを全面休止するという内容ではありませんでした。
2021年8月21日付の案内でも、9月5日までプール営業を続けることが示されています。
2021年7月には波のプールで負傷事故も発生
もう一つ、当時のプールをめぐる出来事として押さえておきたいのが、2021年7月18日の負傷事故です。
運営会社が7月20日に公表したお詫びによると、波のプールの水際を歩いていた利用者が転倒し、左手首骨折と診断されました。
原因は、プール床面の一部の塗装が滑りやすい状態になっていたことでした。
運営会社は水際の監視員を増やし、7月21日のプール営業終了後に該当箇所の塗装補修を行うと発表しています。
この事故は実際に起きた出来事ですが、プール全体の営業終了を意味するものではありません。
整理すると、2021年の休止説には次の3つの事情が重なっています。
- 2020年11月から2021年5月までのリニューアル工事による休園
- 新型コロナウイルス対策に伴う営業時間やサービスの変更
- 9月5日で終了する夏季プール営業という季節的な運営形態
これらを混同すると、プール自体が閉鎖されたという誤解につながります。
【2021年の営業期間を時系列で検証】7月10日から9月5日までの実態

2021年の営業期間を確認するうえで、特に重要なのが西武ホールディングスの2021年7月7日付公式資料です。
同資料には、西武園ゆうえんちのプール営業期間が明記されています。
一方、夏の大型イベント「ニッポンの夏」は7月15日から始まりました。プールの営業開始日とイベントの開始日が異なっていた点も、情報を整理する際に見落とせません。
2020年から2021年までの重要な出来事
出典:西武園ゆうえんち、西武ホールディングスの2020~2021年公式発表資料。
2021年の営業時間は何時から何時まで?
2021年のプール営業時間は、日によって異なる設定でした。
公式資料でも営業時間は日別に確認するよう案内されており、すべての日が同一時間だったわけではありません。
特に2021年8月2日から31日までの営業案内では、プールは9時~17時とされています。
当時の利用を振り返る場合は、営業期間だけでなく、日付ごとの営業時間も区別する必要があります。
【施設の変化と実態】波のプール・こどもプール・おふねのプールはどうなった?
2021年のリニューアルで大きく変わったのは、遊園地全体の世界観や体験型エンターテインメントです。
プールについては、従来から親しまれてきた水遊び施設を残しながら、夏のイベントと組み合わせる方向へ進化しました。
2021年6月17日付の公式ニュースリリースでも、波のプールや流れるプール、大回転!急流すべり台など、計5つのプール施設・アトラクションを引き続き利用できると説明されています。
1. 波のプール:施設の中心となる大型プール
波のプールは、西武園ゆうえんちを代表する水遊び施設です。
2026年の公式案内によると、水深は最大1m。波打ち際の長さは約150mで、広々とした水面で海水浴に近い感覚を楽しめます。
2021年のリニューアル後は、単に泳いだり水遊びをしたりするだけではなく、エンターテインメントの舞台としても活用されました。
特に注目されたのが「大水合戦」です。
2021年の公式発表では、大小13台のウォーターキャノンを使用し、水柱や炎の演出を取り入れた約20分間の参加型ショーとして紹介されています。
観客として見るだけでなく、ゲスト自身も水を掛け合う参加型の内容でした。
2. こどもプール:小さな子ども向けの水遊びエリア
こどもプールは、小さな子どもが水遊びを楽しめるエリアです。
2026年の公式案内では、水深30cmの円形プールとして紹介されています。噴水から水が吹き出す仕掛けもあり、泳ぐことがまだ難しい子どもでも水に親しみやすい施設です。
大人向けの大規模な波のプールとは異なり、子どもを中心に楽しめる点が特徴です。
3. おふねのプール:幼児にも利用しやすい浅いエリア
おふねのプールは、小さな子ども向けの水遊びエリアです。
公式案内によると、水深は50cm。波のプールを見下ろせる位置にあり、比較的ゆったりと過ごせます。
小さな子どもと一緒に利用する家族にとって、波のプールとは異なる選択肢になる施設です。
ただし、浅いプールであっても事故の危険性はあります。保護者による見守りは欠かせません。
4. 大回転!急流すべり台:スリルを楽しむウォータースライダー
大回転!急流すべり台は、プールエリアの人気アトラクションです。
大きな特徴は、急カーブを含むコースとスピード感。波のプールや子ども向けプールとは違い、アクティブに楽しみたい人に向いています。
2026年の公式利用案内では、利用条件として身長120cm以上が設定されています。
家族で訪れる場合は、子どもの身長制限を事前に確認しておくと安心です。
5. 流れるプール:ゆったり水に浮かんで楽しむ
流れるプールは、水の流れに身を任せながら楽しめる施設です。
2026年の公式案内では水深1mとされています。波のプールのような波の演出とは異なり、ゆっくり周回する水遊びを楽しめます。
この施設も、後述する2026年9月の延長営業では対象外となりました。
【2026年最新情報】西武園ゆうえんちプールは現在も営業している?
2026年も西武園ゆうえんちのプール営業は実施されました。
2026年5月1日付の公式ニュースリリースによると、当初の営業期間は次のとおりです。
6月27日~9月23日
2026年の基本営業期間
通常営業時間
9:00~17:00
7月18日~8月31日
毎日営業
6月27日~7月17日
土日祝のみ
9月1日~9月23日
土日祝のみ
9月26日・27日は一部延長営業を実施
加えて、2026年8月30日には、好評を受けて9月26日(土)と27日(日)の追加営業が発表されました。
ただし、この2日間は通常営業とは異なり、営業施設が3か所に限定されていました。
波のプール
こどもプール
大回転!急流すべり台
この延長営業では、以下の2施設は営業対象外でした。
- 流れるプール
- おふねのプール
営業時間も通常の9時~17時ではなく、10時~16時に変更されました。
施設がなくなったわけではない
ここで注意したいのが、9月26日・27日の縮小営業を、施設そのものの廃止と受け取らないことです。
2026年の通常営業案内には、波のプール、流れるプール、こどもプール、おふねのプール、大回転!急流すべり台の5施設が掲載されています。
したがって、9月の延長営業で利用できなかった施設が、恒久的に廃止されたという意味ではありません。
営業期間や営業規模によって、利用できる施設が変わるということです。
2026年11月現在の営業状況
2026年11月2日時点では、夏季プール営業はすべて終了しています。
遊園地そのものは営業カレンダーに基づいて運営されていますが、現在の通常営業と夏季プール営業は別です。
2027年のプール営業日程についても、2026年11月2日時点で次年度の日程を確定情報として扱うことはできません。
来年の利用を検討する場合は、翌年の公式発表を待つ必要があります。
【プロの結論】西武園ゆうえんちプールを楽しむための判断基準
西武園ゆうえんちのプールは、2021年のリニューアルを境に、単なる夏季レジャー施設から、イベントや演出も楽しめるエンターテインメント空間へと変化しました。
ただし、プールの基本的な魅力は現在も維持されています。
目的別に考えると、次のような選び方ができます。
| 利用者のタイプ | おすすめ施設 | 理由 |
|---|---|---|
| 小さな子ども連れ | こどもプール | 水深30cmで水遊びしやすい |
| 幼児連れの家族 | おふねのプール | 水深50cmの浅いエリア |
| 海のような水遊びをしたい人 | 波のプール | 広い水面と波の演出 |
| ゆったり過ごしたい人 | 流れるプール | 水の流れを楽しめる |
| スリルを求める人 | 大回転!急流すべり台 | 急カーブのあるスライダー |
訪問前に確認しておきたい3つのこと
1. プールの営業日と遊園地の営業日は同じではない
遊園地が営業していても、プールが営業しているとは限りません。特に夏季以外は注意が必要です。
2. チケットの種類を間違えない
2026年の公式案内では、プール入場券と遊園地・プール共通の夏満喫切符などが用意されていました。一般の1日レヂャー切符だけではプールを利用できないため、購入時には対象施設を確認する必要があります。
3. 子どもの安全条件を確認する
現在の公式利用案内では、小学校3年生までの子どもには16歳以上の保護者の付き添いが必要です。保護者も一緒にプールに入って見守るよう案内されています。
また、悪天候などによって営業時間や施設内容が変更される場合もあります。
【西武園ゆうえんちプール2021】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:西武園ゆうえんちのプールは2021年に営業休止したのですか?
A1:完全休止ではありません。2021年7月10日から9月5日まで夏季限定で営業していました。遊園地全体はリニューアル工事のため2020年11月から2021年5月まで休園していましたが、5月19日に再開しています。
Q2:2021年のプール営業期間はいつからいつまででしたか?
A2:2021年7月10日(土)から9月5日(日)までです。なお、夏の大型イベント「ニッポンの夏」は7月15日から始まりました。
Q3:西武園ゆうえんちのプールは2026年も営業しましたか?
A3:はい。2026年6月27日から9月23日まで営業し、さらに9月26日・27日に一部施設の延長営業を実施しました。2026年11月2日現在は営業終了しています。
Q4:波のプールやおふねのプールは廃止されたのですか?
A4:2026年の通常営業案内には両施設とも掲載されています。9月26日・27日の延長営業ではおふねのプールが対象外でしたが、これは期間限定の縮小営業によるものです。
Q5:2021年のプール営業が短期間だった理由は何ですか?
A5:2021年の営業期間は7月10日から9月5日までの夏季限定スケジュールでした。リニューアル工事や新型コロナウイルス対策も当時の運営環境に影響していましたが、プールが永久閉鎖されたという事実を示すものではありません。
まとめ:西武園ゆうえんちプールは休止ではなく夏季限定営業だった
西武園ゆうえんちプールの2021年の実態は、完全休止ではなく、7月10日から9月5日までの期間限定営業でした。
2021年5月19日のリニューアルオープン後、波のプールや流れるプール、大回転!急流すべり台などの施設は引き続き利用でき、参加型イベント「大水合戦」も開催されました。
2026年も基本営業期間に加えて9月26日・27日の延長営業が実施されましたが、11月2日現在は終了しています。特に、延長営業で一部施設が利用できなかったことと、施設そのものが廃止されたことは区別する必要があります。
今回の経緯から分かるのは、「休止」「季節営業の終了」「施設の一時的な営業対象外」は、それぞれ異なる意味を持つということです。
今後、西武園ゆうえんちのプールを訪れる際は、過去の営業期間や口コミだけで判断せず、最新の公式営業カレンダー、施設別の営業情報、チケット条件を確認することが、失敗しないための最も確実な方法です。