2026年の順位をより深く理解するには、前年からの変化と世界選手権の結果を合わせて見る必要があります。
国別ランキングは日本が5位を維持
2025年と2026年の国別ランキングを比較すると、日本は2年連続で5位を維持しています。上位国では、スウェーデンと韓国の順位が入れ替わりました。
2025年は韓国が3位、スウェーデンが4位でしたが、2026年にはスウェーデンが3位、韓国が4位となっています。スイスとカナダは引き続き1位・2位を占めています。
日本が5位を維持していることは、世界の強豪国と継続的に競争できる基盤があることを示しています。一方で、6位中国との差が小さいため、今後の国際大会での結果も重要です。
2026年世界選手権で日本は4位
2026年3月にカナダのカルガリーで開催されたBKT世界女子カーリング選手権では、スイスが優勝しました。
世界カーリング連盟の大会結果によると、決勝ではスイスが開催国カナダを7対5で下し、世界タイトルを獲得。3位はスウェーデン、4位は日本でした。
日本はラウンドロビンを9勝3敗で終え、上位6チームによるプレーオフに進出しています。最終的にはメダルに届かなかったものの、世界の強豪と十分に戦えることを示しました。
この大会結果と国別ランキングを照らし合わせると、興味深い違いが見えてきます。日本は世界選手権で4位でしたが、国別ランキングでは5位です。これは、世界選手権の順位と4シーズンにわたる協会の総合ポイントが異なる評価指標だからです。
日本女子カーリングの歴史的な実績
日本女子カーリングには、現在のランキングだけでは捉えきれない歴史的な実績があります。
- 2016年:世界女子カーリング選手権で日本が銀メダルを獲得。
- 2018年:平昌オリンピックでロコ・ソラーレが銅メダルを獲得。
- 2022年:北京オリンピックで日本が銀メダルを獲得。
- 2026年:世界女子カーリング選手権で日本が4位。
特にロコ・ソラーレは、藤澤五月を中心とするチームとして日本のカーリング人気を広げてきました。2018年のオリンピック銅メダル、2022年の銀メダルは、その象徴的な成果です。
一方、2026年のランキングでは仁平美来チームや上野美優チームなど、新しい世代のチームも存在感を示しています。藤澤五月ら経験豊富な選手と、新たな世代がそれぞれ異なるチームで競い合う構図は、日本女子カーリングの層の厚さを示すものです。
【プロの結論】2026年のランキングから読み解く女子カーリングの勢力図

2026年の女子カーリング世界ランキングを分析すると、単純な順位以上に重要な3つのポイントが見えてきます。
1.スイスは国別ランキングとチーム競争力の両方で強い
スイスは国別ランキングで84.651ポイントを獲得して首位です。チーム別でもゼニア・シュヴァラーが2位、アリーナ・ペッツが4位につけています。
さらに2026年世界選手権でも優勝しており、国としての競争力と個別チームの強さが両立しています。スイス女子カーリングが世界の中心的存在であることを示す結果です。
2.韓国はチーム別ランキングで大きな存在感
韓国は国別ランキングでは4位ですが、チーム別ランキングではキム・ウンジが1位、パク・ユビンが9位、キム・ギョンエが10位です。
この結果は、国別順位だけでは見えにくい韓国チームの層の厚さを示しています。個別チームの競技力という観点では、スイスやカナダと並ぶ重要な勢力です。
3.日本は複数チームが世界ランキング上位に入っている
日本は国別5位ですが、チーム別では仁平美来が6位、上野美優が12位、藤澤五月が13位です。
一つの代表チームだけに依存せず、異なる所属チームが国際大会でポイントを積み上げている点は、日本女子カーリングにとって前向きな材料です。
ランキングを見るときの3つの判断基準
ランキングを調べる際は、何を知りたいのかによって確認する指標を変えると、情報を正確に読み取れます。
国全体の実力を知りたい場合国別ランキング
世界カーリング連盟の加盟協会ランキングを確認。過去4シーズンの実績が反映されます。
現在好調なチームを知りたい場合WCTRSチームランキング
CurlingZoneの最新順位とポイントを確認。国内外のツアー大会も反映されます。
世界大会での実力を知りたい場合世界選手権・オリンピックの結果
実際の国際大会の勝敗、最終順位、プレーオフの成績を確認します。
この3つを区別すれば、「日本は5位なのに仁平美来は6位なのはなぜ?」「スイスが国別1位なのにチーム別1位は韓国なの?」といった疑問も解消できます。
順位だけを見て国や選手の優劣を断定するのではなく、対象期間、ポイントの算出方法、大会のレベルを合わせて評価することが、カーリングの世界勢力図を正しく理解する近道です。
【カーリング女子世界ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のカーリング女子世界ランキングで日本は何位ですか?
A1:世界カーリング連盟の国別ランキングで5位です。31.442ポイントを獲得しており、スイス、カナダ、スウェーデン、韓国に続いています。
Q2:2026年の女子カーリング世界ランキングで日本人トップは誰ですか?
A2:チーム別ランキングでは、北海道銀行の仁平美来チームが世界6位で日本勢トップです。要点は252.7ポイントです。
Q3:上野美優と藤澤五月の世界ランキングは何位ですか?
A3:2026年10月30日時点のチーム別ランキングでは、上野美優チームが12位で212.6ポイント、藤澤五月チームが13位で204.1ポイントです。
Q4:女子カーリングの世界1位はスイスですか?
A4:国別ランキングではスイスが1位です。ただし、チーム別ランキングでは韓国のキム・ウンジチームが1位となっています。両者は異なるランキングです。
Q5:世界ランキングの要点はどのように決まりますか?
A5:国別ランキングは過去4シーズンの加盟協会の成績を基に計算します。チーム別ランキングは大会の競技レベル、参加チーム数、大会の重要度、最終順位などを反映するWCTRSによって計算されます。
Q6:グランドスラム・オブ・カーリングは世界ランキングに影響しますか?
A6:はい。WCTRSの対象大会です。2026-2027年シーズンではChampion Seriesに分類され、Importance Factorによる加算も適用されます。
まとめ:2026年は日本女子カーリングの新旧チームが競うシーズン
2026年11月時点のカーリング女子世界ランキングでは、国別でスイスが1位、日本は5位。チーム別では韓国のキム・ウンジが1位、日本の仁平美来が6位となっています。
日本勢では上野美優が12位、藤澤五月が13位につけており、複数のチームが世界ランキングの上位に入っています。
2026-2027年シーズンからはWCTRSの大会シリーズ制度も導入され、グランドスラム・オブ・カーリングをはじめとする主要大会の重要性が明確になりました。今後は大会ごとの結果によって、チームランキングにも変化が生まれます。
日本女子カーリングの今後を追うなら、国別5位という数字だけでなく、仁平美来、上野美優、藤澤五月ら各チームの成績とポイント推移にも注目したいところです。世界の頂点を目指す日本勢の競争は、2026-2027年シーズンも続きます。