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新神宮球場はいつ完成?2026年最新計画と2033年完成・神宮外苑再開発の全貌

如月 淳 如月 淳 • 更新: • 公開: • 読了約 21 分
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2026年、明治神宮外苑の再開発が新たな段階に入っている。長年、東京ヤクルトスワローズの本拠地として親しまれてきた神宮球場は、現在の秩父宮ラグビー場の敷地に移転する形で建て替えられる計画だ。事業者の公式発表では、ホテルを併設した新神宮球場の完成予定は2033年。一方、神宮外苑地区全体の再開発完了は2038年を予定している。

新球場はドーム型ではなく屋外型で、バックネット裏にはホテルが併設される。収容人数は約3万2,000人を想定し、歩行者デッキやバリアフリー動線の整備も計画されている。ただし、座席配置やゲート数、詳細な設備仕様などは検討段階だ。2026年2月には新秩父宮ラグビー場の建設も始まっており、両施設を入れ替える段階的な整備が進んでいる。

【2026年最新】新神宮球場の完成はいつ?2033年と2038年の違い

新神宮球場

新神宮球場の完成予定は2033年だ。神宮外苑地区まちづくりの公式サイトが公開する施設整備のスケジュールでは、ホテル併設野球場棟の竣工を2033年としている。

一方、神宮外苑再開発全体の完成予定は2038年。この2つの数字は対象が異なるため、混同しないことが大切だ。

新神宮球場と再開発全体の完成スケジュール

  • 2023年3月:明治神宮第二球場の解体工事に着手。
  • 2026年2月:新秩父宮ラグビー場の建設工事に着手。
  • 2029年:新秩父宮ラグビー場の第Ⅰ期工事完成予定。一部供用開始を目指す。
  • 2033年:ホテル併設の新神宮球場完成予定。
  • 2036年:新秩父宮ラグビー場の第Ⅱ期整備と中央広場の完成予定。
  • 2038年:神宮外苑地区の再開発全体が完成予定。

特に注目したいのは、2025年9月26日に東京都から事業計画の変更が認可されたことだ。これに伴い、ラグビー場棟の計画や事業費、工事スケジュールが見直された。変更後の総事業費は約3,445億円となっている。

また、2026年2月3日には新秩父宮ラグビー場の建設工事が始まった。これは神宮外苑再開発が計画段階から実際の施設建設へ進んだことを示す重要な節目だ。

ただし、2033年は現時点での完成目標であり、確定した開業日ではない。建築工事や各種手続き、設備の詳細設計などによって今後変更される可能性もある。

【建設場所を解説】新神宮球場は現在の秩父宮ラグビー場跡地に誕生

新神宮球場の建設場所は、東京都港区北青山周辺にある現在の秩父宮ラグビー場の敷地だ。

現在の神宮球場を同じ場所で壊して建て直すのではなく、神宮球場と秩父宮ラグビー場の位置を入れ替えるように整備する。この方法が、今回の再開発の大きな特徴となっている。

なぜ球場とラグビー場の場所を入れ替えるのか

最大の理由は、スポーツ施設の利用をできるだけ継続するためだ。

現在の神宮球場を同じ場所で全面的に建て替える場合、工事期間中はプロ野球や大学野球などの試合を開催できなくなる。事業者は、競技開催への影響をできるだけ小さくするため、既存施設を活用しながら順番に新しい施設へ移行する方法を採用した。

具体的には、現在の第二球場などがある場所に新しい秩父宮ラグビー場を整備し、その後、現在の秩父宮ラグビー場の敷地に新神宮球場を建設する流れだ。

この段階的な建て替えによって、神宮球場とラグビー場が同時に長期間使えなくなる事態を避けることを目指している。

新神宮球場は港区と新宿区の境界に近い施設

再開発エリアは東京都港区北青山と新宿区霞ヶ丘町などにまたがっている。整備後の新神宮球場と併設ホテルは主に港区側に位置し、一部が新宿区にまたがる予定だ。

周辺には国立競技場や東京体育館などのスポーツ施設が集まり、青山通りや外苑前駅方面にも近い。単独の野球場を建設するのではなく、スポーツ、商業、宿泊、文化交流機能を一体化した街づくりの中に球場を配置する構想である。

【建て替え理由】神宮球場はなぜリニューアルではなく全面建て替えなのか

神宮球場は1926年10月に明治神宮外苑とともに整備された歴史ある施設だ。2026年には創建100周年を迎える。

長年にわたってプロ野球、東京六大学野球、高校野球などの舞台となってきた一方、建物や設備の老朽化、観客の安全性、バリアフリー対応などが課題になっている。

現球場が抱えている主な問題

  • バリアフリーの不足:エレベーターがなく、階段を中心とした移動が必要なエリアがある。
  • 観客席の狭さ:座席間隔が狭く、段差や座席形状にもばらつきがある。
  • コンコースの混雑:売店やトイレの待機列、観客の移動が重なり、通行しにくい場所がある。
  • 歩車分離の不足:球場外周で歩行者と車両の動線が交錯する。
  • 設備の老朽化:天井のひび割れや雨漏り、配管・電気・空調設備の更新が課題となっている。
  • 選手・関係者の動線:バックヤードや救護室が狭く、選手の搬送や大会運営にも制約がある。

これらの課題は、単に座席を新しくしたり、設備を部分的に交換したりするだけでは解決しにくい。

事業者が公開した神宮球場の現状に関する説明資料では、内野と外野の建物が分かれていることや、設備スペースが不足していることも指摘されている。既存の建物を残したまま改修しても、根本的な機能更新には限界があるという説明だ。

過去の耐震工事だけでは対応できないのか

現球場では過去に耐震工事が実施されている。しかし、耐震性の確保と、現代の観戦施設として必要な機能を備えることは別の問題だ。

事業者の公式Q&Aによると、第二球場の跡地を活用した改修案も検討されたが、競技を継続しながらの工事では一部機能の追加にとどまり、既存建物そのものに起因する問題を解消できないと判断された。

また、敷地の狭さからエレベーターやエスカレーターの設置、歩行者と車両の完全な分離なども難しいとされる。

つまり、今回の建て替えは老朽化対策だけではない。プロ野球と学生野球の両方を支える施設として、観戦環境や競技運営の仕組みそのものを更新する意味合いがある。

【神宮外苑再開発の経緯】4者の関係と計画変更を時系列で整理

神宮外苑再開発は、三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事の4者が事業主体となって進めている。

ただし、それぞれの立場や役割は異なる。新神宮球場の建設だけを切り離して理解するよりも、各主体がどのように関係しているのかを把握すると、再開発の全体像が見えてくる。

新神宮球場・神宮外苑再開発の関係者一覧

関係者 主な役割 再開発との関係
三井不動産 不動産開発・事業推進 再開発の事業主体。複合施設やオフィス、商業・宿泊機能などを含む街づくりを推進する。
明治神宮 土地・施設の所有管理 神宮外苑の維持管理を担う。新球場も明治神宮が所有・管理する計画。
日本スポーツ振興センター(JSC) スポーツ施設・ラグビー場関連 現在の秩父宮ラグビー場の所有者。新ラグビー場の整備に関係する事業主体。
伊藤忠商事 事業参加・本社ビル再整備 既存の東京本社ビルの建て替えを含む再開発に参加する。
都市再生機構(UR) 市街地再開発事業の施行 JSCの要請を受け、新ラグビー場の地権者に関係する再開発の施行者となっている。
東京都 都市計画・行政手続き 都市計画決定や事業計画変更の認可など、行政上の手続きを担う。

ここで注意したいのが、日本スポーツ振興センターとUR都市機構の関係だ。事業主体として名前が挙がるのは日本スポーツ振興センターだが、市街地再開発事業の正式な施行者にはUR都市機構が含まれる。これは、JSCからの要請に基づいてURが施行者となったためである。

神宮外苑再開発の主な経緯

2015年4月には、東京都と関係者の間で神宮外苑地区のまちづくりに関する基本覚書が締結された。

2018年11月、東京都は「東京2020大会後の神宮外苑地区のまちづくり指針」を策定。東京オリンピック・パラリンピック後を見据えたスポーツ施設の更新や、周辺の都市機能の再整備が方向付けられた。

2020年2月には、事業者から公園まちづくり計画の提案書が提出された。その後、環境影響評価や都市計画に関する手続きが進められた。

2022年3月10日、東京都が都市計画を決定。これを受けて、再開発計画の具体化が進んだ。

2023年2月17日には神宮外苑地区第一種市街地再開発事業の施行が認可され、同年3月には明治神宮第二球場の解体工事が始まった。

2024年9月には、樹木の保全をめぐる議論を受け、事業者が計画の見直しを発表。新球場といちょう並木の距離を広げる方針などが示された。

2025年9月26日には事業計画の変更が東京都から認可された。総事業費は約3,445億円となり、ラグビー場棟の規模や全体スケジュールも見直された。

2025年12月には権利変換計画が認可され、2026年2月には新秩父宮ラグビー場の建設工事が始まった。

2026年9月には、事業者の公式サイトで同年8月に寄せられた質問への回答が公開されるなど、周辺住民への説明や情報発信も続いている。

このように、計画は2015年からの協議を経て具体化し、2026年には実際の施設建設へ進んでいる。ただし、各施設の詳細設計や工事工程は、今後の手続きに合わせて更新される予定だ。

【新神宮球場の完成イメージ】屋外型・ホテル併設・座席約3万2,000人の概要

新神宮球場で大きな注目を集めているのが、屋外型の野球場とホテルを組み合わせた施設計画だ。

事業者の公式Q&Aでは、新球場の収容人数を約3万2,000人と想定している。現在の神宮球場の歴史を継承しつつ、観客席や通路、周辺施設との接続を改善する構想となっている。

なぜドームではなく屋外球場なのか

新神宮球場は、開閉式ドームや完全屋内型ではなく、屋外球場として計画されている。

事業者が示している理由は、神宮外苑ならではの自然や景観を感じながら野球を観戦できる環境を残すこと、そして現球場の歴史を引き継ぐことだ。

加えて、2022年3月の地区計画で定められた容積率の制限も関係している。事業者の説明では、新球場を屋内型にした場合、定められた容積率を超過することになる。

ただし、屋外球場には猛暑やゲリラ豪雨への対応という課題もある。公式Q&Aでも、暑さ対策や排水計画については引き続き検討すると説明されている。

ホテルはバックネット裏に併設

新球場の特徴の一つが、バックネット裏にホテルを設けることだ。

ホテルは球場と一体的に整備され、商業施設を備えた複合棟とはデッキで接続する計画となっている。

スポーツ観戦と宿泊を組み合わせた新しい施設として期待される一方、打球がホテルに当たる可能性や窓ガラスの安全性についても検討が必要だ。

事業者は複数の飛球データを参照し、防球ネットの高さなどを検討している。ホテルの詳細設計も含め、打球シミュレーションを踏まえた安全対策を進めるとしている。

ホテルの客室数、宿泊料金、運営会社、具体的な客室仕様などは、2026年時点で確定した情報として公表されていない。

座席・観客席は約3万2,000人を想定

収容人数は約3万2,000人が目安となっている。ただし、詳細設計前の想定数であり、最終的な座席数は変更される可能性がある。

注目したいのは、単純に観客席を増やす計画ではないことだ。

事業者の説明では、外野スタンドの座席は現球場より減少する予定となっている。いちょう並木への日影や景観への影響に配慮しながら、外野スタンドの規模を縮小する方向で検討しているためだ。

その一方で、座席の間隔を広げることや、コンコース・通路のスペースを十分に確保すること、新しい座席や観戦エリアを導入することが検討されている。

また、現段階では人工芝の使用を想定している。ブルペンの位置やクラブハウス、トイレ、売店などの詳細は今後の設計で決定する予定だ。

2026年時点で確定していること・未定のこと

  • 計画上の確定事項:現在の秩父宮ラグビー場敷地への建設、屋外型、バックネット裏のホテル併設、約3万2,000人の収容想定。
  • 引き続き検討中:最終的な座席数、座席配置、ゲートの数、照明設備、スクリーン、ブルペンの位置。
  • 具体化が必要な事項:ホテルの客室仕様、料金、運営方法、暑さ対策、雨水排水計画、車いす席や多目的トイレの具体的な配置。

完成予想パースや公開動画は、あくまで計画段階のイメージだ。実際の施設は、詳細設計や環境面の検討によって変更される可能性がある。

【アクセス・動線】新神宮球場は観客の移動環境も大きく変わる

新神宮球場の建て替えでは、スタンドやグラウンドだけでなく、球場までのアクセスや入退場時の動線も重要な改善ポイントとなっている。

現球場では試合終了後などに観客が集中し、外周通路や入場ゲート付近で混雑が発生することがある。歩行者と車両が同じ空間を利用する場所もあり、安全性の面で課題が指摘されてきた。

歩行者デッキは幅10m以上を計画

事業者の公式Q&Aによると、新球場では歩行者と車両の動線を分離するため、複数の歩行者デッキを設ける計画だ。

球場建物の出入口につながる歩行者デッキは、幅員10m以上を想定している。

加えて、外苑前駅・青山一丁目駅方面だけでなく、国立競技場駅・信濃町駅・千駄ヶ谷駅など北側からのルートも整備する方針だ。南北デッキや中央広場を経由して、周辺エリアをスムーズに移動できるようにする。

最寄り駅とアクセスの考え方

  • 外苑前駅:東京メトロ銀座線。青山通り方面からのアクセスに関係する主要駅。
  • 青山一丁目駅:東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線が利用できる。
  • 国立競技場駅:都営大江戸線。北側からのアクセスに利用できる。
  • 信濃町駅:JR中央・総武線。北側の歩行者ルートに関係する。
  • 千駄ヶ谷駅:JR中央・総武線。北側からのアクセスに利用できる。

また、外苑前駅については、来街者の増加を想定し、東京メトロとの間で改札の増設や通路の拡幅に向けた協議が進められている。駅の地下通路と再開発エリア内の事務所棟を地下で接続する構想もある。

ただし、新神宮球場の具体的なゲートの位置や数、座席ごとの入退場経路、避難動線などは未確定だ。歩行者デッキの基本方針は示されているものの、完成後の動線がすべて決まったわけではない。

観客にとっては、最寄り駅からの距離だけでなく、試合終了後に複数方向へ分散して移動できるかどうかが重要になる。新球場の評価を左右するのは、スタンドの快適さだけではなく、周辺の駅や道路を含めた移動体験になるはずだ。

【再開発の論点】樹木保全・景観・地域への影響はどうなる?

神宮外苑再開発をめぐっては、施設の老朽化対策やスポーツ環境の改善に加え、樹木の伐採、いちょう並木の景観、高層ビルの建設などが議論されてきた。

新神宮球場だけを見れば、観戦環境の改善やホテル併設など魅力的な要素がある。しかし、周辺の自然や歴史的景観との調和をどう実現するかは、再開発全体に関わる大きなテーマだ。

4列のいちょう並木は保全する方針

事業者は2024年9月、樹木のさらなる保全と新たな緑の創出に向けた計画見直しを公表した。

主な内容は次の通りだ。

  • 4列のいちょう並木を保全する。
  • いちょう並木の歩道縁石から新球場の地下躯体までの距離を、当初の約8mから約18.3mに拡大する方針。
  • 樹高3m以上の樹木の本数を、既存の1,904本から整備後2,304本へ増やす計画。
  • 緑の割合を約25%から約30%へ増加させる計画。
  • やむを得ず伐採する樹木は、計画区域全体で619本とする。

ここで重要なのは、樹木の本数が増えることと、現在の自然環境がそのまま維持されることは同じではない点だ。既存樹木の保存・移植、新植樹木の成長、緑の量や質など、複数の観点から評価する必要がある。

このため、事業者が示す緑化目標だけでなく、樹木の伐採や景観への影響を懸念する市民・専門家側の意見にも目を向ける必要がある。

再開発をめぐる訴訟も続いている

神宮外苑再開発では、事業認可や樹木の伐採許可などをめぐって訴訟が起こされている。

2026年5月には、樹木の伐採許可の取り消しを求めた別件の訴訟で、東京地方裁判所が住民側の訴えを却下した。一方、再開発事業そのものの認可取り消しを求める訴訟は別に続いている。

弁護士JPニュースなどの報道によると、事業認可取り消し訴訟は2026年9月15日に結審し、判決は2027年1月28日に予定されている。

したがって、2026年11月時点では、再開発計画が司法判断によって取り消されたわけではない一方、法的な争点がすべて決着したわけでもない。

新神宮球場の建設を考えるうえでは、スポーツ施設の更新という目的と、神宮外苑の景観・自然環境を守るという課題の両方を理解することが重要だ。

【新神宮球場に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:新神宮球場はいつ完成しますか?
A1:ホテル併設の新神宮球場は2033年の完成予定です。神宮外苑再開発全体の完成予定は2038年となっています。両者は異なるスケジュールです。

Q2:現在の神宮球場はいつまで使えますか?
A2:事業者は2033年の新球場完成まで、競技の継続性に配慮しながら可能な限り現球場を利用する方針です。ただし、最終試合の日程や利用終了日はまだ決まっていません。

Q3:新神宮球場はドームになりますか?
A3:現時点の公式計画では屋外球場です。ドーム型ではなく、神宮外苑の自然を感じながら観戦できる施設を目指しています。具体的な暑さ対策や雨天対策は引き続き検討されています。

Q4:新神宮球場の収容人数は何人ですか?
A4:約3万2,000人を想定しています。ただし、詳細設計前の数字であり、最終的な収容人数は変更される可能性があります。

Q5:新神宮球場にはホテルが併設されますか?
A5:はい。バックネット裏にホテルを併設する計画です。商業施設を備えた複合棟とはデッキで接続される予定です。

Q6:新神宮球場は現在の神宮球場と同じ場所に建ちますか?
A6:いいえ。新球場は現在の秩父宮ラグビー場の敷地に建設される計画です。現在の神宮球場は、新球場が完成するまで可能な限り利用する方針です。

まとめ:新神宮球場は2033年完成予定、注目すべきは観戦環境と再開発の進捗

2026年11月時点で、新神宮球場は2033年完成予定、神宮外苑再開発全体は2038年完成予定となっている。現在の秩父宮ラグビー場の敷地に屋外型の新球場を建設し、バックネット裏にはホテルを併設する計画だ。

収容人数は約3万2,000人を想定し、現球場で課題となっている狭い通路やバリアフリー、歩行者と車両の動線などの改善を目指す。幅10m以上の歩行者デッキや複数駅方面からのアクセス整備も計画されている。

一方、最終的な座席数、ゲート配置、ホテルの詳細、暑さ対策などはまだ検討段階だ。2026年2月に始まった新秩父宮ラグビー場の工事とともに、今後の設計変更や行政手続きにも注目したい。

【プロの結論】

新神宮球場を理解するうえで最も大切なのは、「2033年の球場完成」と「2038年の外苑全体完成」を分けて考えることだ。

また、新球場の価値は収容人数やホテルの豪華さだけでは決まらない。大学野球とプロ野球が共存できる運営、猛暑や豪雨への対応、誰もが移動しやすい動線、そして神宮外苑の歴史や緑との調和が問われる。

これから新神宮球場の情報を追う読者は、完成予想パースだけで判断するのではなく、正式な設計図、座席仕様、アクセス計画、工事スケジュールの更新を確認することが重要だ。100年の歴史を持つ神宮球場が、次の100年に向けてどのような姿に生まれ変わるのか。2033年に向けた計画の具体化が大きな焦点となる。

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如月 淳

芸能・エンタメ領域を10年以上取材してきたデスク。所属事務所の公式リリース、番組公式サイト、配信サービスの告知を一次情報として確認し、裏付けのない情報は記事にしない方針です。

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