「大食い選手権2018」として検索される大会の正式名称は、テレビ東京系列で放送された『大食い女王決定戦2018』です。2018年9月17日(月・祝)に放送され、歴代女王の菅原初代、アンジェラ佐藤、ロシアン佐藤らを含む総勢20人が激突しました。優勝したのは、アンジェラ佐藤(佐藤綾里)です。決勝では菅原初代とともに41杯を記録し、最後は映像判定によって勝敗が決まりました。
大会では、大塚桃子が予選で寿司77皿という驚異的な記録を残したほか、長野県川上村のレタス対決、群馬県高崎市の絶メシマラソンなど、食材や地域の背景にもこだわった勝負が展開されました。2026年の現在、放送から8年が経過したこの大会について、出場者一覧、各ステージの結果、歴代女王との関係まで振り返ります。
【大食い女王決定戦2018】放送日は9月17日!高橋みなみが新MCに就任

2018年の大食い選手権を理解するうえで、まず押さえておきたいのが番組のリニューアルです。
テレビ東京は約30年の歴史を持つ大食い特番を大幅にリニューアルし、2018年9月17日に『大食い女王決定戦2018』を放送しました。
番組の基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式番組名 | 大食い女王決定戦2018 |
| 放送日 | 2018年9月17日(月・祝) |
| 放送時間 | 20:00~22:48 |
| 放送局 | テレビ東京系列 |
| メインMC | 高橋みなみ |
| ゲスト | 勝俣州和、パンサー、ユージ |
| 実況 | 小島秀公、野沢春日 |
| 出場人数 | 女性選手20人 |
| 優勝者 | アンジェラ佐藤 |
高橋みなみが大食い番組のMCに抜てき
今回の大きな変更点は、元AKB48グループ初代総監督の高橋みなみがメインMCに就任したことです。
それまでの大食い番組とは異なる視点から、女性フードファイターたちの真剣勝負を伝える役割を担いました。
テレビ東京の番組告知によると、高橋は収録で選手たちの戦いを目の当たりにし、AKB48選抜総選挙以来の緊張感を覚えたといいます。
特に準決勝や決勝の展開は非常に白熱し、試合結果に涙するほど感情を揺さぶられたことも紹介されました。
番組のテーマは「大食いで日本を元気に!」
2018年大会では、単純に大量の料理を食べるだけでなく、食材や飲食店が抱える地域の課題にも焦点が当てられました。
例えば、築地市場の移転、閉店が決まったラーメン店、長野県のレタス農家、高崎市の後継者不足に悩む飲食店などです。
食べることを通じて地域の魅力を伝えるという構成が、従来の大食い番組との大きな違いでした。
【出場者一覧】魔女・菅原からアンジェラ佐藤まで総勢20人
2018年大会には、過去の大会で実績を残してきたレジェンド選手15人と、新たな才能を持つニューカマー5人が出場しました。
テレビ東京の公式出場者発表に基づく20人の一覧は以下のとおりです。
レジェンド枠:歴代女王を含む5人
1. 菅原初代(魔女・菅原)
2. 佐藤綾里(アンジェラ佐藤)
3. 正司優子(トライアスロン正司)
4. 佐藤ひとみ(ロシアン佐藤)
5. 三宅智子(エステ三宅)
注目は、2008年春から3連覇した菅原初代と、2009年秋・2013年春の優勝経験を持つアンジェラ佐藤です。
加えて、2012年春の優勝者である正司優子、2009年秋の準優勝者ロシアン佐藤、2007年春の準優勝者三宅智子も参戦しました。
まさに大食い界の歴史を彩ってきた顔ぶれです。
過去の本選出場枠:実績を持つ10人
6. 仁井田真由美
7. 中島佳代
8. 石関ゆり
9. 如月さくら
10. おごせ綾
11. 高橋知成
12. 大畑花蓮
13. 池田有加
14. 小野あこ
15. 小野かこ
このグループでは、2017年春大会準優勝の如月さくらや、2016年春大会準優勝のおごせ綾などが注目されました。
また、小野あこと小野かこは双子の姉妹。2人そろって出場し、レジェンド選手たちに挑みました。
ニューカマー枠:新世代の5人
16. 松島萌子(神楽坂飯店推薦)
17. 粟田真依(ステーキリベラ推薦)
18. 大塚桃子(予選1位)
19. 梶村美成子(予選2位)
20. 福本綾乃(予選3位)
新しい世代の選手たちを推薦したのは、メガ盛りで知られる飲食店などです。
特に大塚桃子は予選で77皿という記録を残し、大会前から大きな注目を集めていました。
なお、前回までの女王として知られた「もえあず」こと、もえのあずきは出場を打診されたものの、スケジュールの調整がつかず不参加となっています。
この点は、2018年大会の出場者を調べる際に間違えやすいポイントです。
【予選77皿から決勝41杯へ】大食い選手権2018の全試合を振り返る
2018年大会は、20人が一度に決勝を争う形式ではありません。
複数のステージを勝ち抜き、最終的に3人だけが女王の座を懸けた決勝に進む仕組みでした。
大塚桃子の予選77皿は大会前の大きな話題
今回の新人選手のなかでも、特に話題を集めたのが大塚桃子です。
2018年7月に行われた予選で、桃太郎すしの寿司を30分間で77皿、合計154貫完食しました。
この記録は、かつて女王赤阪尊子が持っていたデビュー時の寿司62皿という記録を上回るものとして紹介されています。
予選1位で本選への出場権を獲得した大塚桃子は、まさに新世代を代表する選手として期待されていました。
ただし、77皿はあくまでも予選の記録です。決勝での記録や優勝回数と混同しないようにする必要があります。
本選は5つのステージで構成
大会の進行を整理すると、次のようになります。
1回戦:築地場内外合作まぐろ丼
30分間のマグロ丼対決。上位12人が2回戦へ進出。
2回戦:豚骨醤油ラーメン
千葉県柏市のラーメン店「ラーメン猪太」が舞台。45分間の勝負。
3回戦:レタス丸かじり
長野県川上村で行われた60分間のレタス対決。
準決勝:高崎絶メシマラソン
群馬県高崎市の絶メシ店6軒を巡り、完食の速さを競う。
決勝:47都道府県のご飯のお供対決
最後まで残った3人が2018年の大食い女王の座を争う。
この構成で興味深いのは、ステージごとに求められる能力が異なることです。
寿司やラーメンでは食べる量とペース配分が重要になります。一方、レタス対決では大量の野菜を食べ続ける必要があり、準決勝では複数の店舗を巡る時間管理も勝敗を左右します。
単純な胃袋の大きさだけでは勝ち抜けない大会だったのです。
【準決勝の高崎絶メシ対決】6店舗を巡った激戦の全貌
2018年大会の特徴的なステージとして外せないのが、群馬県高崎市で行われた「高崎絶メシマラソン」です。
この対決は、単に大食い選手を街に集めた企画ではありません。
高崎市が取り組んでいた「絶メシプロジェクト」と連動し、後継者不足などで存続が危ぶまれる個人経営の飲食店を紹介する目的がありました。
テレビ東京の番組紹介によると、5人の選手が絶メシリストに掲載された6店舗を巡り、より早く完食した上位3人が決勝に進むルールでした。
対決の舞台となった6店舗
高崎の絶メシ関連情報で紹介された店舗は次のとおりです。
| 店舗名 | 特徴 |
|---|---|
| からさき食堂 | 地元で親しまれる大衆食堂 |
| 冨士久食堂 | ボリュームのある家庭的な料理 |
| 茶々 | 焼きまんじゅうで知られる甘味処 |
| 松島軒 | 昭和の雰囲気が残る老舗食堂 |
| デルムンド | 高崎パスタで知られる洋食店 |
| 來來 | 台湾料理やちゃんこ鍋が特徴の店 |
6店舗を巡るという形式は、通常の大食い対決とは大きく異なります。
一品を大量に食べるだけではなく、異なる料理を次々と完食しなければならないからです。
準決勝を突破したのは誰?
準決勝の結果は次のとおりでした。
1. 1位:菅原初代
2. 2位:アンジェラ佐藤
3. 3位:ロシアン佐藤
この3人が決勝進出を決めました。
一方、ここまで勝ち残っていた小野あこ・小野かこ姉妹は惜しくも敗退。
歴代女王の経験と実力が最後の3枠を占める結果となりました。
この対決のもう一つの意味は、テレビ番組を通じて地域の飲食店を知ってもらうことにありました。
高橋みなみも、番組をきっかけに視聴者が実際に高崎の絶メシ店を訪れ、地域が活性化することへの期待を語っています。
大食いというエンターテインメントと、地域の食文化を紹介する企画が結び付いたステージでした。
【優勝者はアンジェラ佐藤!】決勝41杯の大接戦と最終判定
いよいよ決勝です。
勝ち上がったのは、菅原初代、アンジェラ佐藤、ロシアン佐藤の3人。
最後の対決は「47都道府県のご飯のお供対決」でした。
日本各地のご飯のお供を食べながら、どれだけ多く食べられるかを競う勝負です。
決勝の最終結果
1位 アンジェラ佐藤
41杯
佐藤綾里
2位 菅原初代41杯
3位 ロシアン佐藤32杯
アンジェラ佐藤と菅原初代が41杯で並ぶ
決勝で最大の見どころとなったのは、アンジェラ佐藤と菅原初代の一騎打ちです。
両者はともに41杯まで到達しました。
普通なら同数で終わるところですが、この大会では最後の瞬間まで勝敗が決まりませんでした。
最終的には映像判定が行われ、終了時点で口の中により多くのご飯を残していたアンジェラ佐藤が勝者となりました。
つまり、食べた杯数は同じでも、最後の一口の状態が優勝を分けたのです。
この判定によって、アンジェラ佐藤が2018年の大食い女王に輝きました。
テレビ情報メディアのザテレビジョンも、両者が41杯目まで進み、映像判定でアンジェラ佐藤が勝利した経緯を報じています。
ロシアン佐藤も決勝で32杯を記録
3位となったロシアン佐藤も、準決勝まで勝ち上がった実力者です。
決勝では32杯を記録しました。
アンジェラと菅原の接戦が大きく注目された大会ですが、ロシアン佐藤も最後まで決勝の舞台に残り、存在感を示しました。
2018年大会の決勝は、単に過去の優勝者が再び競うだけでなく、長年大食い界を支えてきた3人の実力がぶつかる舞台だったのです。
【歴代大食い女王を比較】菅原初代・アンジェラ佐藤・もえのあずきの実績
2018年大会をより深く理解するには、歴代女王の実績も知っておきたいところです。
テレビ東京が紹介した歴代女王の系譜では、ギャル曽根から始まり、菅原初代、正司優子、アンジェラ佐藤、もえのあずきへと続いています。
それぞれの選手には異なる実績と特徴があり、2018年大会はその歴史が交差する大会でもありました。
歴代女王と2018年大会の関係
魔女・菅原初代の存在感
菅原初代は「魔女・菅原」の愛称で知られ、2008年春から3連覇を達成した実力者です。
2018年大会では、アンジェラ佐藤との決勝対決が実現しました。
特に注目すべきなのは、決勝で41杯という同じ記録を残したことです。
単なる過去の名選手ではなく、2018年時点でも優勝を争える存在だったことが、この結果から伝わります。
なお、菅原初代さんは2023年3月9日に59歳で亡くなりました。2026年に2018年大会を振り返るとき、この大会はアンジェラ佐藤と最後まで優勝を争った名勝負の一つとしても記憶されています。
アンジェラ佐藤は過去の優勝経験を再び証明
アンジェラ佐藤は、2018年以前にも2009年秋と2013年春の大会で優勝していました。
つまり、2018年大会は偶然の勝利ではありません。
歴代女王としての経験を持ち、菅原初代という強敵と最後まで競り合った末に優勝をつかんだ大会でした。
過去の実績と2018年の結果を合わせて見ると、アンジェラ佐藤が長期にわたって大食い界の第一線で活躍していたことが分かります。
2018年大会が示した大食い界の世代交代
一方、2018年大会には小野あこ・小野かこや大塚桃子といった新しい世代も参加しました。
大塚桃子の予選77皿という記録は、若手選手の可能性を象徴する出来事でした。
ただし、予選で圧倒的な数字を出すことと、複数の食材を使った本選を勝ち抜くことは別の能力です。
2018年大会では、歴代女王たちの経験と安定感が最後の決勝進出を左右しました。
この意味で、2018年大会は単なる女王決定戦ではなく、旧世代と新世代の実力を比較できる大会でもあったのです。
【よくある質問】大食い選手権2018に関するFAQ
Q1:大食い女王決定戦2018の優勝者は誰ですか?
アンジェラ佐藤(佐藤綾里)です。決勝では菅原初代とともに41杯を記録し、最後の映像判定によって優勝が決まりました。
Q2:大食い女王決定戦2018の放送日はいつですか?
2018年9月17日(月・祝)です。テレビ東京系列で20時から22時48分まで放送され、メインMCは高橋みなみが務めました。
Q3:2018年大会の出場者は何人でしたか?
合計20人です。過去の本選出場者や歴代女王を含む15人と、飲食店推薦や予選を勝ち上がったニューカマー5人で構成されました。
Q4:大塚桃子の77皿は本選の記録ですか?
いいえ。桃太郎すしの予選で記録した数字です。30分間で77皿、154貫を完食し、予選1位で本選に進みました。
Q5:決勝でアンジェラ佐藤と菅原初代は何杯食べましたか?
両者とも41杯です。最後は映像判定でアンジェラ佐藤が勝利しました。ロシアン佐藤は32杯で3位でした。
まとめ:大食い選手権2018はアンジェラ佐藤が歴史的な接戦を制した大会
2018年9月17日に放送された『大食い女王決定戦2018』は、歴代女王と新世代の選手が一堂に会した注目の大会でした。
今回の内容を整理すると、要点は次のとおりです。
- 放送日は2018年9月17日、MCは高橋みなみ。
- 出場者は歴代の実力者を含む20人。
- 大塚桃子は予選で77皿という記録を達成。
- 準決勝では高崎絶メシ店6軒を巡るマラソン対決を実施。
- 決勝ではアンジェラ佐藤、菅原初代、ロシアン佐藤が激突。
- アンジェラ佐藤が41杯で優勝。菅原初代も41杯、ロシアン佐藤は32杯。
2026年の視点から振り返ると、この大会の最大の見どころは、アンジェラ佐藤と菅原初代による最後の接戦です。
特に、同じ41杯という数字から映像判定で勝敗が決まった展開は、長く語り継がれる理由の一つでしょう。
また、大塚桃子の77皿という予選記録や、高崎絶メシ対決のように、選手の実力だけでなく新しい才能や地域の食文化にも光を当てた点も見逃せません。
大食い選手権2018は、アンジェラ佐藤の優勝とともに、歴代女王の実力、次世代選手の台頭、そして大食い番組の新しい演出が重なった記念すべき大会でした。