2022年10月11日、週刊少年ジャンプ編集部は公式サイトで『HUNTER×HUNTER』の連載再開を発表しました。再開日は10月24日。掲載誌は『週刊少年ジャンプ』2022年47号で、約3年11カ月に及んだ長期休載が一区切りを迎えました。
今回の再開で掲載された第391話は、王位継承戦の背後で進行するマフィア同士の抗争を描いたエピソードです。センターカラーを含む21ページ構成で、物語の進行だけでなく、長い休載期間を経た読者が現在の状況を把握できるよう、王位継承編のあらすじや登場人物の紹介も掲載されました。
この発表が大きな反響を呼んだ理由は、単に人気漫画の新作が掲載されたからではありません。2018年11月26日発売のジャンプ52号を最後に掲載が途絶えていた作品が、再び誌面に戻ってきたためです。
オリコンニュースや日刊スポーツも、約3年11カ月ぶりの復活として報道。加えて、2018年11月以来となるコミックス第37巻が2022年11月4日に発売され、雑誌掲載と単行本の両面で大きな動きがありました。
週刊少年ジャンプ編集部は2022年10月11日、47号での連載再開と第391話の掲載を公式に告知しました。
当時の読者にとっては、王位継承編の続きを読めること自体が大きなニュースでした。一方、作者の体調問題は解決したと発表されたわけではなく、この再開が従来の週刊連載に戻ることを意味していたわけでもありません。
出典:少年ジャンプ公式サイト、オリコンニュース、日刊スポーツ。
【なぜ約3年11カ月も休載した?】冨樫義博の体調と再開までの経緯

長期休載の背景にある大きな問題は、冨樫義博氏が公表してきた腰の不調です。
冨樫氏は2022年5月に自身のXアカウントを開設し、原稿の進捗を写真とともに発信するようになりました。それまで読者が把握しにくかった制作状況が、本人の投稿を通じて伝わるようになったことも、再開への期待を高めた要因です。
腰痛による作業環境の変化
2022年7月、冨樫氏は自身の画業35周年を記念する展覧会に寄せたコメントで、約2年間、椅子に座れない状態が続いていたことを明かしました。従来の制作方法を見直すことで執筆を再開できたとも説明しています。
同年8月には、症状が改善せず、治療と回復に多くの時間を割くことになったとXで報告しました。加えて、原稿の進捗についても、右手に力が入りにくく苦労していると伝えています。
つまり、2022年の再開は単純に休載期間が終わったという話ではありません。制作方法の変更や身体的な負担への対応を続けながら、原稿を完成させていった結果でした。
こうした本人の発信は、オリコンニュースや日刊スポーツなどでも報じられています。
再開前から10話分のネームが存在していた
もう一つ重要なのが、休載中の制作状況です。
2018年の休載時、冨樫氏は次の10週分のネームができており、体調や状況と相談しながら原稿を進める意向を示していました。
この発言から分かるのは、休載が必ずしも物語の構想そのものの停止を意味していたわけではないという点です。漫画制作には、ネーム、作画、背景、仕上げなど複数の工程があります。ストーリーの構想が存在していても、身体的な問題によって完成原稿を継続的に仕上げられるとは限りません。
2022年の再開も、こうした制作上の事情を踏まえて理解する必要があります。
【掲載方式はどう変わった?】第401話以降の週刊連載終了と不定期掲載の仕組み
2022年12月26日、『週刊少年ジャンプ』新年4・5合併号に第400話が掲載されたタイミングで、編集部から重要な発表がありました。
それは、第401話以降について、従来の週刊連載とは異なる掲載形態に変更するというものです。
編集部が示した理由は、冨樫氏の体調を考慮し、作者と編集部で相談した結果というものでした。作品の執筆は継続しており、編集部も完結までサポートを続ける方針を説明しています。
「週刊連載ではない掲載形態」
2022年12月26日、週刊少年ジャンプ編集部が第401話以降の掲載方針について発表した際の表現です。
ここで押さえておきたいのは、週刊連載の終了と作品そのものの終了は別の話だということです。編集部は作品の完結に向けた支援を継続する方針を示しており、連載打ち切りや完結中止を発表したわけではありません。
具体的な掲載時期や方法については、今後の週刊少年ジャンプ本誌で知らせるという説明でした。
出典:集英社・少年ジャンプ公式発表、オリコンニュース、日刊スポーツ。
不定期掲載はどのように行われているのか
2022年12月の発表以降、実際の掲載履歴を見ると、一定期間に複数話を続けて掲載し、その後に次回掲載日を未定とする形式が確認できます。
ただし、これは編集部が毎回10話掲載を保証したという意味ではありません。これまでの実績として10話ずつ掲載された期間がある、という理解が正確です。
2024年には第401話から第410話まで、2026年には第411話から第420話までが連続掲載されました。掲載のタイミングは原稿の制作状況や編集部の告知に左右され、毎週決まったペースで続くものではありません。
したがって、現在の掲載方式を理解するうえでは、次の3点が重要です。
- 毎週必ず最新話が掲載される週刊連載ではない。
- 掲載再開後に複数話が連続して掲載されるケースがある。
- 次の掲載時期は、編集部による正式な告知を待つ必要がある。
2024年12月には、第410話の最終ページで次回掲載についての告知が行われました。週刊連載終了後は、雑誌の通常の休載表記だけを見て掲載状況を判断することも難しくなっています。
【2022年から2026年までの掲載履歴】第391話から第420話への流れ
2022年の再開から2026年10月までの動きを整理すると、作品の掲載方式が段階的に変化してきたことが分かります。
特に重要なのは、2024年と2026年の掲載再開です。どちらも約10話を連続掲載した後に次回掲載日未定となっており、現在の不定期掲載の実態を把握するうえで重要な節目になっています。
『HUNTER×HUNTER』主要年表・人物と媒体の関係
この年表から分かるように、2022年の第391話掲載と、2026年の第411話掲載は同じ意味での再開ではありません。
2022年は長期休載後の連載再開でした。一方、2026年はすでに週刊連載ではない掲載方式へ移行した後の、約1年6カ月ぶりの掲載再開です。
また、2026年6月29日発売のジャンプ31号に掲載されたのは第420話ではなく、第411話です。第420話は同年9月7日発売の41号に掲載されています。この2つの日付と話数を混同しないことが、最新状況を把握するうえで大切です。
2024年の掲載履歴はオリコンニュース、2026年の掲載履歴はMANGA WatchやKAI-YOUの報道でも確認できます。
【2026年10月31日最新】第420話の次はいつ?冨樫義博の原稿進捗
2026年10月31日現在、雑誌に掲載された最新話は第420話です。
第420話は9月7日発売の『週刊少年ジャンプ』41号に掲載されました。同号をもって、2026年6月29日から続いた10話連続掲載が終了しています。
第421話の掲載日はまだ決まっていない
第420話の掲載時には、次回掲載について、決定次第本誌で発表する旨の案内がありました。
そのため、第421話の掲載日を2026年10月31日現在の確定情報として示すことはできません。2026年中に再び掲載されるといった具体的な日程も、編集部から発表されていません。
ここで重要なのは、原稿が完成したという情報と、雑誌の掲載日が決まったという情報を区別することです。
10月5日、冨樫氏が仕事の受け方について発表
2026年10月5日、冨樫氏は自身のXで、心身の不調が重なっていることを公表しました。
現在受けている依頼を最後に、今後は締切のある仕事の依頼をすべて断り、自身の原稿作成を優先する方針を示しています。また、原稿作成を再開した際には、Xで改めて発表する意向も伝えました。
これは作品の制作に集中するための仕事上の方針変更であり、次回掲載日の発表ではありません。日刊スポーツ、マイナビニュース、テレビ朝日NEWSなども、この発表を報じています。
10月26日、第430話の原稿完成を報告
その後、10月26日に冨樫氏はXを更新し、次の進捗を報告しました。
「No.430、原稿完成。」
冨樫義博氏の2026年10月26日のX投稿
この投稿は、第430話の原稿が完成したことを示す重要な情報です。第420話までの掲載状況と合わせて考えると、次の掲載に向けた制作が進んでいることが分かります。
ただし、第430話の原稿完成は、第421話の掲載日が確定したことを意味しません。雑誌への掲載には、編集部による掲載時期の決定や告知など、別の段階があります。
ライブドアニュースや漫画関連メディアも10月26日の投稿を報道しています。
したがって、2026年10月31日時点の状況は次のように整理できます。
- 最新掲載話:第420話
- 最新掲載号:2026年9月7日発売のジャンプ41号
- 次回掲載予定:第421話
- 次回掲載日:未発表
- 最新の原稿進捗:10月26日に第430話の原稿完成を報告
読者が注目すべき次の情報は、冨樫氏の制作進捗と、週刊少年ジャンプ編集部による正式な掲載告知です。
【プロの結論】ハンターハンターの再開情報で間違えないための3つの判断基準
『HUNTER×HUNTER』の連載状況は、単純な「休載中」「連載再開」という二択では説明しきれません。2022年の掲載形態変更以降、原稿制作と雑誌掲載のタイミングが必ずしも一致しなくなったためです。
最新情報を正しく理解するためには、次の3つを分けて考える必要があります。
1.原稿完成と掲載決定を区別する
冨樫氏のXに「原稿完成」と投稿されても、そのまま翌週のジャンプに掲載されるとは限りません。
原稿の進捗は制作状況を示す情報であり、掲載日については編集部の公式発表が判断材料になります。
2.10話連続掲載を固定ルールと考えない
2024年の第401話から第410話、2026年の第411話から第420話は、いずれも10話連続掲載でした。
しかし、編集部が今後も必ず10話ずつ掲載すると約束したわけではありません。過去の掲載実績を、そのまま未来のスケジュールに当てはめないことが重要です。
3.週刊連載終了を作品終了と混同しない
2022年12月に終了したのは、従来の週刊連載という掲載形態です。作品自体の完結や打ち切りが発表されたわけではありません。
2024年、2026年と新しいエピソードが掲載され、2026年10月には第430話の原稿完成も報告されています。今後の掲載を待つうえでは、作品の終了と掲載間隔の長期化を混同しないことが大切です。
【ハンターハンターの2022年再開】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ハンターハンターは2022年の何月何日に再開しましたか?
A1:2022年10月24日発売の『週刊少年ジャンプ』47号です。約3年11カ月ぶりに第391話が掲載されました。
Q2:なぜ第401話から週刊連載ではなくなったのですか?
A2:冨樫義博氏の体調を考慮し、作者と週刊少年ジャンプ編集部が相談した結果です。2022年12月26日に掲載形態の変更が公式発表されました。
Q3:2026年6月29日に掲載されたのは第420話ですか?
A3:いいえ。6月29日発売のジャンプ31号に掲載されたのは第411話です。第420話は9月7日発売の41号に掲載されました。
Q4:第421話はいつ掲載されますか?
A4:2026年10月31日時点で掲載日は未発表です。第420話の掲載時には、次回掲載が決定次第、本誌で告知される旨が案内されています。
Q5:冨樫義博氏は第421話以降を執筆していますか?
A5:2026年10月26日、冨樫氏は第430話の原稿完成をXで報告しています。ただし、次回の雑誌掲載日については別途発表を待つ必要があります。
Q6:ハンターハンターは打ち切りになったのですか?
A6:打ち切りや完結中止の公式発表はありません。2022年に変更されたのは週刊連載という掲載形態であり、作品の執筆と掲載はその後も続いています。
まとめ:2022年の再開から2026年の第420話まで、次の掲載を待つ段階へ
『HUNTER×HUNTER』は2022年10月24日、ジャンプ47号への第391話掲載によって約3年11カ月ぶりに復活しました。その後、2022年12月に週刊連載ではない掲載形態への変更が発表され、2024年には第401話から第410話、2026年には第411話から第420話までがそれぞれ連続掲載されています。
2026年10月31日現在の最新掲載話は第420話。次の第421話の掲載日は未定ですが、10月26日には冨樫氏が第430話の原稿完成を報告しました。
今後の注目点は、原稿制作の進捗だけでなく、集英社による次回掲載の正式発表です。2022年の再開を振り返る際にも、2026年の最新情報を追う際にも、週刊連載の終了と作品の終了を混同しないことが大切です。
長い時間をかけて描かれてきた王位継承編。その続きがいつ誌面に登場するのか、次の公式発表が待たれます。