2026年大会は11月12日から15日までの4日間にわたり開催される。大会名称は「2026 三井住友VISA太平洋マスターズ」。今回で第54回を迎える歴史ある男子プロゴルフトーナメントだ。
主催は三井住友カード、TBSテレビ、太平洋クラブの3社。日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主管を務める。賞金総額は1億5,000万円、優勝者には3,000万円が贈られる。
開催日程とスタート予定時刻
大会公式サイトが公表している各日のスタート予定時刻は次のとおり。土曜日から決勝ラウンドに入り、最終日は午前8時から競技が始まる予定だ。
11月12日(木)・第1日
予選ラウンド/午前8時30分スタート
11月13日(金)・第2日
予選ラウンド/午前8時30分スタート
11月14日(土)・第3日
決勝ラウンド/午前9時スタート
11月15日(日)・最終日
決勝ラウンド/午前8時スタート
ここでいう時刻は大会全体の競技開始予定時刻であり、個々の選手の組別スタート時刻とは異なる。選手ごとのティーオフ時間や組み合わせは、JGTOの組み合わせ・スタート時刻情報で確認する必要がある。
賞金総額1億5,000万円、優勝賞金3,000万円
2026年大会・賞金総額1億5,000万円

優勝賞金3,000万円
大会公式発表・JGTO大会概要に基づく
優勝賞金3,000万円は、4日間の競技を勝ち抜いた選手に与えられる大きな報酬だ。単純な順位争いだけでなく、国内男子ツアーの賞金ランキングにも関わる重要な大会となる。
なお、2025年大会の賞金総額と2026年大会の金額を混同しないよう注意したい。2026年の正式な大会概要に記載されている数字は、総額1億5,000万円、優勝賞金3,000万円である。
【2026年の出場選手一覧】石川遼・金子駆大ら注目プロを紹介
2026年11月3日午前8時36分更新のJGTO公式選手情報では、出場確定選手は76名、予定出場枠は90名となっている。
大会公式サイトの選手紹介ページは準備中の表示だが、JGTOでは確定選手の氏名が掲載されている。石川遼をはじめ、今平周吾、生源寺龍憲、蟬川泰果、金子駆大ら国内男子ツアーで実績を持つ選手が名を連ねる。
JGTO掲載の出場確定選手
11月3日時点で掲載されている有資格者は以下の63名。
阿久津未来也、浅地洋佑、李尚熹、池田勇太、池村寛世、石川遼、石坂友宏、出水田大二郎、市原弘大、出利葉太一郎、伊藤有志、稲森佑貴、今平周吾、岩﨑亜久竜、岩田寛、H・W・リュー、大岩龍一、大槻智春、大西魁斗、大堀裕次郎、岡田晃平、小木曽喬、嘉数光倫、片岡尚之、勝俣陵、河本力、木下稜介、小斉平優和、小平智、小西たかのり、坂本雄介、佐藤大平、清水大成、下家秀琉、J・デロスサントス、生源寺龍憲、杉浦悠太、S・ビンセント、鈴木晃祐、砂川公佑、蟬川泰果、宋永漢、竹安俊也、塚田よおすけ、内藤寛太郎、長野泰雅、永野竜太郎、鍋谷太一、西山大広、幡地隆寛、原敏之、比嘉一貴、平本世中、福住修、藤本佳則、古川龍之介、細野勇策、堀川未来夢、M・ヘンドリー、前田光史朗、宮里優作、安森一貴、吉田泰基。
主催者推薦枠の選手
主催者推薦枠として掲載されている13名は次のとおり。
今野大喜、片岡大育、小林大河、近藤智弘、坂田俊介、佐藤快斗、杉原大河、長倉聖弥、長﨑大星、中西直人、中野麟太朗、山﨑帆久登、山下勝将。
以上の76名が11月3日時点のJGTO掲載選手となる。90名の出場枠に対して今後の選手情報が更新される可能性もあるため、観戦直前には最新の出場者情報を確認したい。
注目選手は石川遼と2025年覇者・金子駆大
大会最多4勝・2026年は5勝目に挑戦
2010年、2012年、2022年、2024年に優勝。2026年も大会アンバサダーとして大会PRやイベント企画、ジュニア育成プロジェクトに関わる。
通算17アンダー・263ストローク
2025年大会を制したディフェンディングチャンピオン。2026年は連覇が懸かる大会となる。
石川の注目点は、大会史上初となる5度目の優勝を達成できるかどうかだ。ここでいう5勝目は三井住友VISA太平洋マスターズにおける優勝回数であり、プロ通算勝利数とは別の数字である。
一方、金子は前年王者として大会に戻る立場。前年の優勝経験を生かして連覇を狙う展開になれば、石川の記録更新と並ぶ大きな見どころになる。
【歴代優勝者と大会の関係性】石川遼の4勝と金子駆大の快挙
三井住友VISA太平洋マスターズは、国内外の実力者が御殿場に集う伝統ある大会だ。第1回は1972年に開催され、2026年は第54回大会に当たる。
歴代優勝者を見ると、日本のトップ選手だけでなく、海外の有力選手も名を連ねる。石川遼、松山英樹、片山晋呉、谷原秀人らの優勝歴は、大会が長年にわたり高い競技水準を維持してきたことを示している。
近年の歴代優勝者一覧
出典:日本ゴルフツアー機構の歴代優勝者記録、大会公式サイト。
2025年大会で金子駆大が見せた強さ
2025年大会で金子駆大は、4日間合計263ストローク、通算17アンダーを記録して優勝した。各日のスコアは67、65、63、68。特に第3ラウンドの63は、優勝争いを大きく引き寄せる内容だった。
2位は韓国の李尚熹で通算11アンダー。金子は2位に6打差をつける結果となった。JGTOの大会記録でも、この優勝が確認できる。
2026年大会で注目したい選手同士の関係
今回の大会を理解するうえでは、単に有名選手を追うだけでなく、前年王者、歴代最多優勝者、若手選手という3つの視点で見ると面白い。
| 選手 | 大会との関係 | 2026年の注目点 |
|---|---|---|
| 石川遼 | 大会アンバサダー・最多4勝 | 前人未到の大会5勝目 |
| 金子駆大 | 2025年優勝者 | 連覇への挑戦 |
| 今平周吾 | 2023年優勝者 | 再び頂点を狙う |
| 松山英樹 | 2016年優勝者 | 歴代優勝者としての存在感 |
| 生源寺龍憲 | JGTO掲載の有資格者 | 国内トップ選手との競争 |
この大会の面白さは、過去の実績がそのまま2026年の勝利を保証するわけではないところにある。歴代王者が経験を生かす一方、前年王者や新たな挑戦者がタイトルを奪いにくる。大会の歴史そのものが、今回の優勝争いを楽しむための背景になっている。
【観戦チケットと無料観戦エリア】前売り券の料金・購入方法
現地観戦を予定している人が最初に確認したいのがチケットの種類と料金だ。2026年大会では一般前売り券のほか、ペア券、4枚つづりの通し券、ゴールドチケット、プラチナチケットが用意されている。
一般前売り券・当日券の料金
| チケット種類 | 木曜・金曜 | 土曜・日曜 |
|---|---|---|
| 前売り券1枚 | 3,600円 | 5,400円 |
| 前売りペア券2枚 | 6,800円 | 10,200円 |
| 当日券1枚 | 4,000円 | 6,000円 |
4枚つづりの前売り通し券は12,000円。1枚当たり3,000円で、各日共通の券として利用できる。
ゴールドチケットは平日8,000円、土日10,000円。プラチナチケットは木曜・金曜限定で25,000円となっている。いずれも一般券とは異なる限定販売のチケットで、プラチナチケットは各日30名限定、ゴールドチケットは各日40名限定。ローソンチケットで取り扱われる。
チケットの購入先
一般券は次のプレイガイドで取り扱われている。
- チケットぴあ
- ローソンチケット
- CNプレイガイド
- イープラス
- セブンチケット
一般前売り券は9月1日に販売開始となっている。大会直前は販売状況が変わる可能性があるため、購入時には各プレイガイドの最新の受付状況を確認したい。
無料観戦エリアは5番~7番ホール
2026年大会で特に注目したいのが、5番~7番ホールおよび周辺エリアに設けられる無料観戦エリアだ。
大会公式発表では、前年に続いてこの区域を無料開放することが明らかにされている。通常の有料観戦エリアとは異なり、無料観戦エリアだけを楽しむ場合は入場券が必要ない。
この取り組みは、ゴルフファンだけでなく、家族連れやゴルフを普段見ない人にも大会を知ってもらう狙いがある。競技観戦と飲食イベントを組み合わせることで、スポーツイベントとしての間口を広げている。
ただし、無料エリアで観戦できることと、大会会場内のすべてのホールに自由に入れることは同じではない。有料観戦エリアまで見たい場合は、通常の観戦チケットを用意する必要がある。
【テレビ放送・BS-TBS・CS-TBS】4日間の中継スケジュール
2026年大会はTBS系列、BS-TBS、CS-TBSで放送される。予選ラウンドから決勝ラウンドまで複数の放送枠が設定されており、現地に行けない人もテレビで大会を楽しめる。
特に土曜日と日曜日は、CS-TBSからBS-TBS、地上波のTBS系列へと放送が続く構成になっている。
2026年テレビ放送予定
11月12日(木)・第1日
CS-TBS 10:30~13:30(LIVE・18番ホールのみ)
11月13日(金)・第2日
CS-TBS 11:00~13:55(LIVE・13~18番ホール)
BS-TBS 14:00~15:54(LIVE・13~18番ホール)
11月14日(土)・第3日
CS-TBS 9:15~11:55(LIVE)
BS-TBS 12:00~13:54(LIVE・2~10番ホール)
TBS系列28局 14:00~15:54(LIVE・11~18番ホール)
11月15日(日)・最終日
CS-TBS 8:25~10:30(LIVE)
BS-TBS 13:00~14:54(録画・2~10番ホール)
TBS系列28局 15:00~16:54(録画・12~18番ホール)
注意したいのは、最終日のBS-TBSと地上波放送が録画中継となっている点だ。リアルタイムで優勝争いを追いたい場合は、午前中のCS-TBS中継やJGTOの速報情報を活用したい。
また、放送時間や放送内容は変更になる場合がある。視聴当日はテレビ局の番組表も確認しておくと安心だ。
【太平洋クラブ御殿場コースへのアクセス】無料バスとラーメンフェスタ
大会会場となる太平洋クラブ御殿場コースは、静岡県御殿場市板妻941-1に位置する。富士山を望む景観が特徴で、大会公式サイトでも富士山が景観面だけでなく戦略面でも重要な役割を担うコースとして紹介されている。
世界のトッププロからもトーナメントコースとして評価されている舞台であり、競技の緊張感と富士山の景色を同時に楽しめる点が魅力だ。
御殿場駅から無料ギャラリーバス
公共交通機関を利用する場合は、御殿場駅から大会会場まで運行される無料ギャラリーバスが便利だ。
御殿場駅~大会会場約20分
木曜~土曜
午前7時始発予定
日曜日
午前6時30分始発予定
運行間隔
約30分間隔
混雑状況により運行内容が変更される場合あり。
特に最終日は午前8時から競技が始まるため、早い時間から観戦したい場合は、始発時刻を意識した移動計画が必要になる。駅周辺の混雑も考慮し、余裕を持って到着したい。
車で行く場合の駐車場と注意点
車で来場する場合、一般ギャラリー用の駐車場は会場周辺の混雑を避けるため、板妻高塚グラウンドが案内されている。
ナビゲーションには大会会場そのものではなく、一般ギャラリー駐車場の指定場所を設定するのがポイントだ。駐車場の混雑状況によっては、会場から離れた場所への案内となる場合もある。
東名高速道路を利用する場合、公式サイトは御殿場IC周辺の道路混雑を予想し、裾野ICや駒門スマートICの利用も案内している。招待状に付属する駐車券やプラチナチケット専用駐車券を持っている人は、一般駐車場とは案内先が異なるため注意したい。
御殿場ラーメンフェスタ2026は5店舗が出店
2026年大会のもう一つの楽しみが、無料観戦エリア内で開催される御殿場ラーメンフェスタだ。
9月30日の大会公式発表では、世界的なグルメガイドに選出された実績を持つ5店舗の出店が案内された。ゴルフ観戦と全国各地のラーメンを同時に楽しめる企画となっている。
2026年の出店予定店舗
麺屋菜々兵衛(北海道)
国産地鶏スープの札幌味噌ラーメン
中華蕎麦 三藤(東京都)
地鶏とはまぐりの醤油そば
味噌麺処 花道庵(東京都)
濃厚肉味噌ラーメン
麦の道すぐれ(愛知県)
はまぐり濃厚鶏白湯らーめん
麺屋うるとら(アメリカ・本店は秋田県)
うるとら特製濃厚豚骨らーめん
ラーメンの購入には専用の食券が必要で、前売り券と当日券が用意されている。前売り券はセブン-イレブン全店舗で販売中と大会公式サイトが案内している。
また、大会会場内は原則として全面キャッシュレス決済となっている。飲食やグッズの購入にも現金が使えないため、クレジットカードや電子マネーなど、対応する決済手段を事前に準備しておきたい。
【visa 太平洋マスターズに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:三井住友VISA太平洋マスターズ2026はいつ開催されますか?
A1:2026年11月12日(木)から15日(日)までの4日間です。会場は静岡県御殿場市の太平洋クラブ御殿場コースです。
Q2:2026年大会の賞金総額と優勝賞金はいくらですか?
A2:賞金総額は1億5,000万円、優勝賞金は3,000万円です。
Q3:石川遼は2026年大会に出場しますか?
A3:JGTOの11月3日更新の出場選手情報に石川遼の名前が掲載されています。また、大会アンバサダーにも就任しています。大会通算5勝目への挑戦が注目されます。
Q4:2026年大会の無料観戦エリアはどこですか?
A4:5番~7番ホールとその周辺エリアです。この区域は入場券なしで観戦できる無料エリアとして開放されます。
Q5:テレビ放送はどこで見られますか?
A5:CS-TBS、BS-TBS、TBS系列28局で放送予定です。最終日はCS-TBSで午前8時25分から生中継が予定されています。
Q6:御殿場駅から会場までの送迎バスはありますか?
A6:あります。大会期間中は御殿場駅と会場を結ぶ無料ギャラリーバスが運行予定で、所要時間は約20分です。
Q7:チケットを買わずにラーメンフェスタを楽しめますか?
A7:御殿場ラーメンフェスタは無料観戦エリア内で開催されます。このエリアへの入場には大会観戦券が不要です。ただし、ラーメンの購入には専用の食券が必要です。
まとめ:2026年大会は石川遼の5勝目と無料観戦エリアに注目
2026年の三井住友VISA太平洋マスターズは、11月12日から15日まで、太平洋クラブ御殿場コースで開催される第54回大会だ。賞金総額1億5,000万円、優勝賞金3,000万円という国内男子ゴルフの注目大会であり、前年覇者の金子駆大と大会最多4勝の石川遼が大きな見どころとなる。
観戦方法は目的によって選びたい。トッププロのプレーをじっくり追いかけたい人には一般観戦チケットがおすすめ。一方、ゴルフに詳しくない人や家族連れなら、5番~7番ホールの無料観戦エリアと御殿場ラーメンフェスタを組み合わせた楽しみ方もある。
テレビ観戦ならCS-TBS、BS-TBS、TBS系列の放送予定を事前に確認し、現地観戦なら御殿場駅からの無料送迎バスやキャッシュレス決済の準備を忘れないことが大切だ。
【プロの結論】観戦前に押さえるべき3つの判断基準
1. 石川遼の記録更新と金子駆大の連覇を追うなら、決勝ラウンドを優先する。 土日の競技では優勝争いが本格化するため、選手の勝負どころを現地で見たい人に向いている。
2. 費用を抑えて大会の雰囲気を味わうなら、無料観戦エリアを活用する。 5番~7番ホール周辺では、ラーメンフェスタや関連イベントも楽しめる。競技観戦と食のイベントを一緒に楽しみたい人に適している。
3. 現地観戦では移動と支払いの準備を優先する。 御殿場駅からの無料バスを利用し、会場内で使えるキャッシュレス決済手段を準備しておくと、当日の行動がスムーズになる。
富士山を背景に繰り広げられるプロたちの真剣勝負。石川遼の大会5勝目か、金子駆大の連覇か、それとも新たな王者の誕生か。2026年の御殿場で生まれる4日間のドラマに期待したい。
主な情報確認先:三井住友VISA太平洋マスターズ大会公式サイト、日本ゴルフツアー機構(JGTO)、太平洋クラブ公式発表。情報基準日:2026年11月3日。