2026年の日本代表を評価するうえで、試合結果と同じくらい注目したいのが、森保一監督によるメンバー選考とフォーメーションの使い分けです。
9月・10月の4連戦では、森保監督は31人を招集しました。初招集は谷村海那選手、松木玖生選手、齋藤俊輔選手、中野就斗選手の4人。さらに佐藤龍之介選手や熊坂光希選手など、代表復帰組も加わっています。
ワールドカップを戦った主力を軸にしながら、新戦力を試す構成になっていたことが特徴です。
秋の3バックから4バックへの変更
秋の4連戦で大きな変化が見られたのは、最終ラインの構成です。
ウルグアイ、ベネズエラ、エクアドルとの3試合では3バックを採用。ところが、ニュージーランドとの決勝では4バックに変更し、4-2-3-1のフォーメーションでスタートしました。
ニュージーランド戦の先発メンバーは次のとおりです。
- GK:鈴木彩艶
- DF:中野就斗、瀬古歩夢、伊藤洋輝、鈴木淳之介
- MF:佐野海舟、鎌田大地
- 2列目:堂安律、久保建英、前田大然
- FW:上田綺世
4バックの前に佐野選手と鎌田選手を配置し、堂安選手、久保選手、前田選手が上田選手をサポートする形です。
この布陣では、中盤の組み立てと前線の連係を両立しやすくなります。特に久保選手を中央、堂安選手を右、前田選手を左に置いたことで、上田選手を生かす攻撃の選択肢が増えました。
実際、上田選手と堂安選手が得点を挙げて2-1で勝利。3バックだけに固定せず、対戦相手や試合の状況に応じて戦術を変えられることを示した一戦でした。
2026年の注目選手と役割
ここまでの試合で特に注目したい選手は、得点力を発揮した上田選手、攻撃の組み立てに関わる堂安選手、そして守備と攻撃の両面で存在感を見せた佐野選手です。
- 上田綺世: チュニジア戦、ウルグアイ戦、ベネズエラ戦、ニュージーランド戦で得点。今回取り上げたW杯と秋の8試合で計6ゴールを記録。
- 堂安律: 攻撃の組み立てとフィニッシュの両面で貢献。ニュージーランド戦では決勝点を挙げた。
- 佐野海舟: ブラジル戦で先制点を記録。中盤でのボール奪取と前進力も持ち味。
- 鈴木彩艶: エクアドル戦のPK戦で重要なセーブを見せ、決勝進出に貢献。
- 松木玖生・塩貝健人: ウルグアイ戦で得点し、新しい戦力としてアピール。
特に上田選手の継続的な得点は、2026年の日本代表を語るうえで欠かせません。単発の活躍ではなく、異なる対戦相手との試合でゴールを重ねたことが評価できます。
【日本代表の次の試合・日程】2026年11月はブラジルとパラグアイ

2026年10月31日時点で、日本代表の次の公式戦は11月14日に予定されているブラジル戦です。
舞台はシンガポール。大会名は「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」で、日本、ブラジル、パラグアイ、シンガポールの4か国が参加します。
次戦① 日本代表 vs ブラジル代表
11月14日(土)
キックオフ:19:15(日本時間)
- 会場:シンガポールナショナルスタジアム
- 大会:MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE
- テレビ放送:テレビ朝日系列
- ネット配信:U-NEXT(無料ライブ配信予定)
次戦② 日本代表 vs パラグアイ代表
11月17日(火)
キックオフ:22:10(日本時間)
- 会場:シンガポールナショナルスタジアム
- テレビ放送:日本テレビ系列
- ネット配信:TVer、U-NEXT
上記のキックオフ時刻は、JFAが公表したシンガポール現地時間から日本時間に換算したものです。ブラジル戦はワールドカップのラウンド32で敗れた相手との再戦となり、結果だけでなく、日本がどのような修正を見せるかにも注目が集まります。
なお、この大会は90分間で終了し、延長戦とPK戦は実施されません。同点の場合は引き分けとして扱われ、大会全体の最終順位も決定しない方式です。
2026年12月以降の予定
11月のシンガポール遠征後にも、日本代表の試合が予定されています。
- 12月30日(水): キリンチャレンジカップ2026/大阪・パナソニック スタジアム 吹田(対戦相手未定)
- 2027年1月11日(月): AFCアジアカップ2027/インドネシア戦
- 2027年1月16日(土): AFCアジアカップ2027/タイ戦
- 2027年1月20日(水): AFCアジアカップ2027/カタール戦
アジアカップ2027はサウジアラビアで開催されます。日本代表にとって、11月のブラジル戦とパラグアイ戦は、翌年のアジアカップへ向けた重要な実戦機会になります。
【プロの結論】2026年の日本代表は結果と戦術の両面で進化を見せた
2026年の日本代表を総括すると、評価すべき要点は3つあります。
第一に、ワールドカップのグループステージを突破したことです。オランダとの引き分け、チュニジアへの4-0の勝利、スウェーデンとの引き分けによって、グループFを2位で通過しました。強豪国を相手に勝ち点を積み上げる力は示しています。
第二に、秋の4連戦で新戦力を積極的に起用しながら、結果も残したことです。松木選手や塩貝選手の得点、ベネズエラ戦での上田選手の2ゴールなど、複数の選手が結果を出しました。単に主力を固定するのではなく、選手層を厚くする取り組みが進んでいます。
第三に、ブラジル戦で露呈した課題を次の試合へどうつなげるかです。先制しても試合をコントロールし続けられなければ、世界のトップレベルを相手に勝ち切ることは難しくなります。後半の守備対応、ボールを奪った後の攻撃への移行、終盤のゲーム管理が今後の焦点です。
2026年の結果を見る際には、単純な勝敗数だけでなく、次の3つの基準で評価することをおすすめします。
1. 対戦相手のレベル: 親善試合の勝利とワールドカップの勝利では、競技上の意味が異なる。
2. 90分間の結果とPK戦の区別: エクアドル戦のような試合は、0-0とPK勝利を分けて記録する。
3. 先発メンバーと戦術の変化: 得点者だけでなく、3バック・4バックの使い分けや選手交代にも注目する。
この3点を押さえれば、日本代表の強みだけでなく、次の大会へ向けた課題も把握しやすくなります。
【サッカー日本代表の結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のサッカー日本代表の最新結果は?
A1:10月5日のキリンカップサッカー2026決勝でニュージーランドに2-1で勝利し、優勝しました。10月31日時点で、これが直近の終了試合です。
Q2:日本対エクアドルの試合結果は何対何?
A2:90分間は0-0でした。その後のPK戦で日本が勝利し、決勝進出を決めています。PKスコアはJFAの掲載資料間で5-3と5-4の相違があります。
Q3:日本対ベネズエラ戦の得点者は誰?
A3:上田綺世選手です。後半49分と90分+6分に得点し、日本の2-1の逆転勝利に貢献しました。
Q4:日本対ウルグアイ戦の得点者は誰?
A4:松木玖生選手、塩貝健人選手、上田綺世選手です。試合は3-1で日本が勝利しました。
Q5:2026年のワールドカップで日本はどこまで進んだ?
A5:グループFを2位で突破し、ラウンド32に進出しました。ブラジルとの試合で1-2と敗れ、ベスト32で大会を終えています。
Q6:サッカー日本代表の次の試合はいつ?
A6:2026年11月14日(土)のブラジル戦です。シンガポールナショナルスタジアムで、日本時間19時15分キックオフ予定です。続いて11月17日にパラグアイ戦が予定されています。
まとめ:サッカー日本代表の2026年結果と今後の注目ポイント
2026年のSAMURAI BLUEは、ワールドカップでグループステージを突破し、秋のキリンチャレンジカップとキリンカップでも好成績を残しました。
特に注目すべき結果は、チュニジア戦の4-0、ウルグアイ戦の3-1、ベネズエラ戦の2-1、そしてニュージーランド戦の2-1です。エクアドル戦も90分間は0-0でしたが、PK戦で勝利し、最終的な大会優勝につなげました。
一方、ワールドカップのブラジル戦で明らかになった試合終盤の守備対応は、今後も注視したい課題です。
次の大きな注目カードは11月14日のブラジル戦。夏のワールドカップで敗れた相手に対し、森保ジャパンがどのようなメンバーとフォーメーションで臨むのか。2027年のアジアカップ、さらにその先の2030年ワールドカップを見据えた日本代表の戦いは続きます。
最新の試合結果、得点者、スタメン、次戦の日程を確認する際は、日本サッカー協会(JFA)のSAMURAI BLUE公式記録が最も基本となる情報源です。