『呪術廻戦』に登場する東堂葵(とうどうあおい)は、京都府立呪術高等専門学校の3年生であり、圧倒的な身体能力と独特な戦闘センスを持つ1級呪術師だ。豪快な言動や高田ちゃんへの熱烈な愛情で知られる一方、虎杖悠仁を導く師匠のような存在でもある。
最大の特徴は、拍手によって対象の位置を入れ替える術式「不義遊戯(ブギウギ)」。渋谷事変で左腕を失った後も、新宿決戦ではビブラスラップを利用した「不義遊戯・改」で復活し、宿儺との戦いに大きく貢献した。加えて、2026年にはスピンオフ『呪術廻戦≡(モジュロ)』でも、その後の人生に関する新情報が描かれている。
この記事では、プロフィールや身長・年齢、術式の仕組み、強さ、虎杖との関係、黒閃、渋谷事変での活躍、死亡説と復活、2026年時点の最新情報まで、原作の展開を軸に詳しく解説する。※原作最終回および『モジュロ』のネタバレを含む。
【プロフィール】東堂葵の身長・年齢・誕生日・等級を総まとめ

『呪術廻戦』登場人物・京都校所属
- 所属:京都府立呪術高等専門学校
- 等級:1級呪術師
- 声優:木村昴
- 術式:不義遊戯(ブギウギ)
東堂葵は、筋骨隆々の大柄な体格とドレッドヘア、顔に残る傷跡が印象的な人物だ。初対面の相手にも遠慮なく自分の価値観をぶつけるため、登場当初はかなり癖の強いキャラクターとして描かれている。
しかし、その外見や言動だけで人物像を判断すると、本質を見誤る。実際には戦況を冷静に分析する頭脳と、仲間を守る強い責任感を備えている。
東堂葵の基本プロフィール
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 東堂葵 |
| 誕生日 | 9月23日 |
| 年齢 | 18歳 |
| 身長 | 190cm以上 |
| 所属 | 京都府立呪術高等専門学校 |
| 学年 | 3年生 |
| 等級 | 1級呪術師 |
| 術式 | 不義遊戯 |
| 趣味 | 高田ちゃん |
| 好きな食べ物 | ハラミ |
| 苦手な食べ物 | なし |
| ストレス | 退屈 |
| 好みのタイプ | 身長と尻が大きい女性 |
| 声優 | 木村昴 |
プロフィールの基本情報は、アニメ公式キャラクター紹介や関連公式資料に基づくものだ。特に身長は190cm以上とされ、同年代の学生キャラクターの中でも際立っている。
声優は木村昴!東堂の豪快な性格を表現
アニメ版で東堂葵を演じるのは声優の木村昴。
東堂の特徴である豪快な笑い声、勢いのある話し方、戦闘中の緊迫した声色など、場面ごとの振れ幅が大きいキャラクターを演じている。
特に虎杖との掛け合いでは、強引ながらも相手を認める兄貴分の雰囲気が伝わる。
東堂は単に声の大きい豪快な人物ではない。戦闘中には高度な判断力を見せ、仲間を励ます場面では言葉の重みも変わる。こうした複数の側面を持つ人物像が、木村昴の演技によって印象的に表現されている。
【人物相関】東堂葵と虎杖悠仁・高田ちゃんの関係とは?
東堂を語るうえで欠かせないのが、虎杖悠仁と高田ちゃんという2人の存在だ。
一見すると共通点のない人物たちだが、東堂の価値観や行動原理を理解すると、それぞれが重要な役割を担っていることが分かる。
虎杖悠仁との出会いは京都姉妹校交流会
東堂と虎杖が本格的に関わるきっかけとなったのは、京都姉妹校交流会だ。
当初、東堂は虎杖を含む東京校の生徒たちに対して、かなり強気な態度を取っていた。特に伏黒恵に対しては、戦闘前に突然「どんな女がタイプだ?」と質問する。
東堂にとって女性の好みは、その人物の価値観や人間性を知るための重要な判断材料だった。
伏黒の回答には満足できなかった東堂だが、虎杖の回答を聞くと態度が一変する。
虎杖も東堂と同じく、身長と尻が大きい女性を好みのタイプとして挙げたからだ。
その瞬間、東堂の脳内には虎杖と長年の親友であるかのような記憶があふれ出す。高田ちゃんに告白しようとする東堂を虎杖が止めるという、実際には存在しない思い出まで描かれた。
この演出はファンの間で「存在しない記憶」と呼ばれる有名な場面になっている。
重要なのは、これが虎杖と東堂の本当の過去ではないことだ。2人の好みが一致したことで東堂の中に生まれた、強烈な脳内イメージとして描かれている。
虎杖をブラザーと認めた理由
東堂は虎杖を単なる仲間ではなく、ブラザーと呼ぶ。
しかし、その関係は単なる趣味の一致だけで終わらない。
東堂は虎杖の身体能力や戦闘センスを高く評価し、呪力操作についても具体的な助言を与えた。
特に重要なのが、花御との戦いだ。
東堂は虎杖の打撃と呪力のタイミングに着目し、逕庭拳の問題点を理解させる。さらに黒閃を発動するための集中状態へ虎杖を導いた。
つまり、東堂は虎杖にとって戦友であると同時に、戦闘技術を成長させた師匠でもある。
高田ちゃんとの関係は?東堂が熱狂する理由
高田ちゃんは、東堂が熱烈に応援している高身長アイドルだ。
公式プロフィールでも、東堂の趣味として高田ちゃんが紹介されている。
東堂は彼女の活動に強い関心を持ち、戦闘中にも高田ちゃんを思い浮かべることがある。
特に注目したいのが、東堂の脳内に登場する高田ちゃんとの会話だ。
これは実際に高田ちゃんが遠隔で東堂を助けているわけではない。東堂自身の思考や直感、戦闘経験を、脳内の高田ちゃんとの対話という形で表現した演出として理解できる。
この設定によって、東堂の真面目な戦闘分析と突飛な趣味が自然につながっている。
東堂葵を取り巻く主要人物の関係一覧
| 関係人物 | 東堂との関係 | 物語での役割 |
|---|---|---|
| 虎杖悠仁 | ブラザー・親友 | 共闘し、互いに成長する |
| 伏黒恵 | 京都姉妹校交流会で対峙 | 好みの質問をきっかけに衝突 |
| 高田ちゃん | 熱烈に応援するアイドル | 東堂の精神的な支え |
| 真人 | 敵対する特級呪霊 | 渋谷事変で左腕を失う原因 |
| 九十九由基 | 東堂の過去に関わる特級術師 | 幼少期の東堂を見いだした人物 |
| 宮國千陽 | 後進の教え子 | 『モジュロ』で師弟関係が明らかになる |
【術式解説】不義遊戯(ブギウギ)の仕組みと能力が強すぎる理由
東堂葵の最大の武器が、生得術式「不義遊戯(ブギウギ)」だ。
一見すると単純な位置交換能力だが、実際の戦闘では非常に応用範囲が広い。東堂の強さは、術式そのものの性能だけではなく、その能力を使うタイミングと対象の選び方にある。
不義遊戯の基本的な仕組み
不義遊戯は、手を叩くことで術式の範囲内にある一定以上の呪力を持つ対象の位置を入れ替える能力だ。
基本的な使い方は次のとおり。
- 自分と敵の位置を交換する。
- 自分と味方の位置を交換する。
- 味方と敵の位置を交換する。
- 呪力を持つ物体を交換対象にする。
- 拍手をしても位置交換を行わず、相手を惑わせる。
この能力が厄介なのは、相手が拍手を聞いた瞬間に、誰がどこへ移動するのか判断しなければならない点にある。
例えば、東堂と虎杖が敵を挟み込んでいる場合、敵は東堂と虎杖のどちらから攻撃されるかだけでなく、位置交換によって攻撃方向そのものが変化する可能性まで考慮する必要がある。
つまり、不義遊戯は単なる移動能力ではない。
敵の判断を狂わせ、味方の攻撃機会を増やす戦場操作能力なのだ。
不義遊戯が強い3つの理由
1.位置交換によって敵の防御を崩せる
攻撃を避けるだけでなく、敵を味方の攻撃範囲へ移動させることも可能だ。敵の予測を外すことで、防御や回避の判断を難しくする。
2.味方との連携で性能が上がる
虎杖のように近接戦闘に優れた味方がいる場合、不義遊戯の価値はさらに高まる。
東堂が位置を交換し、虎杖が攻撃する。この動きを繰り返すことで、敵は攻撃のタイミングを読みづらくなる。
3.フェイントによって相手の思考を誘導できる
拍手したからといって、必ず位置交換が発生するわけではない。
実際に交換する場合と交換しない場合を使い分けることで、相手に予測を強いる。
この駆け引きが、東堂の戦闘IQの高さを示している。
不義遊戯・改とは?ビブラスラップによる驚異の進化
渋谷事変で左腕を失った東堂は、従来の方法で拍手をすることが難しくなった。
しかし、新宿決戦で再登場した際、彼の左腕にはビブラスラップという打楽器が装着されていた。
ビブラスラップは、重りを動かすことで内部の金属片と木製の箱が衝突し、独特の振動音を発生させる楽器だ。
東堂はこれを利用して術式の発動条件を変更した。
| 比較項目 | 従来の不義遊戯 | 不義遊戯・改 |
|---|---|---|
| 発動条件 | 手を叩く | ビブラスラップの衝突 |
| 発動速度 | 拍手に応じた交換 | 1秒間に約50回 |
| 主な用途 | 敵の位置交換・撹乱 | 高速交換・広範囲支援 |
| 特徴 | シンプルな位置操作 | 複数対象を利用した高度な連携 |
特に注目すべきは、ビブラスラップによって1秒間に約50回の術式発動が可能になったことだ。
さらに東堂は、自分に縛りを課して実際の位置交換回数を制限することで、術式の対象数や効果範囲を拡大した。
これは、単純に発動回数を増やしただけではない。交換回数を制御することで、戦術的な自由度を高めた改良なのだ。
【強さ・実力】東堂葵はどれほど強い?1級術師としての評価と黒閃
東堂葵の等級は1級呪術師だ。
『呪術廻戦』における1級は、実戦で高い能力を発揮する上位の等級であり、東堂は京都校の主力として扱われている。
彼の強さを評価する場合、術式だけでなく、肉体能力、判断力、経験の3つを合わせて見る必要がある。
東堂の強さを支える3つの能力
身体能力
190cm以上の大柄な体格に加え、鍛え上げられた肉体を持つ。近接戦闘では術式を使わなくても高い攻撃力を発揮できる。
戦闘IQ
東堂の大きな強みは、戦況を把握する速度だ。
敵の攻撃パターンを観察し、味方の能力を理解したうえで最適な位置交換を選択する。特に複数の人物が入り乱れる戦闘で、その判断力が生きる。
精神力
どれほど不利な状況でも冷静さを失いにくい。
渋谷事変では、精神的に追い詰められた虎杖を立ち直らせる役割を果たした。これは戦闘能力とは別の意味で、東堂の実力を示す重要な要素だ。
東堂葵は黒閃を発動できる?
東堂は黒閃の発動経験がある。
黒閃とは、打撃と呪力の衝突が極めて短い時間差で起こった際に発生する現象だ。
作中では、打撃との誤差が0.000001秒以内に呪力が衝突することで発生し、通常の打撃と比較して威力が平均2.5乗に高まると説明されている。
ただし、黒閃は通常の術式のように自由に発動できる技ではない。
東堂の場合、特に重要なのが次の2つの場面だ。
- 京都姉妹校交流会: 虎杖に呪力操作のコツを教え、花御との戦いで黒閃を発動するためのきっかけを作った。
- 渋谷事変: 真人との戦いで東堂自身も黒閃を発動している。原作15巻128話で確認できる。
つまり、東堂は黒閃を教える側であるだけでなく、自らも黒閃を経験した実力者なのだ。
東堂と虎杖、どちらが強い?
2人は戦闘スタイルが異なるため、単純な優劣を決めることは難しい。
| 評価項目 | 東堂葵 | 虎杖悠仁 |
|---|---|---|
| 近接戦闘 | 非常に高い | 非常に高い |
| 戦術的判断 | 不義遊戯を使った高度な連携 | 状況に応じた適応力 |
| 位置操作 | 不義遊戯で可能 | 独自の術式によるものではない |
| 黒閃 | 発動経験あり | 多数の発動経験あり |
| 得意分野 | 戦場の撹乱・味方の支援 | 高い身体能力と攻撃力 |
東堂は戦場をコントロールする能力に優れ、虎杖は強烈な近接攻撃を繰り出す能力に優れている。
新宿決戦でも、東堂の位置交換が虎杖の攻撃を成立させる重要な要素になっていた。
2人は競い合うだけの関係ではなく、互いの長所を最大限に引き出せるコンビなのである。
【渋谷事変】東堂葵は死亡した?左腕を失った経緯と復活まで
東堂葵について検索される疑問の中でも、特に多いのが死亡説と左腕のその後だ。
結論からいえば、東堂は渋谷事変でも新宿決戦でも死亡していない。
ただし、渋谷事変では術式の発動に必要な左手を失い、一時的に戦闘能力を大きく損なうことになった。
渋谷事変で虎杖の前に現れる東堂
渋谷事変では、虎杖が真人と戦う中で精神的に追い詰められていく。
宿儺による大量殺人、七海建人の死、釘崎野薔薇の重傷など、取り返しのつかない出来事が重なり、虎杖は自分自身を責めるようになる。
そんな虎杖の前に現れたのが東堂だった。
東堂は虎杖に対して、仲間たちの死を背負いながらも戦い続けることの意味を伝える。
特に印象的なのが、次の言葉だ。
「オマエは何を託された?」
東堂は、亡くなった仲間たちの死に無理やり意味を与えることが正解だとは考えていない。
それでも、生きている者が立ち止まらずに進むことを求める。
この言葉によって、虎杖は再び戦う意志を取り戻した。
東堂は戦闘に加勢するだけでなく、虎杖が呪術師として再び立ち上がるための精神的な支柱となった。
真人との戦いで左腕を失う
東堂は虎杖と協力して真人と戦う。
しかし、真人が領域展開「自閉円頓裹」を発動したことで状況が一変する。
真人の術式「無為転変」は、魂の形を変えることで肉体にも影響を及ぼす危険な能力だ。
東堂は自分の左手が変形し始めたことを察知し、被害が身体全体に及ぶのを防ぐため、左手首を切断する。
この判断によって致命的な事態は避けられたが、不義遊戯の発動条件である拍手ができなくなってしまった。
東堂自身も、従来の術式が使用できなくなったことを認めている。
「俺の不義遊戯はもう死んでいる」の意味
東堂の発言が死亡説につながった理由の一つだ。
しかし、ここで死んだと表現されているのは東堂本人ではなく、従来の発動条件を失った不義遊戯である。
東堂はその後も生存し、後に術式の発動方法を変更して戦線へ復帰する。
この違いを理解すれば、渋谷事変後に東堂が死亡したという誤解は解消できる。
新宿決戦で復活!不義遊戯・改で宿儺を翻弄
東堂が再登場するのは、宿儺との新宿決戦だ。
失った左腕にビブラスラップを装着し、不義遊戯を改良した姿で戦場へ戻ってくる。
東堂の復帰が重要なのは、単に戦力が増えたからではない。
宿儺の攻撃を受ける味方を位置交換によって救出し、虎杖の攻撃を成立させるための支援を行ったからだ。
特に宿儺の「竈(カミノ)」による大規模な攻撃では、不義遊戯・改を使って味方を危険な範囲から脱出させる。
その後も虎杖と連携し、位置交換のフェイントによって宿儺の予測を崩した。
さらに来栖華を救うために自分と位置を交換するなど、味方を守る行動も見せる。
最終的には宿儺の黒閃を受けて戦闘不能になるが、命を落としたわけではない。
【名言・名シーン】東堂葵の魅力が伝わる印象的な場面
東堂葵は、登場するたびに印象的な言葉や行動を残すキャラクターだ。
その名言には、豪快な性格だけでなく、仲間への思いや呪術師としての信念が表れている。
「どんな女がタイプだ?」
東堂を象徴する質問だ。
初対面の相手にも遠慮なく好みの女性を尋ねるという、非常に独特な価値観を持っている。
東堂にとって、女性の好みは単なる雑談ではない。その人物の性格や人間性を判断するための基準になっている。
虎杖との関係が始まるきっかけにもなった、重要なセリフだ。
「ただし俺達を除いてな」
渋谷事変で東堂が登場する場面における印象的な言葉。
平家物語の冒頭を引用しながら、盛者必衰という世の理を自分たちには当てはめないと宣言する。
虎杖が絶望に沈んでいる状況で、この言葉とともに現れる東堂の存在感は非常に大きい。
「オマエは何を託された?」
東堂の人物像を理解するうえで、特に重要な言葉だ。
仲間を失った虎杖に対し、単に悲しみを忘れろと伝えるのではなく、これから何を背負って生きるのかを問いかけている。
東堂は虎杖に答えを強制しない。答えが出るまで戦い続けることを求める。
この姿勢に、東堂が単なる戦闘好きではないことが表れている。
「おかえり」
虎杖が再び戦う意志を取り戻した後、東堂が迎える場面の言葉。
短い一言だが、東堂と虎杖の関係を象徴している。
虎杖がどれほど精神的に追い詰められても、東堂は彼をブラザーとして受け入れる。
この場面は、東堂が虎杖にとってどれほど大きな存在だったかを示す名シーンの一つだ。
【2026年最新情報】東堂葵の現在と『呪術廻戦≡』で明かされたその後
2026年の東堂葵を語るうえで、見逃せないのが本編完結後の展開だ。
『呪術廻戦』の本編は2024年9月30日発売の週刊少年ジャンプ44号で第271話をもって完結した。最終巻となる30巻は2024年12月25日に発売されている。
その後の世界を描く作品として、芥見下々原作・岩崎優次作画による『
『モジュロ』は本編から68年後の物語
『モジュロ』は、死滅回游から68年後となる2086年を舞台にした近未来スピンオフだ。
乙骨真剣と乙骨憂花を中心に、地球外生命体シムリア星人との関係を描いている。
集英社の公式作品紹介では、2025年41号から連載が始まり、2026年時点で単行本全3巻が発売されている。
東堂は『モジュロ』で生存している?
『モジュロ』では東堂が物語の中心人物として登場するわけではない。
しかし、作品内で名前が言及され、虎杖との関係や過去の活動について新しい情報が明らかになっている。
2026年の関連エピソードで注目される要点は次のとおりだ。
1.虎杖との連絡が続いている
『モジュロ』第21話では、虎杖が東堂から情報を得ていたことが示される。
本編の新宿決戦から長い年月が経過しても、2人の関係が続いていることが分かる重要な描写だ。
2.東堂には妻がいる
最終巻の描き下ろしエピソードでは、老年となった東堂が女性と一緒に歩く姿が描かれる。
その女性は妻とされており、東堂が長い年月を経て家庭を築いていることが分かる。
なお、妻の正体を高田ちゃんと断定する根拠はない。外見的な特徴から関連を考察する読者もいるが、両者を同一人物と決めつけることはできない。
3.後進の育成にも関わっていた
描き下ろしエピソードでは、現役1級術師の宮國千陽と東堂の師弟関係も明らかになる。
東堂は宮國に呪術師としての考え方を教えていた。
かつて虎杖をブラザーとして導いた東堂が、今度は次世代の呪術師を育てる側に回っている。
これは、東堂の人物像が本編から大きく変化していないことを示す一方、長い人生の中で指導者としての役割も担っていたことを伝える描写だ。
2026年のアニメ最新情報と東堂の再登場
2026年10月31日時点では、TVアニメ第3期「死滅回游 前編」が2026年1月8日から放送開始されている。
また、公式発表では第4期「死滅回游 後編」の制作も決定しており、2026年8月にはスーパーティザービジュアルも公開された。
ただし、東堂のビブラスラップを使った復活は、原作の新宿決戦における出来事だ。
そのため、死滅回游のアニメ化と東堂の新宿決戦での本格的な再登場は、区別して考える必要がある。第4期の放送内容だけから、東堂の復活シーンの放送時期を確定することはできない。
2026年の東堂に関する情報を整理すると、次のようになる。
| 時期 | 東堂に関する出来事 | 状況 |
|---|---|---|
| 京都姉妹校交流会 | 虎杖と出会いブラザー認定 | 共闘関係の始まり |
| 渋谷事変 | 真人との戦いで左腕を失う | 生存・術式使用困難 |
| 新宿決戦 | ビブラスラップで復帰 | 不義遊戯・改を使用 |
| 2024年9月 | 原作本編が完結 | 第271話 |
| 2025~2026年 | 『モジュロ』が展開 | 68年後の世界を描く |
| 2026年 | 描き下ろしで老後や妻、弟子に関する情報が判明 | 生存後の人生が補足される |
| 2026年10月 | アニメ第4期の制作が進行 | 放送時期は未確定 |
【プロの結論】東堂葵が『呪術廻戦』で重要なキャラクターである理由
東堂葵の魅力は、単純な強さや個性的な言動だけでは説明できない。
彼は物語の中で、虎杖の成長を支える重要な役割を担っている。
京都姉妹校交流会では、敵として登場しながら虎杖の才能を見いだし、戦闘技術を教える立場になった。
渋谷事変では、精神的に追い詰められた虎杖を立ち直らせ、再び戦場へ送り出す。
そして新宿決戦では、失った左腕を補う方法を見つけ、術式を進化させて戻ってくる。
この一連の展開には、東堂という人物の本質が表れている。
東堂は、仲間の能力を引き出し、自分の能力を仲間のために使える呪術師なのだ。
特に不義遊戯は、単独で使用する場合よりも、虎杖のような近接戦闘に優れた仲間と組んだときに大きな効果を発揮する。
東堂の戦闘力は、本人の身体能力と術式だけで完結しない。味方との連携を成立させる能力まで含めて評価すべきだ。
また、2026年の『モジュロ』で描かれた後進の育成や妻との生活は、東堂が戦闘だけの人物ではなかったことを補足している。
彼の人物像を理解するなら、次の3点を押さえておきたい。
- 強さを知りたい人: 1級術師としての身体能力、不義遊戯、黒閃、新宿決戦での活躍に注目する。
- 人物像を知りたい人: 虎杖との関係、高田ちゃんへの愛情、渋谷事変での言葉に注目する。
- 最新の結末を知りたい人: 本編30巻だけでなく、『モジュロ』と描き下ろしエピソードまで確認する。
【よくある質問】呪術廻戦の東堂葵に関するFAQ
Q1:東堂葵の年齢と身長は?
A1:作中プロフィールでは18歳、身長190cm以上。京都府立呪術高等専門学校の3年生だ。
Q2:東堂葵の術式は何?
A2:「不義遊戯(ブギウギ)」。拍手によって、一定以上の呪力を持つ対象の位置を入れ替える術式だ。
Q3:東堂葵は死亡した?
A3:死亡していない。渋谷事変で左腕を失い、新宿決戦でも負傷するが生存している。
Q4:東堂葵の左腕はどうなった?
A4:渋谷事変で真人の無為転変を受け、自ら切断した。その後、ビブラスラップを装着して術式を再び使用できるようにした。
Q5:東堂葵は黒閃を使える?
A5:使える。真人との戦いで東堂自身も黒閃を発動している。また、京都姉妹校交流会では虎杖に黒閃の発動を促した。
Q6:東堂葵と虎杖悠仁は本当に親友?
A6:東堂が虎杖をブラザーと呼び、強い信頼関係を築いている。虎杖の側も東堂を重要な仲間として認識しており、共闘時の相性は非常に良い。
Q7:東堂葵と高田ちゃんは付き合っている?
A7:高田ちゃんは東堂が熱烈に応援するアイドル。交際関係は描かれていない。『モジュロ』の描き下ろしでは妻の存在が明かされたが、妻が高田ちゃん本人であるとの確定情報はない。
Q8:東堂葵は2026年の『モジュロ』にも登場する?
A8:本編への登場は限定的だが、第21話で虎杖との情報共有が示され、単行本3巻の描き下ろしエピソードで老後や妻、後進の育成について補足されている。
Q9:東堂葵の声優は誰?
A9:アニメ版の声優は木村昴。東堂の豪快な性格や戦闘中の迫力ある演技を担当している。
まとめ:東堂葵は虎杖を支え続けた最強のブラザー
東堂葵は、『呪術廻戦』の中でも特に個性と実力を兼ね備えた1級呪術師だ。
身長190cm以上の巨体、優れた身体能力、戦闘IQ、そして不義遊戯という独特な術式を持つ。さらに黒閃の発動経験もあり、単独でも高い戦闘能力を誇る。
しかし、東堂の本当の魅力は仲間との関係にある。
虎杖をブラザーと認め、京都姉妹校交流会から渋谷事変、新宿決戦に至るまで、重要な局面で彼を支え続けた。
左腕を失った後も諦めず、不義遊戯・改という新たな能力を生み出して復活した姿は、東堂の精神的な強さを象徴している。
そして2026年、『呪術廻戦≡』の描き下ろしエピソードによって、戦いの後も生き続け、妻や弟子と関わる東堂の人生が補足された。
初登場時の破天荒な男という印象から、虎杖を導く師匠、仲間を救う戦術家、そして後進を育てる人物へ。
東堂葵は、戦闘シーンだけでなく、その生き方そのものが『呪術廻戦』の物語に大きな意味を残したキャラクターである。