東京ジョイポリスと『進撃の巨人』の関係は、単発のイベントから始まった。
2015年に初めてコラボレーションを実施して以降、2017年、2019年、2021年と約2年おきに大型企画を展開。合計4回のコラボレーションが開催されている。
注目すべきなのは、開催ごとに作品の世界観を再現する方法が進化してきた点だ。
歴代コラボの年表・内容比較
| 時期 | コラボ名称・位置付け | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2015年6月27日~9月30日 | Attack on Titan in JOYPOLIS(第1弾) | プロジェクションマッピング、超大型巨人の登場演出、リヴァイ等身大フィギュア |
| 2017年7月13日~10月1日 | Season 2(第2弾) | 描き下ろしイラスト、等身大フィギュア企画、コラボメニュー、謎解き |
| 2019年12月19日~2020年 | Season 3(第3弾) | THE ATTRACTION ~決断~が登場。ハーフパイプとのコラボ、限定グッズ、ショー |
| 2021年12月21日~2022年4月3日 | The Final Season(第4弾) | MURDER LODGE、ハーフパイプ、特別映像ショー、限定チケット |
2015年:最初のコラボは立体的な演出が中心
第1弾は2015年6月27日から9月30日まで開催された。
映画『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の公開時期に合わせた企画で、東京ジョイポリスのメインステージではプロジェクションマッピングを使ったスペシャルムービーを上映。
加えて、超大型巨人が突然現れるタイムイベントも実施された。
大きな話題を集めた展示の一つが、リヴァイの等身大フィギュアだ。ボタンを押すとオリジナルボイスが流れる仕掛けも用意されていた。
この時点で、単なるキャラクター展示ではなく、音声や映像を組み合わせた体験型のコラボレーションが実現していた。
2017年:Season 2で企画の幅が拡大
第2弾は2017年7月13日から10月1日まで開催。
TVアニメSeason 2の展開に合わせ、描き下ろしイラストやオリジナルグッズ、コラボフード、謎解きイベントなどが登場した。
キャラクターの等身大フィギュアを誰にするかという企画も行われ、ファン参加型の要素が加わった。
2015年の展示・映像中心の内容から、買い物や飲食、ゲームまで含めた総合的なイベントへと広がった時期だ。
2019年:現在の「THE ATTRACTION ~決断~」が誕生
大きな転換点となったのが2019年12月19日だ。
この日からSeason 3のコラボイベントがスタートし、新アトラクション「進撃の巨人 THE ATTRACTION ~決断~」が登場した。
CAセガジョイポリスの2020年1月28日付発表では、同アトラクションをアテンド型ウォークスルーアトラクションとして紹介。約14分のオリジナルストーリーを楽しめる企画だった。
当時の料金は1名600円。現在の900円とは異なる価格設定だった。
Season 3のイベントは当初2020年4月5日までの予定だったが、施設の臨時休館を経て6月13日に再開し、9月13日まで延長された。
この第3弾で登場したアトラクションが、現在も公式サイトに掲載されている「決断」だ。
2021~2022年:The Final Seasonで第4弾を開催
第4弾は2021年12月21日から2022年4月3日まで開催された。
名称は「進撃の巨人 in JOYPOLIS The Final Season」。
TVアニメThe Final Seasonの映像を使ったスペシャルショーに加え、アトラクションとのコラボレーションも展開した。
代表的な企画は次のとおり。
- MURDER LODGE: 調査兵団の新兵として、リヴァイ兵長の指揮のもと森の調査に向かう3Dサウンドホラー。
- ハーフパイプ トーキョー: 『紅蓮の弓矢』『心臓を捧げよ!』『僕の戦争』などの楽曲を使用した絶叫ライド。
- フォーチュンフォレスト: 占い結果用紙をイベント限定デザインに変更。
- THE ATTRACTION ~決断~: 引き続き作品の世界観を体験できるウォークスルー型企画として展開。
The Final Seasonとのコラボでは、アニメの楽曲や映像を施設内の複数のコンテンツに取り入れていた。
なお、この第4弾は2022年4月3日に終了している。2026年に同じ規模の「The Final Season」コラボが開催中という意味ではない。
なぜ進撃の巨人とのコラボは長く続いたのか
歴代企画を比較すると、ジョイポリスのコラボには一貫した特徴がある。
それは、キャラクターを展示するだけでなく、来場者自身が作品の世界に入り込む体験を重視していることだ。
2015年は映像や等身大フィギュア、2017年は謎解きやグッズ、2019年は選択型のストーリー体験、2021年はホラーや音楽との組み合わせへと展開した。
特に2019年に登場した「決断」は、期間限定のステージショーとは異なり、作品のオリジナルストーリーを体験できる独立したアトラクションとして紹介されている。
この違いが、過去の大型イベントが終了した後も、アトラクション自体が公式ラインアップに残っている理由を理解するうえで重要だ。
【来館前に確認】おすすめの人・注意点・失敗しない楽しみ方

THE ATTRACTION ~決断~がおすすめの人
次のような人には、相性のよいアトラクションだ。
1. 『進撃の巨人』の世界観を体感したい人
映像を見るだけではなく、ゲストが志願兵として物語に参加する構成になっている。作品の緊張感や世界設定を楽しみたい人に向いている。
2. ストーリー型のアトラクションが好きな人
選択によって演出が変わるため、単純なライド系とは異なる楽しみ方ができる。
3. 友人や家族と一緒に体験したい人
定員は10名。複数人で同じ体験を共有できるため、終了後に選択や展開について話し合う楽しみもある。
あまりおすすめできない人
一方、次のような目的で訪れる場合は、期待との違いに注意したい。
- ジェットコースターのような高速移動や強い浮遊感を求めている人。
- Season 3やThe Final Seasonの期間限定コラボフード、グッズを購入したい人。
- 選択肢によって必ず異なる結末が見られると期待している人。
- 当日の稼働状況を確認せず、遠方からこのアトラクションだけを目的に来館する人。
特に最後の点は重要だ。2026年は公式ページへの掲載が続いている一方、運営情報に言語別の食い違いがある。来館前の電話確認をおすすめする。
来館前のチェックリスト
- 東京ジョイポリス自体の営業日・営業時間を確認する。
- 「THE ATTRACTION ~決断~」の当日稼働を確認する。
- 900円の単体利用か、パスポート利用かを決める。
- 待ち時間が気になる場合はショートタイムパスの販売状況を確認する。
- ステッカーの在庫や配布状況を確認する。
東京ジョイポリスは屋内型施設なので、天候に左右されにくいのも特徴だ。お台場観光と組み合わせて訪れる場合も、当日の運営状況を先に確認しておけば予定を立てやすい。
【ジョイポリスの進撃の巨人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ジョイポリスの進撃の巨人は2026年11月現在も体験できますか?
A1:日本語公式サイトには「THE ATTRACTION ~決断~」が掲載されており、公式営業カレンダーにも長期休止中のアトラクションはないと記載されています。ただし、別言語の公式ページには設備点検に関する異なる表示もあるため、当日の稼働については03-5500-1801への問い合わせが確実です。
Q2:進撃の巨人 THE ATTRACTION ~決断~の料金はいくらですか?
A2:公式掲載料金は1名900円です。各種パスポートも利用できます。単体利用の場合は別途施設入場料が必要で、2026年11月現在の通常入場料は大人1,700円、小・中・高生1,400円です。
Q3:アトラクションの所要時間と定員はどれくらいですか?
A3:公式日本語ページでは所要時間約14分、定員10名とされています。身長制限はありません。音響・照明・特殊効果を使ったウォークスルー型で、選択によって演出が変化します。
まとめ:2026年は営業状況を確認してから訪れるのが正解
東京ジョイポリスの「進撃の巨人 THE ATTRACTION ~決断~」は、2019年のSeason 3コラボで登場したウォークスルー型アトラクションだ。
2026年11月1日時点でも日本語公式サイトへの掲載が続いており、料金900円、所要時間約14分、定員10名という基本情報を確認できる。
一方、歴代のSeason 1からThe Final Seasonまでの大型コラボイベントは、それぞれ開催期間が決まっていた期間限定企画である。2026年現在、過去のコラボメニューや限定グッズがそのまま販売されているわけではない。
【プロの結論】
今回の情報で押さえておきたいのは、「大型コラボイベントの終了」と「コラボアトラクションの終了」は別の話だということだ。
2015年から続いたコラボの歴史を経て、2019年に誕生した「決断」は、単なる記念展示ではなく、作品の世界観を体験する独立したコンテンツとして展開されてきた。
2026年に訪れるなら、過去のイベント開催情報だけで判断せず、最新の料金、営業カレンダー、当日のアトラクション稼働状況を確認することが大切だ。
巨人が迫る世界で自分ならどんな選択をするのか。『進撃の巨人』の物語をもう一度体験したいファンにとって、今後も注目したいアトラクションである。