『進撃の巨人』は、原作漫画・テレビアニメともにすでに完結しています。原作は2021年4月9日、諫山創による最終話「第139話」の掲載をもって連載終了。最終巻となる単行本34巻は同年6月9日に発売されました。一方、テレビアニメは2023年11月5日、NHK総合で放送された「The Final Season 完結編(後編)」によって、約10年にわたるシリーズに幕を下ろしています。
ただし、2024年11月8日には完結編を再構成した劇場版『進撃の巨人 完結編 THE LAST ATTACK』が公開され、さらに2026年9月には、2027年にScreenX・4DX・ULTRA 4DXで上映されることも発表されました。物語そのものは終わっていても、作品を楽しむ機会は現在も続いています。
【結論】進撃の巨人は原作もアニメも完結済み!いつ終わったのかを解説

まず知っておきたいのは、漫画とアニメでは完結した時期が異なるという点です。
原作漫画は2021年4月、テレビアニメは2023年11月に完結しました。2024年の劇場版公開や2027年の上映発表は、物語の続きを描く新シリーズの発表ではありません。
原作漫画は2021年4月9日に完結
『進撃の巨人』は、漫画家・諫山創が講談社の月刊誌『別冊少年マガジン』で連載していた作品です。
連載開始は2009年9月9日。同誌の創刊号から掲載され、約11年7か月にわたって物語が続きました。
そして2021年4月9日発売の『別冊少年マガジン』5月号に、最終話となる第139話「あの丘の木に向かって」が掲載されました。
講談社は同日の完結を発表し、長期連載の終了を告知しています。原作の物語は、この第139話をもって正式に完結しました。
テレビアニメは2023年11月5日に完結
アニメ版は2013年にSeason 1の放送が始まり、Season 2、Season 3、そしてThe Final Seasonへと続きました。
最終章は一度に放送されたわけではありません。完結編が前編・後編の二部構成となり、最後まで時間をかけて制作・放送されました。
最終回にあたる「The Final Season 完結編(後編)」は、2023年11月4日(土)24時からNHK総合でスペシャル放送。暦の上では2023年11月5日午前0時の放送です。
これにより、2013年から続いてきたテレビアニメシリーズも完結しました。原作とアニメの両方で、エレンたちの物語には決着がついています。
【完結までの経緯】諫山創の原作からアニメ・劇場版までの重要年表
『進撃の巨人』の完結を正確に理解するには、漫画・アニメ・劇場版を別々の出来事として整理する必要があります。
特に重要なのは、原作の完結からテレビアニメの完結まで約2年半の期間があったこと、そして劇場版がテレビアニメの最終章を再編集した作品であることです。
作品と関係者の時系列・相関関係
| 時期 | 人物・作品・出来事 | 完結までの関係 |
|---|---|---|
| 2009年9月 | 諫山創・別冊少年マガジン | 創刊号から原作漫画の連載がスタート |
| 2021年4月9日 | 原作第139話 | 「あの丘の木に向かって」で漫画が完結 |
| 2021年6月9日 | 単行本34巻 | 講談社から最終巻が発売 |
| 2023年3月4日 | The Final Season 完結編(前編) | テレビアニメ最終章の前編を放送 |
| 2023年11月5日 | The Final Season 完結編(後編) | テレビアニメシリーズが完結 |
| 2024年11月8日 | THE LAST ATTACK | 完結編を再構成した劇場版が公開 |
| 2026年9月9日 | 進撃の巨人の日 | 日本記念日協会により記念日として認定 |
| 2026年10月23日 | 劇場版『紅蓮の弓矢』 | SCREEN X・4DX・ULTRA 4DXで再上映 |
| 2027年 | THE LAST ATTACK | SCREEN X・4DX・ULTRA 4DXでの上映が決定 |
この年表から分かるように、2021年に漫画が完結した後も、アニメ化や劇場公開、関連イベントを通して作品の展開は続いています。
最終巻34巻はどんな内容?
講談社から発売された『進撃の巨人』34巻は、シリーズの最終巻です。
発売日は2021年6月9日。著者は諫山創で、紙版は248ページ。収録内容には、地鳴らしをめぐる最終決戦と、エレンに追いついたミカサやアルミンたちの物語が含まれています。
最終巻のタイトルは「進撃の巨人(34)」。講談社の作品紹介でも、作品の完結を明確に伝えています。
原作を最後まで読みたい場合は、この34巻が購入するべき最終巻です。テレビアニメとの違いも含めて結末を理解したい人には、原作とアニメの両方を確認する価値があります。
【ネタバレ注意】原作最終話139話でエレン・イェーガーはどうなった?
ここからは物語の核心に踏み込みます。エレンの最期、ミカサの決断、アルミンの役割、地鳴らしの結末まで紹介するため、未読・未視聴の人は注意してください。
地鳴らしによって世界を破壊するエレン
物語の終盤でエレン・イェーガーは始祖の巨人の力を手にし、世界を踏み潰す「地鳴らし」を発動させます。
壁の中に眠っていた多数の超大型巨人が動き出し、パラディ島の外に広がる世界を次々と破壊していきます。
かつて自由を求めて巨人と戦っていたエレンが、今度は世界中の人々にとって最大の脅威となる。この立場の逆転が、最終章の大きな衝撃でした。
エレンの行動には、故郷や仲間を守りたいという思いだけでなく、自由への執着、未来を知ってしまったことによる葛藤など、複数の要素が絡み合っています。
第139話では、アルミンとの対話を通して、地鳴らしによって人類の約8割が犠牲になることや、自分の行動に対する本心が語られます。
ミカサがエレンを討つという決断
最終決戦で大きな役割を果たすのが、幼いころからエレンを守り続けてきたミカサ・アッカーマンです。
ミカサにとってエレンは、単なる仲間ではありません。命を救ってくれた恩人であり、長年にわたって特別な思いを抱いてきた存在です。
それでも、地鳴らしによって無数の命が失われる状況を止めるため、ミカサはエレンを討つ決断をします。
最終的にミカサはエレンのもとへたどり着き、その命を終わらせます。この選択が始祖ユミルの長年の執着にも決定的な変化をもたらし、巨人の力が消滅する結末につながります。
アルミン・アルレルトはその後どうなった?
アルミンはエレンを止めるために戦う一方、最後まで対話による解決の可能性を捨てません。
エレンとの対話では、幼いころに一緒に夢見た世界や、自由への憧れ、互いに抱えていた本音が明らかになります。
エレンの死後、巨人の力は消え、巨人化していた仲間たちも人間の姿に戻ります。
アルミンはその後、世界との和平を目指す立場に進みます。最終話では、仲間たちとともに和平交渉に向かう役割を担う姿が描かれています。
ただし、戦争や差別が完全に消滅したわけではありません。物語は、平和を実現することの難しさを残したまま幕を閉じます。
【主要人物の結末】エレン・ミカサ・アルミンと始祖ユミルの運命
最終回を理解するうえで重要なのは、主要人物それぞれの結末を切り離して考えないことです。
エレンの死、ミカサの選択、アルミンの和平への取り組み、始祖ユミルの解放は、ひとつの結末につながっています。
主要人物の最終的な立場
エレン・イェーガー:地鳴らしを引き起こした後、ミカサによって討たれます。彼の行動は仲間を守るためという側面だけでは説明できず、自由への欲求や本人にも整理しきれない衝動が重なっています。
ミカサ・アッカーマン:エレンを愛しながらも、世界を守るために彼を討ちます。その後はエレンを弔い、彼との思い出を大切にしながら生きていく姿が描かれます。
アルミン・アルレルト:エレンとの対話を通して真実を知り、戦いの後は和平交渉を担う人物として行動します。知性と対話を重視する彼の姿勢が、物語の最後に重要な意味を持ちます。
始祖ユミル:長年抱えていたフリッツ王への執着から解放されます。ミカサの選択が、その解放につながる重要な出来事として描かれています。
地鳴らしの後、巨人の力はどうなった?
エレンの死と始祖ユミルの解放によって、巨人の力は世界から消滅します。
巨人化していた仲間たちは人間の姿に戻り、長年にわたって人類を苦しめてきた巨人の脅威にも終止符が打たれます。
しかし、巨人の力が消えたからといって、人間同士の争いまでなくなったわけではありません。
最終盤では、パラディ島のその後や、さらに遠い未来における戦争を思わせる描写も登場します。最後に示される木の存在も含め、作品は単純なハッピーエンドにはしていません。
この結末が示すのは、ひとつの大きな脅威を取り除いても、人間が争う構造そのものは簡単には消えないという現実です。
【原作とアニメの違い】139話・最終回・THE LAST ATTACKを比較
『進撃の巨人』の結末をめぐって、原作とアニメはまったく同じなのかと疑問に思う人も少なくありません。
大筋のストーリーや登場人物の運命は共通していますが、アニメでは演出や会話の表現に変更が加えられています。
諫山創自身がアニメ最終回のネームを描き直していた
注目すべきなのは、原作者の諫山創がアニメの最終章に関わっていたことです。
テレビアニメ完結編(後編)の放送前、公式サイトに掲載されたコメントで、諫山は自身の希望によってラストのネームを少し描き直したことを明かしました。
つまり、アニメ版の結末は原作漫画をそのまま映像化しただけではありません。原作者の意向を反映した調整が行われています。
特にエレンとアルミンが本音をぶつけ合う場面は、原作とアニメで台詞に違いがあります。アルミン役の井上麻里奈も、後年の公式インタビューでこの変更に触れ、エレンの格好悪い本音を見せる演出や、アルミンが感謝を伝えられたことについて語っています。
3つの作品形態の違い
原作漫画:第139話を中心に、諫山創が描いたオリジナルの物語を読むことができます。登場人物の表情やコマの構成から、作者が意図した演出を追いたい人に向いています。
テレビアニメ:MAPPAによる映像表現、声優陣の演技、音楽、戦闘シーンの動きが加わっています。最終章では原作者の意向を取り入れた台詞や演出の調整も行われました。
劇場版 THE LAST ATTACK:テレビアニメの完結編(前編・後編)を一本の長編映画として再構成した作品です。本編カットのブラッシュアップと5.1chサラウンド音響によって、映画館向けに仕上げられています。
したがって、劇場版を見れば物語の続きが分かるというわけではありません。新しい続編というより、テレビアニメの最終章を劇場環境で体験するための作品です。
【2026年最新】完結後の評判とTHE LAST ATTACKの2027年上映情報
2026年10月31日現在、『進撃の巨人』は原作・テレビアニメともに完結済みですが、関連企画や劇場上映は続いています。
特に注目されているのが、2027年に予定されている『THE LAST ATTACK』のScreenX・4DX・ULTRA 4DX上映です。
2027年にScreenX・4DX・ULTRA 4DX上映が決定
2026年9月9日、TVアニメ『進撃の巨人』公式サイトは、劇場版2作品の上映企画を発表しました。
その発表によると、2026年10月23日には劇場版『進撃の巨人』前編〜紅蓮の弓矢〜がSCREEN X・4DX・ULTRA 4DXで上映開始。そして、2027年には劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACKも、同じ3つの上映形式で公開される予定です。
今回の注目点は、シリーズ初となるScreenX上映です。ScreenXは、正面のスクリーンだけでなく左右の壁面にも映像を投影する3面マルチプロジェクション方式です。
4DXは座席の動きや風などの演出を組み合わせ、映画を身体的にも体感できる上映形式。ULTRA 4DXはScreenXと4DXを組み合わせた上映方式として展開されます。
地鳴らしや立体機動装置による戦闘など、画面の広がりと身体的な演出が映像体験に影響する場面が多い作品だけに、今回の上映企画は見逃せません。
なお、2026年10月31日時点で公式発表されているのは2027年という上映年です。具体的な公開日や上映劇場については、今後の公式発表を確認する必要があります。
2026年は「進撃の巨人の日」が制定された年
2026年9月9日には、日本記念日協会によって9月9日が「進撃の巨人の日」として正式に認定されました。
この日付は、2009年9月9日に『別冊少年マガジン』創刊号で原作の連載が始まったことに由来します。連載開始から17年目にあたる節目に、作品を象徴する記念日が設けられました。
さらに2026年10月には、オーケストラコンサートのワールドツアー「Symphony from Paradis」の公式ビジュアルも公開されています。
澤野弘之とKOHTA YAMAMOTOによる劇伴曲に加え、「紅蓮の弓矢」「心臓を捧げよ!」のオーケストラアレンジも演奏予定です。公式発表では、2026年10月のロンドン公演を皮切りに、香港、シンガポール、ニューヨーク、パリなどでの公演が案内されています。
こうした展開を見ると、完結後も『進撃の巨人』は映像作品だけにとどまらず、音楽やイベントを通じて新しいファン体験を生み出していることが分かります。
完結後の評判はなぜ分かれるのか
『進撃の巨人』の最終回は、単純に敵を倒して平和を取り戻すという結末ではありません。
エレンが大量の犠牲を生み出したこと、ミカサが愛する人を自らの手で討ったこと、そして巨人の力が消えた後も人間同士の争いが続く可能性が示されたこと。この複雑な構成が、最終回の評価を考えるうえで重要です。
最終章を高く評価する見方では、登場人物の矛盾や人間らしい弱さまで描いたこと、そして物語の冒頭から続く自由というテーマを最後まで貫いたことが評価されます。
一方、結末に対しては、エレンの行動の動機が十分に理解できない、始祖ユミルの解放に関する説明が難しい、世界のその後がすっきりしないといった疑問も生まれやすい構造になっています。
特に、エレンを英雄として見るのか、許されない大量殺戮を行った人物として見るのかによって、最終回の印象は大きく変わります。
この作品の特徴は、登場人物の行動を簡単に正義と悪に分類できないところにあります。完結後も考察が続くのは、物語が読者に一つの答えを押しつけず、自由、愛、責任、戦争という問題を残しているからです。
【プロの結論】進撃の巨人を最後まで楽しむためのおすすめの見方
『進撃の巨人』をこれから読み直す人や、アニメを最後まで見ようと考えている人には、目的に合わせた楽しみ方があります。
原作を重視するなら単行本34巻まで読む
諫山創が構成した物語を最初から最後まで追いたい人には、原作漫画がおすすめです。
第1巻から34巻まで読むことで、エレンの自由への憧れや壁の外の世界への関心が、最終話でどのような意味を持つのかを自分のペースで確かめられます。
映像と音楽を重視するなら完結編を視聴する
キャラクターの感情表現や戦闘シーン、音楽の迫力を楽しみたい人には、テレビアニメの完結編が向いています。
特にエレンとアルミンの対話や、ミカサが最後の決断を下す場面は、声優の演技によって感情の動きが伝わりやすくなっています。
劇場で体験したいなら2027年の上映をチェック
すでにテレビアニメを見終わっている人には、『THE LAST ATTACK』の劇場上映が選択肢になります。
特にScreenXや4DXの上映に興味がある人は、2027年の上映日・対象劇場・チケット情報を公式発表で確認するとよいでしょう。
ただし、新作ストーリーや続編を期待している人は注意が必要です。今回の劇場版は、完結編の内容を再構成した作品であり、エレンのその後を描く新しい物語ではありません。
【進撃の巨人の完結】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:進撃の巨人はいつ完結しましたか?
A1:原作漫画は2021年4月9日発売の『別冊少年マガジン』5月号に掲載された第139話で完結しました。テレビアニメは2023年11月5日午前0時に放送された「The Final Season 完結編(後編)」で完結しています。
Q2:進撃の巨人の最終話は何話ですか?
A2:原作漫画の最終話は第139話「あの丘の木に向かって」です。単行本では最終巻となる34巻に収録されています。
Q3:進撃の巨人の最終巻34巻はいつ発売されましたか?
A3:2021年6月9日に講談社から発売されました。著者は諫山創で、シリーズの最終巻です。
Q4:エレンは最終回で死亡しますか?
A4:はい。地鳴らしを止めるため、ミカサがエレンを討ちます。その後、巨人の力は消滅し、物語はエレンを弔うミカサと和平を目指すアルミンたちの姿へと進みます。
Q5:原作とアニメの最終回は同じですか?
A5:物語の大筋と主要人物の結末は共通していますが、台詞や演出には違いがあります。原作者の諫山創自身も、アニメ完結編のためにラストのネームを少し描き直したと公式コメントで明かしています。
Q6:THE LAST ATTACKは新作映画ですか?
A6:新しい続編ではありません。2023年に放送されたThe Final Season完結編の前編・後編を再構成し、映像のブラッシュアップと5.1chサラウンド音響を加えた約145分の劇場版です。2024年11月8日に初公開されました。
Q7:進撃の巨人のTHE LAST ATTACKは2027年に4DXで見られますか?
A7:はい。2026年9月9日の公式発表によって、2027年にSCREEN X・4DX・ULTRA 4DXで上映されることが決定しています。ただし、2026年10月31日時点では具体的な上映日や劇場の詳細は発表されていません。
まとめ:進撃の巨人は完結済み!2027年の劇場上映にも注目
『進撃の巨人』は、原作漫画が2021年4月9日、テレビアニメが2023年11月5日に完結しました。漫画は第139話、単行本は34巻が最終巻となり、エレン・イェーガーを中心とする長い物語に決着がついています。
ただし、原作とアニメでは台詞や演出に違いがあり、諫山創自身がアニメ最終章のネームを描き直したという事実も見逃せません。両方を見比べることで、エレン、ミカサ、アルミンの選択や、作品が描いた自由と平和の意味をより深く理解できます。
2026年には「進撃の巨人の日」が制定され、オーケストラコンサートのワールドツアーも展開。さらに2027年には『THE LAST ATTACK』のScreenX・4DX・ULTRA 4DX上映が予定されています。
物語そのものは完結していても、『進撃の巨人』を楽しむ機会はまだ終わっていません。原作の結末を改めて読み直すのか、アニメで登場人物の感情を追体験するのか、それとも劇場の大画面で地鳴らしの迫力を味わうのか。自分に合った方法で、エレンたちの物語をもう一度楽しんでみてください。
2027年の上映については、上映年の発表と具体的な公開日の発表を区別して確認することが、最新情報を見逃さないためのポイントです。
主な事実確認資料
- 講談社:2021年の原作完結発表・34巻の書誌情報。
- TVアニメ公式サイト:完結編の放送日、諫山創のコメント。
- TVアニメ公式サイト:THE LAST ATTACKの2024年公開・作品構成。
- TVアニメ公式サイト:2027年のScreenX・4DX・ULTRA 4DX上映発表。
- TVアニメ公式サイト:2026年のオーケストラコンサート・ワールドツアー情報。
- 公式ポータル:2026年9月9日の「進撃の巨人の日」制定。