2021年に韓国のMnetで放送されたオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』(ガールズプラネット999、通称ガルプラ)には、日本人参加者が全33人出演しました。最終的にデビューを勝ち取ったのは、江崎ひかると坂本舞白の2人です。江崎ひかるは最終7位、坂本舞白は8位という結果で、韓国・中国・日本の参加者から選ばれた9人組グループKep1erのメンバーとなりました。
それから約5年が経過した2026年11月現在、2人の活動は別々の道へ進んでいます。江崎ひかるは7人組となったKep1erで活動を続け、坂本舞白はMADEINのメンバーとして活動する一方、2026年8月にはソロEPもリリースしました。加えて、最終14位の川口ゆりな、16位の野仲紗奈、途中脱落した櫻井美羽も、それぞれ異なるキャリアを築いています。
【番組の基本情報】ガールズプラネット999とは?日本人33人が挑んだ世界デビュー

『Girls Planet 999:少女祭典』は、韓国の大手エンターテインメント企業CJ ENMが制作したグローバルガールズグループのオーディション番組です。2021年8月6日に放送が始まり、同年10月22日の最終回でデビューメンバー9人が決定しました。
参加者は韓国・日本・中国の3地域から各33人、合計99人。国籍別にKグループ、Jグループ、Cグループに分けられ、最終的に世界で活動するガールズグループのメンバーを目指しました。
番組の特徴は、単純な個人競争だけではなかったことです。序盤には各グループから1人ずつ選ばれた3人で構成する「CELL(セル)」という制度が採用され、個人の実力だけでなく、異なる国や文化の参加者同士が協力する姿も評価の対象となりました。
投票制度とデビューまでの流れ
視聴者は「プラネットガーディアン」と呼ばれ、専用アプリを通じて参加者に投票しました。韓国地域の投票と韓国以外の地域の投票をそれぞれ50%の割合で反映する仕組みが採用されていました。
最終回では18人のファイナリストがデビュー9枠を争い、最終順位はグループ別ではなく個人単位で決定。これにより、Jグループからも上位に食い込んだメンバーが誕生しました。
日本の芸能メディアORICON NEWSが2021年に掲載したJグループ名鑑では、33人それぞれのプロフィールやシグナルソングの評価順位が紹介されています。特に江崎ひかるはJグループのシグナルソング評価1位となり、日本人参加者の中心的存在として番組序盤から注目を集めました。
【Jグループメンバー一覧】日本人参加者33人の名前を全員紹介
ガルプラの日本人参加者33人は、歌やダンスの経験、過去の芸能活動、練習生としての経歴などが異なるメンバーで構成されていました。
以下が、Jグループに参加した全33人です。名前は番組当時の表記を基本としています。
Jグループ参加者一覧
安藤梨花、新井理沙子、荒武凛香、江崎ひかる、藤本彩花、早瀬華、林楓子、比屋定和、池間琉杏、稲葉ヴィヴィアン、伊藤美優。
神藏令、嘉味元琴音、菅野美優、川口ゆりな、岸田莉里花、北島由菜、久保玲奈、桑原彩菜、メイ、村上結愛、永井愛実。
中村伽羅、野仲紗奈、大熊李、沖楓花、岡崎百々子、坂本舞白、坂本志穂菜、櫻井美羽、島望叶、寺崎日菜、山内若杏名。
特に注目された日本人参加者
33人の中には、番組出演以前から芸能活動を経験していた人物もいました。
- 江崎ひかる:エイベックス・アーティストアカデミー出身。Jグループのシグナルソングセンターを担当。
- 坂本舞白:JYPエンターテインメントの元練習生。韓国での練習生経験を持つ実力派。
- 川口ゆりな:オスカープロモーション所属。X21の元メンバー。
- 岡崎百々子:さくら学院の元メンバーとして活動経験を持つ。
- 櫻井美羽:『Nizi Project』にも参加した経験を持つ元練習生。
- 野仲紗奈:後に韓国のガールズグループLapillusのリーダーとしてデビュー。
- メイ:番組出演前からCherry Bulletのメンバーとして活動していた。
このように、ガルプラのJグループは全員が同じスタートラインに立った未経験者集団ではありませんでした。すでにアイドル経験を持つ参加者、韓国の芸能事務所で練習していた参加者、初めて大規模なオーディションに挑戦する参加者が同じステージで競い合っていたのです。
【最終順位と投票結果】江崎ひかる7位・坂本舞白8位、川口ゆりな14位・野仲紗奈16位
2021年10月22日に放送された最終回では、Kep1erとしてデビューする9人が発表されました。
日本人では江崎ひかるが7位、坂本舞白が8位にランクイン。2人が連続してデビュー圏内に入ったことは、Jグループにとって大きな結果でした。
日本人4人の最終ランキング
最終18人に残った日本人は4人でした。順位と最終得点、公開された投票数を整理すると次のとおりです。
| 参加者 | 最終順位 | 投票数・最終得点 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 江崎ひかる | 7位 | 387,709票 713,322点 |
Kep1erデビュー |
| 坂本舞白 | 8位 | 488,519票 708,149点 |
Kep1erデビュー |
| 川口ゆりな | 14位 | 278,775票 525,051点 |
デビュー圏外 |
| 野仲紗奈 | 16位 | 147,882票 342,370点 |
デビュー圏外 |
| 櫻井美羽 | Jグループ11位 第2回脱落 |
最終投票対象外 | 後にME:Iとしてデビュー |
※投票数と最終得点は異なる数値です。最終得点には韓国地域とその他地域の投票比率を反映した換算が行われています。櫻井美羽はファイナルまで進出していないため、最終18人の順位には含まれません。
江崎ひかるはなぜ7位でデビューできた?
江崎ひかるは番組序盤から高いパフォーマンス能力を示していました。特にJグループのシグナルソング『O.O.O(Over&Over&Over)』では評価1位を獲得し、グループのセンターを担当しています。
最終回では713,322点を獲得して7位に入りました。注目したいのは、ダンスだけでなく、ステージ上での表現力やラップを含めた総合的なパフォーマンスが評価されたことです。
デビュー後もKep1erの日本人メンバーとして活動を継続。2026年の公式スケジュールにもHIKARUの出演情報が掲載されており、同年11月23日には東京でのファンコンサートも予定されています。
坂本舞白は8位でデビュー、経験を生かした活動へ
坂本舞白は最終708,149点で8位。JYPエンターテインメントでの練習生経験を持ち、韓国語やK-POPの制作・活動環境に対する理解も強みでした。
最終投票の実投票数は488,519票で、日本人参加者の中では江崎ひかるを上回っています。一方、地域別投票の換算を経た最終得点では江崎が上回りました。
この結果は、ガルプラの最終順位が単純な投票数の多さだけでは決まらない仕組みだったことを示しています。
【2026年最新】江崎ひかると坂本舞白の現在、Kep1erとMADEINの活動
ガルプラでデビューを勝ち取った江崎ひかると坂本舞白は、2022年1月にKep1erとしてデビューしました。ただし、2026年現在は2人が同じグループで活動しているわけではありません。
江崎ひかる:7人体制のKep1erで活動継続
江崎ひかるは2026年11月現在もKep1erのメンバーです。
Kep1erは当初9人組として活動していましたが、2024年5月30日に所属会社WAKEONEとSWING Entertainmentが契約延長を発表。江崎ひかるを含む7人がグループ活動を継続し、坂本舞白とカン・イェソは予定されていたコンサートを最後にKep1erでの活動を終了することになりました。
この変更により、江崎ひかるは現在のKep1erにおける日本人メンバーとして活動しています。
2026年も日本でのイベントやテレビ出演が続いており、公式ファンクラブのスケジュールにはHIKARUのテレビ出演や11月のファンコンサート情報が掲載されています。
坂本舞白:Kep1er卒業後にMADEINへ
坂本舞白は2024年にKep1erでの活動を終了しました。その後、同年9月2日にデビューした多国籍ガールズグループMADEINに加入しています。
MADEINは日本と韓国のメンバーで構成されるグループです。公式プロフィールにもMASHIROの名前が掲載されており、坂本舞白は韓国でのグループ活動を続けてきました。
さらに2026年にはソロ活動にも進出しています。2026年8月19日には、ソロEP『24/11』をリリース。MADEINのメンバーとしての活動だけでなく、個人名義で音楽を届ける新しい展開が始まりました。
ガルプラでのデビューからKep1er、MADEIN、そしてソロ活動へ。坂本舞白はグループの変化に合わせてキャリアの幅を広げている人物です。
【脱落メンバーのその後】川口ゆりな・野仲紗奈・櫻井美羽は現在どうしている?
ガルプラの日本人参加者を振り返る際、デビューした2人だけでなく、惜しくもKep1er入りを逃したメンバーのその後も見逃せません。
特に川口ゆりな、野仲紗奈、櫻井美羽の3人は、それぞれ違った形で芸能活動を続けてきました。
川口ゆりな:最終14位からソロアーティストとして活躍
川口ゆりなは、ガルプラ序盤から非常に高い人気を獲得していた参加者です。
本人の公式プロフィールによると、第1回個人投票では全体1位を獲得。164か国から投票が行われ、そのうち83か国で1位となる結果を残しました。
しかし、最終順位は14位。最終得点は525,051点、投票数は278,775票となり、デビューには届きませんでした。
その後、2022年3月21日にユニバーサルミュージックからソロデビュー。歌手としての活動を本格化させています。
2026年の大きなトピックは、5thデジタルシングル「星灯(ほしあかり)」です。
同曲は2026年10月15日に配信リリースされ、テレビアニメ『魔法騎士レイアース』のエンディングテーマに起用されました。ユニバーサルミュージックの公式発表でも紹介されている最新の活動です。
オーディションでの人気をそのままグループデビューにつなげることはできませんでしたが、現在はソロアーティストとして独自の活動領域を築いています。
野仲紗奈:Lapillusのリーダーを経て新たな挑戦へ
野仲紗奈は、ガルプラ最終16位でデビューを逃しました。しかし、その後も韓国でのアイドル活動を諦めたわけではありません。
2022年6月、MLDエンターテインメントから6人組ガールズグループLapillusのメンバーとしてデビュー。韓国人メンバーや海外出身メンバーとともに活動し、日本人でありながらグループリーダーを務めました。
2023年8月には「Who's Next(Japanese Ver.)」で日本デビューも経験しています。
その後、2025年10月28日付のスポーツソウル日本版の報道では、野仲紗奈が所属事務所MLDエンターテインメントとの契約を約半年前に合意のうえで早期終了していたことが明らかになりました。
本人は2025年10月26日のSNS投稿で契約終了を報告し、これまでの関係者やファンへの感謝と、新しい挑戦に向けて進む意向を伝えています。
2026年11月現在、次の所属先や新しいグループへの加入について、広く確認できる公式発表はありません。Lapillusでの経験を経て、今後どのような道を選ぶのかが注目されます。
櫻井美羽:ガルプラ脱落後、ME:Iのメンバーとしてデビュー
櫻井美羽は、ガルプラ出演時から複数のオーディション経験を持つ参加者として注目されていました。
過去には『Nizi Project』にも参加しており、ガルプラは韓国でのデビューを目指した再挑戦の場でした。
しかし、2021年9月24日放送の第8話で発表された第2回順位結果では、Jグループ11位となり脱落。Jグループの上位8人が次のミッションへ進むルールだったため、惜しくも次のステージには進めませんでした。
ここでアイドルへの挑戦が終わったわけではありません。
2023年には日本のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』に参加。シグナルソングのセンターを務めるなど存在感を示し、最終順位4位でデビューメンバーに選ばれました。
そして2024年4月17日、ガールズグループME:Iのメンバーとして日本デビューを果たします。
2026年11月現在もME:Iの公式プロフィールにMIUとして掲載されており、公式ファンクラブでは2026年10月27日付の本人ブログも公開されています。
櫻井美羽のキャリアで注目したいのは、ガルプラでの脱落を経て、別のオーディションに再挑戦し、最終的にデビューを実現させた点です。ガルプラでの順位だけでは、その後の可能性を測れないことを示す代表的な例といえます。
【2026年版・誤解を整理】ガルプラ日本人メンバーについて知っておきたいこと
ガルプラ関連の情報を調べると、過去の順位と現在の所属グループが混同されているケースがあります。特に次の3点は整理しておきたいところです。
誤解1:Kep1erの日本人メンバーは2026年も2人いる?
これは現在の状況とは異なります。
デビュー当初のKep1erには江崎ひかると坂本舞白の2人の日本人メンバーがいました。しかし、2024年7月に坂本舞白がKep1erでの活動を終了。その後はMADEINに加入しています。
2026年のKep1erは7人体制で、江崎ひかるが日本人メンバーとして活動しています。
誤解2:川口ゆりなはガルプラで最初から14位だった?
これも正確ではありません。
川口ゆりなは第1回個人投票で全体1位を獲得しています。最終順位の14位とは大きな差があり、番組中の順位変動を理解するうえで要点です。
序盤で人気を集めた参加者が必ずしも最終デビュー枠に入るわけではないことが、ガルプラの競争の厳しさを表しています。
誤解3:櫻井美羽はガルプラでデビューできなかったから芸能活動を辞めた?
これも事実とは異なります。
櫻井美羽はガルプラではJグループ11位で脱落しましたが、その後『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』に参加し、4位でME:Iのデビューメンバーに選出されています。
つまり、ガルプラでの脱落はアイドル活動の終わりではなく、その後の再挑戦につながる転換点でした。
【ガールズプラネット999日本人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ガールズプラネット999の日本人参加者は何人いましたか?
A1:日本人参加者はJグループの全33人です。韓国のKグループ33人、中国のCグループ33人と合わせて、合計99人が参加しました。
Q2:ガルプラでデビューした日本人メンバーは誰ですか?
A2:江崎ひかると坂本舞白の2人です。最終順位は江崎ひかるが7位、坂本舞白が8位でした。2人は2022年1月にKep1erとしてデビューしています。
Q3:川口ゆりなのガルプラ最終順位は何位ですか?
A3:最終14位です。ただし、第1回個人投票では全体1位を獲得していました。2026年現在はソロアーティストとして活動し、10月15日に5thデジタルシングル「星灯」をリリースしています。
Q4:櫻井美羽はガルプラ脱落後、どのグループに入りましたか?
A4:2023年の『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』で最終4位となり、2024年4月17日にME:Iのメンバーとしてデビューしました。
Q5:坂本舞白は2026年現在もKep1erに所属していますか?
A5:いいえ。2024年にKep1erでの活動を終了し、MADEINに加入しました。2026年8月にはソロEP『24/11』もリリースしています。
Q6:野仲紗奈は現在どこで活動していますか?
A6:ガルプラ後はLapillusのリーダーとして活動しましたが、2025年にMLDエンターテインメントとの契約終了を報告しています。2026年11月現在、次の所属先についての公式発表は確認できません。
まとめ:【プロの結論】ガルプラ日本人33人の挑戦は、それぞれのキャリアにつながっている
『Girls Planet 999:少女祭典』に参加した日本人33人のうち、Kep1erとしてデビューしたのは江崎ひかると坂本舞白の2人でした。
しかし、2026年現在の活動を追うと、デビューしたかどうかだけでは参加者のキャリアを評価できないことが分かります。
- 江崎ひかる:最終7位。7人体制のKep1erで活動継続。
- 坂本舞白:最終8位。MADEINに加入し、2026年にはソロEPもリリース。
- 川口ゆりな:最終14位。ソロ歌手としてアニメ主題歌も担当。
- 野仲紗奈:最終16位。Lapillusのリーダーを経験し、新たな挑戦へ。
- 櫻井美羽:Jグループ11位で途中脱落。その後ME:Iとしてデビュー。
特に注目したいのは、ガルプラでの順位と、その後の芸能活動が必ずしも比例しないことです。川口ゆりなのように序盤で全体1位を獲得した参加者もいれば、櫻井美羽のように途中脱落後の別のオーディションでデビューをつかんだ参加者もいます。
オーディション番組の順位は、その時点での投票結果を示すものです。一方、アーティストとしてのキャリアは、その後の活動、所属事務所との関係、本人の挑戦によって変わっていきます。
2026年のJグループを振り返るなら、Kep1erの江崎ひかる、MADEINの坂本舞白、ソロ活動を続ける川口ゆりな、ME:Iの櫻井美羽など、現在の所属と最新の活動を基準に見ることが大切です。
33人それぞれの挑戦は、ガルプラの最終順位だけでは語り尽くせません。『Girls Planet 999』は、デビューを果たしたメンバーだけでなく、その後も夢を追い続けた参加者たちのキャリアの出発点として、今も振り返る価値のあるオーディション番組です。