10月31日に京都市のたけびしスタジアム京都で行われた関西学生リーグ第6戦。関西学院大学は関西大学KAISERSを相手に33-21で勝利した。
この試合で際立ったのは、ラン攻撃を軸とする得点力だ。RB(ランニングバック)の永井秀(背番号31)が16回のランで135ヤードを獲得し、4タッチダウンを記録。第1クオーターに15ヤード、11ヤードのランで連続して得点すると、最終クオーターにも4ヤードと42ヤードのランでエンドゾーンに到達した。
特に42ヤードのランによるタッチダウンは、試合終盤に関学がリードを広げる重要なプレーとなった。個人の突破力だけでなく、攻撃ラインがランニングバックの走路を作るチーム全体の連係が光った試合だった。
試合の主なスタッツ
| 項目 | 関学 | 関大 |
|---|---|---|
| 最終スコア | 33 | 21 |
| タッチダウン | 4 | 3 |
| 総獲得ヤード | 338 | 264 |
| ラン獲得ヤード | 208 | 104 |
| パス獲得ヤード | 130 | 160 |
| 1stダウン獲得 | 18 | 12 |
| インターセプト被回数 | 0 | 2 |
出典:関西学院大学FIGHTERS公式試合記録。
試合の流れをクオーターごとに見ると、関学は第1クオーターに13点を先取。第2クオーターは6-7と関大に追い上げられたものの、前半を19-7で折り返した。
第3クオーターには関大が7点を加え、19-14と5点差まで接近。しかし、関学は第4クオーターに14点を奪い、関大の反撃を振り切った。
数字のうえで注目したいのは、ラン獲得ヤードの差だ。関学が208ヤードだったのに対し、関大は104ヤード。関学はランで関大の2倍の距離を稼いでいる。パス攻撃だけに頼らず、地上戦で主導権を握ったことが勝利の大きな要因となった。
【2026年秋季リーグ】関学は開幕6連勝!63度目の優勝を決定

関学ファイターズは、2026年秋季リーグの開幕から安定した戦いを続けてきた。第1戦から第6戦までの結果は以下のとおりだ。
| 試合日 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 9月6日 | 甲南大学 | ○70-7 |
| 9月13日 | 同志社大学 | ○47-3 |
| 9月27日 | 近畿大学 | ○35-7 |
| 10月3日 | 京都大学 | ○41-0 |
| 10月18日 | 神戸大学 | ○51-6 |
| 10月31日 | 関西大学 | ○33-21 |
出典:関西学院大学FIGHTERS公式試合一覧。
6試合の合計得点は277点、失点は44点。得失点差はプラス233点に達している。大量得点を記録した試合だけでなく、京都大学を41-0で完封した試合など、守備面でも高い安定感を示している。
加えて、10月31日の関大戦の勝利によって、関学は8大会連続63度目の関西学生リーグ優勝を決めた。神戸新聞の報道でも、開幕6連勝と優勝決定が伝えられている。
ここで押さえておきたいのは、11月15日の立命館戦を残しているものの、リーグ優勝そのものはすでに決まっているという点だ。最終戦は優勝を懸けた決定戦ではなく、関学が今季のリーグ戦をどのような内容で締めくくるか、そして全国大会へ向けてどのような状態を作るかが焦点となる。
【順位・関係性】関学、立命館、関大の勢力図を整理
2026年11月3日時点で確認できる第6節終了後のDiv.1順位は、関学が首位、立命館が2位、関西大学が3位という構図になっている。
関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1には8大学が参加。各校がリーグ戦を戦い、上位校が全日本大学選手権へ進出する。関学はすでに優勝と全国大会出場を決めており、立命館も全国大会進出を確定させている。
第6節終了時点の順位表
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝ち点 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 関西学院大学 | 6勝0敗 | 18 |
| 2位 | 立命館大学 | 5勝1敗 | 15 |
| 3位 | 関西大学 | 4勝2敗 | 12 |
| 4位 | 京都大学 | 3勝2敗1分 | 10 |
| 5位 | 近畿大学 | 2勝3敗1分 | 7 |
| 6位 | 同志社大学 | 1勝4敗1分 | 4 |
| 7位 | 甲南大学 | 1勝5敗 | 3 |
| 8位 | 神戸大学 | 0勝5敗1分 | 1 |
出典:関西学生アメリカンフットボールリーグ公式順位表。
各大学の関係と全国大会への位置付け
| エンティティ | 関学との関係 | 2026年の状況 |
|---|---|---|
| 関西学院大学FIGHTERS | 主体となるチーム | 6勝0敗でリーグ優勝 |
| 立命館大学PANTHERS | 最終戦の対戦相手 | 5勝1敗で全国大会進出決定 |
| 関西大学KAISERS | 第6戦の対戦相手 | 関学に21-33で敗戦 |
| 京都大学GANGSTERS | Div.1の競争相手 | 3勝2敗1分 |
| 全日本大学選手権 | 次の全国大会 | 関西代表として出場する舞台 |
| 毎日甲子園ボウル | 全国大会の決勝 | 12月20日開催予定 |
順位争いで見逃せないのが、全国大会の関西代表枠だ。関学と立命館はすでに出場を決めており、残る代表枠を巡って関西大学や京都大学などの動向が注目される。
つまり、関学の優勝が決まったからといって、関西学生リーグ全体の順位争いが終了したわけではない。最終節まで各大学の結果が全国大会の組み合わせに関わってくる。
【次戦速報】11月15日の関学対立命館戦は15時キックオフ
関西学院大学 vs 立命館大学
11月15日(日)15:00
2026年関西学生アメリカンフットボールリーグ Div.1 第7戦
関西学院大学
FIGHTERS
立命館大学
PANTHERS
会場
万博記念競技場
大会
関西学生リーグ最終節
出典:両校公式試合予定。
11月15日の関立戦は、関西学生アメフトを代表する伝統的な対戦カードだ。今季は関学が6勝0敗、立命館が5勝1敗という成績で最終節を迎える。
立命館は第5節で関西大学を21-17で下し、第6節では神戸大学に24-0で勝利。安定した守備と勝負どころでの得点力を備えている。関学にとっても、最後まで気を抜けない相手となる。
関立戦で注目したい3つのポイント
1.関学のラン攻撃が立命館の守備を崩せるか
関大戦で135ヤード、4タッチダウンを記録した永井秀のラン攻撃は、次戦でも注目したいポイントだ。関学が地上戦で前進できれば、パス攻撃との組み合わせによって相手守備の対応を難しくできる。
2.立命館の反撃に対する守備の対応
関大戦では後半に5点差まで詰め寄られた時間帯があった。全国大会を見据えるなら、相手が勢いを得た場面で守備がどれだけ失点を抑えられるかが重要になる。
3.主力選手のコンディションと選手層
秋季リーグの最終戦を終えれば、全国大会のトーナメントが待っている。主力の働きだけでなく、交代選手を含めたチーム全体の完成度も見ておきたい。
なお、この試合で関学が勝っても負けても、すでに決定したリーグ優勝が覆ることはない。注目すべきは、関学がどのような内容でシーズンを締めくくるかという点だ。
【選手・スタメン】関学ファイターズの注目選手と攻守の布陣
関学の強さを理解するには、個々の選手の役割にも目を向けたい。10月31日の関大戦で公式に掲載された先発メンバーから、攻撃の中心となる選手を紹介する。
攻撃陣の注目選手
| 選手 | 背番号 | ポジション | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 星野太吾 | 18 | QB | パス攻撃の司令塔 |
| 永井秀 | 31 | RB | 関大戦で4TD、135ヤード |
| リンスコット トバヤス | 0 | WR | 関大戦で81ヤードを獲得 |
| 小段天響 | 4 | WR | パス攻撃のターゲット |
| 百田真梧 | 11 | WR | レシーバーとして出場 |
出典:関西学院大学FIGHTERS公式の関大戦メンバー表・個人成績。
QBの星野太吾は、関大戦で20回のパスを試み、13回成功。130ヤードを獲得し、インターセプトは0回だった。ラン攻撃が注目された試合だが、パスでも安定した数字を残している。
また、リンスコット トバヤスは5回のレシーブで81ヤードを獲得した。永井秀のランを警戒する相手に対し、WR陣がパスで対応できるかどうかも攻撃の見どころになる。
守備陣の注目選手
守備では、DBの豊野桂也と藤田昂太郎が関大戦でそれぞれインターセプトを記録した。相手のパスを読み、攻撃権を奪い返すプレーは試合の流れを変える力を持つ。
加えて、LBの松岡航大はQBサックを1回記録。相手QBにプレッシャーをかける守備の働きも見逃せない。
ただし、10月31日の先発メンバーが11月15日の立命館戦でもそのまま起用されるとは限らない。最終的なスタメンや登録メンバーは、試合直前に更新される公式メンバー表で確認するのが確実だ。
【テレビ放送・ネット配信】関学アメフトの試合を視聴する方法
関学アメフトの試合をリアルタイムで見たい人にとって、テレビ放送とインターネット配信の情報は欠かせない。
関西学院大学FIGHTERSが2026年10月11日に公開した放送・配信予定では、CS放送のGAORA SPORTS、インターネットのアメフトライブ by rtv、読売テレビのダイジェスト番組が案内されている。
2026年11月15日・立命館戦の視聴方法
| 視聴方法 | 放送・配信予定 | 特徴 |
|---|---|---|
| GAORA SPORTS | 14:50~18:30 | 生中継 |
| GAORA SPORTS | 22:00~25:00 | 再放送 |
| GAORA SPORTS | 11月19日24:00~27:00 | 再放送 |
| アメフトライブ by rtv | インターネット有料配信 | ライブ・アーカイブ |
| 読売テレビ | 12月12日以降の特集番組 | リーグのハイライト |
GAORA SPORTS
GAORA SPORTSは、2026年の関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1全試合を放送する予定だ。11月15日の関学対立命館戦についても生中継が予定されている。
試合開始は15時だが、放送開始は14時50分。キックオフ前から観戦したい場合は、放送時間に合わせて視聴環境を整えておくとよい。
アメフトライブ by rtv
インターネットで観戦したい人には、アメフトライブ by rtvが選択肢となる。関西学生アメリカンフットボールリーグの試合を有料でライブ配信・アーカイブ視聴できるサービスとして案内されている。
視聴料金や対象試合、購入条件は配信サービス側の最新案内を確認したい。
読売テレビ・TVer
読売テレビでは、関西学生アメリカンフットボールリーグのハイライト番組「TOUCHDOWN FREAK」を関西地区で放送予定。12月12日、19日、26日の深夜放送が案内されており、放送終了後にはTVerで見逃し配信が予定されている。
リアルタイムの試合観戦というより、リーグ全体の振り返りや注目プレーを確認したい人に適した方法だ。
【甲子園ボウル2026】関学の全国大会日程と優勝への道筋
関学ファイターズの2026年シーズンで、最終的な目標となるのが全日本大学アメリカンフットボール選手権の制覇、そして毎日甲子園ボウルでの優勝だ。
2026年の甲子園ボウルは12月20日(日)に阪神甲子園球場で開催予定。大会名称は「ファミリーマート杯 第81回毎日甲子園ボウル」で、全日本大学選手権の決勝として行われる。
関学は関西学生リーグの1位となったため、11月29日の準々決勝から全国大会に登場する予定だ。
関学の全国大会スケジュール
| 日程 | 大会 | 会場・対戦 |
|---|---|---|
| 11月29日(日)12:00 | 準々決勝 | 神戸ユニバー記念競技場・関西1位対地域代表 |
| 12月5日(土)12:05 | 準決勝・長居ボウル | ヤンマースタジアム長居 |
| 12月20日(日) | 決勝・甲子園ボウル | 阪神甲子園球場 |
11月29日の準々決勝では、関西1位の関学が東海・中四国・九州地区の代表校を相手に戦う組み合わせとなっている。ここを突破すれば、12月5日の準決勝へ進出する。
重要なのは、関西学生リーグで優勝しただけでは甲子園ボウルへの出場が確定しないという点だ。全日本大学選手権の準々決勝と準決勝を勝ち抜く必要がある。
関学は2025年の第80回甲子園ボウルで立命館大学に14-38で敗れている。2026年は全国の強豪校を相手に、決勝進出と王座奪還を目指すシーズンとなる。
【よくある質問】関学アメフト速報に関するFAQ
Q1:関学アメフトの関西大学戦は何対何で勝ちましたか?
A1:2026年10月31日の関西大学戦は、関学が33-21で勝利しました。RBの永井秀が4タッチダウン、ラン135ヤードを記録しています。
Q2:関学アメフトは2026年秋季リーグで何連勝していますか?
A2:10月31日の関大戦終了時点で開幕6連勝です。6勝0敗で8大会連続63度目の関西学生リーグ優勝を決めています。
Q3:関学対立命館の試合はいつですか?
A3:2026年11月15日(日)15時キックオフ予定です。会場は万博記念競技場です。
Q4:関学アメフトの試合はテレビで見られますか?
A4:GAORA SPORTSで放送予定です。11月15日の立命館戦は14時50分から18時30分まで生中継が予定されています。インターネットではアメフトライブ by rtvの有料配信も案内されています。
Q5:関学は2026年の甲子園ボウルに出場できますか?
A5:関学は関西学生リーグ優勝によって全日本大学選手権への出場を決めています。ただし、甲子園ボウルへの出場には11月29日の準々決勝と、その後の準決勝を勝ち抜く必要があります。決勝は12月20日予定です。
Q6:関学ファイターズの最新スタメンはどこで確認できますか?
A6:関西学院大学体育会アメリカンフットボール部の公式サイトに掲載される試合情報・メンバー表で確認できます。試合ごとの登録選手や先発メンバーは変更される可能性があります。
まとめ:関学アメフト速報は11月15日の関立戦と全国大会に注目
2026年の関学ファイターズは、10月31日の関西大学戦を33-21で制し、秋季リーグ開幕6連勝を達成した。8大会連続63度目のリーグ優勝も決まり、関西の頂点に立った状態で最終戦を迎える。
11月15日の立命館大学戦は、今季のリーグ戦を締めくくる伝統の一戦だ。永井秀を中心とするラン攻撃、星野太吾のパス、そして関大戦で2つのインターセプトを奪った守備陣の働きに注目したい。
その先には、11月29日から始まる全日本大学選手権と、12月20日の第81回毎日甲子園ボウルが待っている。リーグ優勝を次のステージにつなげられるかが、今季の最大の見どころとなる。
試合結果や速報を追うなら、関西学院大学FIGHTERS公式サイトの「試合速報」「試合情報」、関西学生アメリカンフットボールリーグの公式順位表を確認するのが確実だ。テレビ観戦にはGAORA SPORTS、ネット観戦にはアメフトライブ by rtvを活用したい。
リーグ6連勝から全国制覇へ。関学ファイターズの2026年シーズンは、ここからが本当の勝負となる。