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【原晋監督のチーム戦略】青学駅伝の強さを支える育成と区間配置

御影 遼 御影 遼 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
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青山学院大学の駅伝を語るうえで、原晋監督のチームマネジメントは欠かせない。青学大の強さは、単純に速い選手を集めることだけではなく、選手の成長段階や大会の日程に合わせてチーム全体の力を引き出すことにある。

2026年は「やるぜ大作戦」で全日本4位へ

2026年10月12日の出雲駅伝で、青学大は総合11位に終わった。関東勢の中でも厳しい結果となり、原監督はチームの駅伝力に課題を感じていた。

その後、10月31日の全日本大学駅伝前日会見で掲げた作戦名が「やるぜ大作戦」だった。

文化放送の会見報道によると、原監督は出雲駅伝の敗因について、単純な選手の能力不足ではなく、夏のトレーニングによる疲労が残り、大会時期にパフォーマンスを十分に発揮できなかった可能性を指摘している。

「襷を渡す間際の1秒を大切にして、前の集団でしっかりとレースができるように頑張っていきたいと思います」

この発言から読み取れるのは、各区間で大きく順位を上げることだけでなく、細かなロスを抑えて集団から離れない駅伝を重視する姿勢だ。

原監督は全日本の登録メンバー8人について、全員が高い実力を持つ選手だと評価。一方、前年の黒田朝日のような、単独でレースの流れを変えるゲームチェンジャーは今年はいないという認識も示した。

つまり2026年の青学大は、突出した一人に依存するのではなく、全区間で安定した走りを積み重ねるチームづくりを目指していた。その方針は、1区の区間賞や5区・6区の好走という形で結果にも表れた。

2026年全日本大学駅伝から見えるチームの課題

全日本大学駅伝では、中盤までの3年生を中心とした走りが光った。4区の黒田然、5区の小河原陽琉、6区の飯田翔大がいずれも区間5位以内に入り、6区終了時点では総合3位につけていた。

一方、終盤の7区と8区では順位を維持できず、最終的に4位となった。

この結果から、2027年の箱根駅伝に向けた課題として浮かぶのが、長い距離を担当する選手の持久力と終盤の競り合いへの対応だ。

全日本大学駅伝の7区は17.6km、8区は19.7km。短い区間で発揮できるスピードだけでなく、後半までペースを落とさない能力が求められる。

2026年は3年生が中盤を支えた一方、4年生が終盤を担当した。箱根駅伝では区間距離やコース特性が異なるため、全日本の結果だけで箱根の配置を決めることはできない。それでも、長距離区間を担う選手層の充実は、次の大会に向けた重要なテーマになる。

【箱根駅伝2027】青学のエントリー予想と注目メンバー

青山学院大学駅伝メンバー

第103回箱根駅伝は、2027年1月2日・3日に開催される。青山学院大学は2026年1月の第102回大会で総合優勝を果たしており、次回大会でも優勝争いへの期待が集まる。

ただし、2027年大会の正式な区間エントリーは、11月3日時点では発表されていない。現在の部員名簿、全日本大学駅伝の登録状況、実際の出走実績から候補を考える段階だ。

箱根2027の中心候補となる3年生世代

まず注目したいのは、2026年度の3年生。2027年1月の箱根駅伝では大学3年生として出場する世代で、翌年度にはチームの中心を担うことになる。

- 小河原陽琉: 全日本5区区間3位。ハーフマラソン1時間01分30秒の実績もあり、主要区間の候補。
- 飯田翔大: 10000m27分51秒51。全日本6区区間4位で、長距離区間への対応力も示した。
- 折田壮太: 5000m13分28秒78、10000m27分43秒92。トラックの自己ベストではチームトップ。
- 黒田然: 全日本4区区間5位。安定した走りで中盤を支える存在。
- 佐藤愛斗: 10000m27分55秒93、ハーフマラソン1時間01分57秒。登録メンバー入りを目指す競争にも注目。
- 松田煌希: 全日本3区区間5位。全国大会の出走経験を積み、今後の成長が期待される。

この世代の強みは、10000m27分台の記録を持つ選手が複数いることだ。特定のエースだけに負担を集中させず、往路・復路の双方に戦力を配置できる可能性がある。

2年生から台頭が期待される選手

2026年度の2年生にも、箱根駅伝の戦力として期待できる選手がいる。

- 榅山一颯: 2026年全日本1区で区間賞。序盤から流れを作る力を証明した。
- 石川浩輝: 全日本2区を経験。2026年箱根駅伝では6区区間3位を記録している。
- 神邑亮佑: 5000m13分43秒99、10000m28分53秒72。今後の主要大会での起用に期待。
- 前川竜之将: 10000m28分36秒55。駅伝経験を重ねていきたい選手。

特に榅山と石川は、2026年全日本大学駅伝の1区・2区を担当した経験がある。序盤の流れを作る役割を任せられるかが見どころとなる。

4年生の平松享祐・鳥井健太・中村海斗も重要

2027年1月の箱根駅伝は、2026年度4年生にとって大学最後の箱根駅伝となる。平松享祐と鳥井健太は全日本大学駅伝で実際に走り、長距離区間の経験を持つ。

中村海斗も主将としてチームをまとめてきた。全日本では補員だったものの、箱根駅伝での起用候補から外れたわけではない。

ただし、出走するかどうかは大会前の調整状況や監督の判断による。特に最終学年の選手は、最後の大会に向けたコンディション管理が重要になる。

箱根駅伝2027の予想をどう見るべきか

現段階で考えられるのは、全日本大学駅伝で実績を残した3年生を軸に、榅山や石川などの下級生、平松や鳥井などの4年生を組み合わせる布陣だ。

2026年の箱根駅伝で青学大は10時間37分34秒を記録して優勝した。次回大会では前回の優勝メンバーからの入れ替わりもあるため、単純な連覇予想ではなく、現在の部員の記録と駅伝経験を基準に戦力を見極めたい。

箱根駅伝のエントリー発表後には、候補16名、区間エントリー10名、当日の変更をそれぞれ確認する必要がある。現時点の予想と正式な出走メンバーを混同しないことが大切だ。

【よくある誤解】青山学院大学駅伝メンバーの情報を調べる際の注意点

青学駅伝の選手情報は、部員名簿、各大会のエントリー、当日オーダー、過去の箱根駅伝記録が混在して紹介されることがある。選手を正確に把握するには、情報の種類を区別することが重要だ。

部員名簿に掲載されていれば箱根を走れる?

部員名簿に名前があることと、箱根駅伝に出走することは同じではない。大会ごとに登録人数や区間数が決められており、実際に走る選手はチーム内の競争と監督の判断で決まる。

全日本の登録メンバー16名は全員出走する?

全日本大学駅伝では16名が登録されても、実際に走るのは8名。2026年大会でも中村海斗や折田壮太などは登録されたものの、当日の出走には至らなかった。

5000mの自己ベストが速ければ箱根でも活躍できる?

必ずしもそうではない。箱根駅伝は長い距離を走るため、10000mやハーフマラソンの記録、起伏への対応力、レース経験も重要になる。

選手を比較するときは、トラックの持ちタイムだけでなく、実際に出場した駅伝での区間順位も確認したい。

【青山学院大学駅伝メンバー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:青山学院大学駅伝部の2026年最新メンバーは何人ですか?
A1:公式部員紹介に掲載された男子長距離ブロックの選手は45名です。4年生8名、3年生13名、2年生13名、1年生11名で構成されています。

Q2:2026年全日本大学駅伝で青学大を走った選手は誰ですか?
A2:榅山一颯、石川浩輝、松田煌希、黒田然、小河原陽琉、飯田翔大、平松享祐、鳥井健太の8名です。総合4位、5時間10分16秒で大会を終えました。

Q3:青山学院大学の2026年度の主将は誰ですか?
A3:中村海斗です。世羅高校出身の4年生で、5000m13分45秒61、10000m28分49秒40の自己ベストを持っています。

Q4:箱根駅伝2027で注目すべき青学の選手は誰ですか?
A4:小河原陽琉、飯田翔大、折田壮太、黒田然、榅山一颯、石川浩輝らが注目候補です。平松享祐や鳥井健太など4年生の経験者にも注目したいところです。正式な出走メンバーは大会前の発表を待つ必要があります。

Q5:青山学院大学の5000m・10000m最速選手は誰ですか?
A5:2026年度の公式部員紹介に掲載された記録では、5000m・10000mともに折田壮太がトップです。5000m13分28秒78、10000m27分43秒92となっています。

Q6:黒田然と黒田朝日は同じ選手ですか?
A6:別の選手です。黒田然は2026年度の3年生で玉野光南高校出身。黒田朝日は2026年1月の箱根駅伝で5区区間賞を獲得した選手です。名前を混同しないよう注意してください。

まとめ:青山学院大学駅伝メンバーの今後と箱根2027への期待

2026年11月現在の青山学院大学駅伝メンバーは、4年生の経験と3年生の充実した戦力、2年生以下の成長が組み合わさったチームだ。

2026年全日本大学駅伝では総合4位。榅山一颯の1区区間賞、小河原陽琉の5区区間3位、飯田翔大の6区区間4位など、次の箱根駅伝につながる成果を残した。

一方、2027年の箱根駅伝で優勝を目指すには、終盤の長距離区間での粘りや、選手層全体の底上げも欠かせない。特に10000m27分台の折田壮太や飯田翔大、ロードで実績を積んできた小河原陽琉、安定感を武器とする黒田然の成長が注目される。

【プロの結論】青学駅伝メンバーを評価する際に重視したいのは、5000mのスピードだけではない。10000mとハーフマラソンの記録、大学三大駅伝での区間実績、長い区間を走り切る持久力という3つの視点だ。この基準で見ると、2027年の箱根駅伝に向けた青学大の戦力と課題がより明確になる。

原晋監督が掲げるチーム戦略のもと、2026年全日本大学駅伝の悔しさをどのように箱根路で生かすのか。正式なエントリー発表とともに、選手たちの成長から目が離せない。

主な参照資料: 青山学院大学陸上競技部公式部員紹介・大会予定、青山学院大学公式大会結果、第102回箱根駅伝公式記録、文化放送の原晋監督会見報道。

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