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2026年度JCSIによる顧客満足度ランキング

白木 奈緒 白木 奈緒 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

2026年10月27日発表の最新調査

順位 ホテルチェーン 顧客満足度
1位 ドーミーイン 80.7点
2位 東横INN 79.3点
3位 ダイワロイネットホテル 79.2点

出典:2026年度サービス産業生産性協議会JCSI調査。100点満点。

注目したいのは、ドーミーインが7年連続、通算8回目の1位を獲得したことだ。単年の評価だけでなく、継続的に利用者から支持されている点が特徴となっている。

また、満足度と推奨意向は別の指標だ。ダイワロイネットホテルは推奨意向75.2点で1位、リッチモンドホテルは74.7点で2位だった。感動指標ではドーミーインが62.2点、リッチモンドホテルが60.0点、スーパーホテルが58.1点で上位を占めている。

目的別に選ぶならどのホテルチェーン?

全国一律の順位だけでは、自分に合ったホテルは決められない。朝食や大浴場を重視する人と、駅からの近さや仕事のしやすさを重視する人では、最適な選択肢が異なる。

ホテルルートイン、スーパーホテルなども見逃せない。JCSIのStandardクラスでは、東横INNが79.3点、スーパーホテルが79.0点、ホテルルートインが77.3点という結果だった。

主要チェーンの特徴を整理すると、次のようになる。

ホテルチェーンの評価・設備比較。設備やサービスは施設ごとに異なる。

ホテル・調査順位 主な特徴 おすすめの利用者
ドーミーイン・総合1位 大浴場、サウナ、ご当地朝食、夜鳴きそば ホテル滞在も楽しみたい人
東横INN・総合2位 全ホテル無料朝食、安定したサービス 価格と利便性を重視する人
ダイワロイネットホテル・総合3位 広めの客室、ワイドデスク、仕事向け設備 長期出張やパソコン作業が多い人
リッチモンドホテル 大型デスク、機能的な客室、利用者の推奨意向が高い 快適な客室で過ごしたい人
スーパーホテル オーガニック系健康朝食、店舗によって天然温泉 朝食や健康的な滞在を重視する人
ホテルルートイン 無料バイキング朝食、地方都市にも展開 車での出張や地方出張が多い人
アパホテル コンパクトな客室、自動チェックイン、大浴殿のある施設も 駅近や都市部の短期滞在を重視する人

この表は顧客満足度の順位と、各社の公式サービス情報を組み合わせた比較であり、7ブランドを同一の調査で順位付けしたものではない。

【宿泊料金を徹底比較】2026年のビジネスホテルは安い曜日・地域を狙う

ビジネスホテルランキング

ビジネスホテル安いという条件で探す場合、最初に確認したいのが全国的な宿泊料金の水準だ。2026年10月18日公開のホテルバンクの調査では、全国のビジネスホテルの平均掲載価格は1室2名利用で16,067円(税込)だった。

これは1室あたりの金額であり、1人で宿泊する場合の料金ではない。2名で利用した場合の単純な1人あたり換算は約8,000円だが、シングルルームの宿泊費が8,000円になるという意味ではない。予約時には必ず利用人数をそろえて比較したい。

平日と休日で料金はどのくらい違う?

出張支援サービスBORDERが公表した2026年9月の国内ビジネスホテル相場では、月曜日から木曜日の平均価格が11,092円、土曜日が20,149円だった。

ただし、この9月は11年ぶりの大型連休となったシルバーウィークや、愛知・名古屋を中心に開催された第20回アジア競技大会の需要が重なった特殊な月でもある。土曜日の平均価格は前月比26.1%増となっており、通常月の価格と単純比較するのは適切ではない。

このデータから読み取れるのは、ビジネスホテルの宿泊費が曜日だけでなく、大型イベントや観光需要によっても大きく変わるということだ。

ビジネスホテル料金比較で確認したい項目

同じホテルでも、予約プランによって支払総額は変わる。最安値の素泊まりプランだけを比較すると、朝食や追加サービスを含めた実際の費用が見えにくい。

例えば、次の項目をそろえて比較すると、コストパフォーマンスを判断しやすくなる。

- 1人1室利用か、2人1室利用か
- 素泊まりか、朝食付きか
- 消費税・宿泊税などを含めた最終料金
- キャンセル無料の期限
- 駐車場料金や追加サービスの費用
- チェックイン・チェックアウトの時間

特にビジネスホテル素泊まり費用を比較する場合は、朝食を外で購入する費用も考慮したい。無料朝食付きのホテルなら、宿泊料金に多少の差があっても、食費を含めた総額では有利になることがある。

価格だけで選ばないためのコストパフォーマンス比較

安いホテルが必ずしもお得とは限らない。駅から遠く、移動にタクシーやバスが必要になる場合、宿泊料金の差が交通費で相殺される可能性がある。

また、出張でパソコンを使う人にとっては、デスクの広さやコンセントの位置も仕事の効率を左右する。1泊数百円の差より、翌日の仕事に集中できる環境を優先した方が合理的なケースもある。

【朝食・大浴場・駅近を比較】ホテルごとの設備とサービスの違い

ビジネスホテルの満足度を左右するのは、客室の広さだけではない。朝食の内容、大浴場の使いやすさ、駅からの距離、ランドリー設備など、宿泊中に実際に利用するサービスが重要になる。

朝食付きビジネスホテルなら東横INN・ルートイン・ドーミーイン


ご当地逸品料理や小鉢を取り入れた和洋バイキングが特徴。ホテルごとに地域の食材や名物料理を楽しめる。朝食を旅行の楽しみの一つにしたい人にも向いている。


公式サービス案内:ドーミーインの朝食・館内サービス。


全ホテルで無料の元気朝食を提供。地元の食材を使ったメニューや、客室への持ち帰りが可能なサービスも紹介されている。朝の時間を効率的に使いたい人におすすめ。


公式サービス案内:東横INNの無料朝食。


ホテルルートインでは宿泊者向けに無料バイキング朝食を提供。公式案内では常時30品目以上のメニューを掲げており、和食・洋食を幅広く選びたい人に適している。


公式サービス案内:ルートインホテルズ。

注意したいのは、チェーン名が同じでも朝食の内容や料金はホテルによって異なることだ。ドーミーインも施設によって朝食料金が異なるため、朝食付きプランと素泊まりプランの差額を確認したい。

大浴場付きビジネスホテルならドーミーイン・スーパーホテル・アパホテル

大浴場を重視するなら、ドーミーインが有力候補になる。公式案内では、大浴場だけでなく、サウナ、水風呂、外気浴スペースを備える施設も紹介されている。湯上がりアイスや夜鳴きそばなど、宿泊中の付加価値も特徴だ。

スーパーホテルは天然温泉や大浴場を設けている店舗がある。ただし、すべての施設に同じ設備があるわけではなく、男女入れ替え制の店舗もある。宿泊先の設備案内を事前に確認したい。

アパホテルも大浴殿を備えた施設を展開している。例えば、アパホテル&リゾート〈両国駅前タワー〉では、内湯や露天風呂などを備えた大浴殿を案内している。アパホテル全店に大浴場があるわけではないため、検索時に大浴殿の有無を指定するのが確実だ。

客室の広さ・仕事のしやすさならダイワロイネットとリッチモンド


ダイワロイネットホテル

公式施設案内の一例では、全客室18平方メートル以上、ワイドデスク、無料Wi-Fiなどを備えた店舗がある。長期出張や資料作成など、客室で仕事をする時間が長い人に向いている。


参考:ダイワロイネットホテルつくばの公式客室案内。全店舗共通の仕様ではない。


リッチモンドホテル

施設によって大型デスクや加湿機能付き空気清浄機などを備える。鹿児島天文館の客室案内では、17.81平方メートルのシングルルームや140センチ幅のベッドを紹介している。


参考:リッチモンドホテル鹿児島天文館の公式客室案内。

駅近ビジネスホテルは徒歩時間だけで判断しない

駅近のホテルを探す場合、公式サイトに記載された徒歩分数だけでなく、実際に利用する改札や出口からの距離も確認したい。

大きな駅では、同じ駅名でも新幹線改札、在来線改札、地下鉄出口で移動時間が変わる。出張先が決まっている場合は、目的地への乗り換えや朝の移動時間まで含めて立地を比較すると失敗しにくい。

アパホテルはブランドコンセプトとして、東京都内の平均駅徒歩時間を2分30秒以内と掲げている。自動チェックイン機やフリーチェックアウトなど、移動時間を短縮する仕組みも特徴だ。

【口コミ・評判と予約サイトを比較】失敗しないビジネスホテルの見分け方

ホテルの公式サイトでは、設備やサービスの魅力が紹介されている。一方、実際の宿泊で気になるのは、清掃状態、騒音、空調、朝食会場の混雑、スタッフの対応といった細かな部分だ。

2026年の口コミ評価から見えるホテルの特徴

2026年9月に公開された全国ビジホマップの独自集計では、楽天トラベルの口コミをもとに、19チェーン・1,926施設の評価を比較している。

その集計では、ベッセルインが4.43点、リッチモンドホテルが4.41点、ドーミーインが4.40点、ダイワロイネットが4.39点という順だった(5点満点)。

ただし、この数値は各チェーンの掲載施設の口コミを単純平均した独自集計であり、JCSIの顧客満足度とは調査方法が違う。点数の小さな差だけでホテルの優劣を決めるのは避けたい。

口コミを見るときは、次のような具体的な内容を優先するとよい。

- ベッドや浴室の清潔感
- 壁の薄さや廊下からの騒音
- 空調や温度調節の使いやすさ
- Wi-Fiの接続状態
- 朝食会場の混雑状況
- エレベーターの待ち時間
- 駅からホテルまでの実際の道のり

特に、予約するホテルの直近数か月の口コミは重要だ。チェーン全体の評価が高くても、建物の築年数や改装状況、立地によって宿泊体験は異なる。

ビジネスホテル予約サイト比較はどう使い分ける?

ホテルを探すときは、ホテル比較サイトと実際の予約サイトの役割を分けて考えると効率的だ。

2026年のオリコン顧客満足度調査では、ホテル比較サイトの総合1位がトラベルコ70.2点、2位がトリバゴ69.4点、3位がトリップアドバイザー67.9点だった。調査対象は実際にサービスを利用した1,908人である。


複数の旅行予約サービスを横断して価格を調べたい人に向いている。



同じホテルの掲載価格を比較して、予約先を絞り込みたい場合に便利。



宿泊施設の口コミや旅行者の評価を確認したい場合に役立つ。

ただし、比較サイトの順位はホテルそのもののランキングではない。あくまで予約候補を探すためのサービス評価だ。

実際に予約する際は、比較サイトで候補を絞り、ホテル公式サイトと大手旅行予約サイトの料金を確認する方法が合理的だ。公式サイト限定プラン、会員割引、ポイント還元、キャンセル条件などを含めて最終判断したい。

ビジネスホテルの選び方で見落としやすい注意点

安い料金表示だけを見て予約すると、現地で想定外の出費が発生する場合がある。

例えば、朝食料金が別途必要だったり、駐車場が有料だったり、キャンセル料が予約直後から発生したりするプランもある。予約確定前には、料金の内訳と宿泊条件を確認することが大切だ。

また、客室設備についても、写真だけで判断するのは避けたい。デスクのサイズ、浴室のタイプ、ベッド幅、コンセントの位置など、自分が必要とする設備が予約する部屋タイプに備わっているかを確認しよう。

【プロの結論】2026年に本当におすすめできるビジネスホテルの選び方

2026年のビジネスホテル選びで重視したいのは、顧客満足度、価格、立地、設備を別々に評価することだ。

今回のJCSI調査ではドーミーインが総合満足度1位となったが、すべての利用者にとって最良のホテルという意味ではない。仕事のために宿泊するのか、観光を楽しむのか、滞在中の快適さを求めるのかによって、最適なホテルは変わる。

利用目的別のおすすめ



総合満足度重視
ドーミーイン

大浴場、サウナ、ご当地朝食など、宿泊中の満足度を高めるサービスを求める人におすすめ。


料金・利便性重視
東横INN

無料朝食や全国展開の利便性を重視する人に向いている。


仕事のしやすさ重視

ダイワロイネットホテル、リッチモンドホテル。広いデスクや客室の使い勝手を重視する人に適している。


朝食の充実度重視

ホテルルートイン、スーパーホテル。朝食付きのプランを比較し、宿泊費と食費の合計で判断したい人におすすめ。


都市部の短期滞在重視

アパホテル。駅からのアクセスやチェックイン・チェックアウトの効率を重視する人に向いている。

こんな人にはおすすめできないホテルもある

大浴場が苦手な人や、部屋でゆっくり過ごしたい人にとっては、大浴場の充実度が高いホテルを選ぶ必要はない。むしろ客室の広さや浴室の使いやすさを優先した方が満足度は高くなる。

一方、荷物が多い長期出張では、コンパクトな客室だと不便に感じることがある。アパホテルのように客室のコンパクトさをブランド設計の特徴としているホテルでは、広さを重視する人は予約する部屋タイプを慎重に選びたい。

また、朝食を食べずに早朝出発する人が朝食付きプランを選ぶと、サービスを十分に活用できない。素泊まりと朝食付きの料金差を見て、実際に利用するサービスだけに費用をかけることが賢い選択だ。

【ビジネスホテルランキング2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年のビジネスホテルランキングで1位なのはどこ? A1:2026年度JCSIのビジネスホテル部門ではドーミーインが80.7点で1位。東横INNが79.3点、ダイワロイネットホテルが79.2点で続いている。

Q2:安いビジネスホテルを探すならどのチェーンがおすすめ? A2:東横INN、スーパーホテル、ホテルルートインなどを比較候補にするとよい。ただし、最安値は地域や宿泊日によって変わるため、チェーン名だけで決めず、同じ条件で総額を比較することが大切だ。

Q3:朝食が無料のビジネスホテルはどこ? A3:東横INNでは全ホテルで無料の元気朝食を提供している。ホテルルートインでも宿泊者向けの無料バイキング朝食を実施。スーパーホテルも無料の健康朝食を特徴としている。

Q4:大浴場付きのビジネスホテルでおすすめは? A4:ドーミーインは大浴場やサウナを重視する人におすすめ。スーパーホテルやアパホテル&リゾートにも大浴場付きの施設がある。施設によって設備が異なるため、予約前に確認したい。

Q5:ビジネスホテルの宿泊料金は1泊いくらが目安? A5:2026年10月のホテルバンク調査では、ビジネスホテルの全国平均掲載価格は1室2名利用で16,067円(税込)。ただし、地域、曜日、利用人数、イベント需要によって変動するため、個別の宿泊料金は予約日ごとに確認する必要がある。

Q6:口コミ評価と顧客満足度ランキングは何が違う? A6:口コミ評価は予約サイトなどに投稿された宿泊者の感想を集計したもの。JCSIは利用経験者を対象に複数の指標で顧客満足度を調査するものだ。調査方法や評価対象が異なるため、両方を参考にするのがおすすめだ。

まとめ:2026年のビジネスホテルは料金と滞在価値で選ぶ

2026年のビジネスホテルランキングでは、JCSIでドーミーインが顧客満足度1位を獲得した。東横INNやダイワロイネットホテルも上位に入り、リッチモンドホテルやスーパーホテルなども独自の強みを持っている。

一方、宿泊料金は全国平均だけで判断できない。平日と休日、都市部と地方、通常期と大型イベント開催時では価格が大きく異なる。安いホテルを探すなら、複数の予約サイトを比較したうえで、朝食や交通費を含めた実質的な支出を確認したい。

出張なら駅近やデスク環境、旅行なら朝食や大浴場、長期滞在なら客室の広さやランドリー設備を優先するなど、目的に合った基準を持つことが失敗を防ぐポイントだ。

ランキングの順位はホテル選びの出発点であり、最終的な判断基準は自分が必要とするサービスが、その宿泊料金に見合っているかどうか。価格だけでなく、翌朝を気持ちよく迎えられる環境まで含めて比較することが、2026年の賢いビジネスホテル選びにつながる。

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トレンドリサーチャー 白木 奈緒
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プロ野球・サッカー・格闘技の選手情報を担当する編集者。リーグ公式やクラブの発表、試合記録を一次情報とし、移籍や記録の数値は公式記録で確認してから掲載します。

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