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【結論】松屋の味噌汁廃止は全国ではない!北海道11店舗限定の試験導入だった

如月 淳 如月 淳 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

- 廃止は全国ではない: 2022年8月23日、北海道の11店舗で単品メニューへの無料提供を試験的に終了。 終了理由: 原材料価格と物流費の高騰。牛めし・カレーなどが対象で、定食の無料提供は継続。 その後の展開: 2022年10月11日に無料提供が復活。2026年の公式キャンペーンでは、持ち帰り用味噌汁もサービス券の対象になった。

【結論】松屋の味噌汁廃止は全国ではない!北海道11店舗限定の試験導入だった

松屋味噌汁廃止

最初に押さえておきたいのは、松屋の味噌汁無料サービスが全国規模で廃止された事実はないという点です。

2022年8月に実施されたのは、北海道エリアの11店舗を対象とした試験的なサービス変更でした。しかも、対象は牛めし、カレー、丼などの単品メニューに限定されていました。

当時の松屋フーズの広報担当者は、ASCII.jpの取材に対し、北海道の11店舗のみが対象であることを説明しています。定食やセットメニュー、朝定食、ランチについては、従来どおり味噌汁を提供するとしていました。

つまり、ネット上で見かける「松屋が味噌汁を廃止した」という情報は、対象地域と対象メニューを省略した表現です。全国の松屋で味噌汁がなくなったわけではありません。

2026年現在の提供状況

2026年10月に更新された松屋の公式メニューでも、牛めしは店内飲食に限って味噌汁をサービスすると案内されています。

カレーや定食の公式メニューにも同様の案内があり、現在も店内飲食では無料提供が基本です。一方、持ち帰りについては通常の商品に味噌汁は付属しません。

2026年11月時点の結論

松屋の味噌汁無料サービスは継続中です。ただし、店内飲食とテイクアウトでは提供条件が異なります。

【時系列】松屋の味噌汁無料サービス廃止から復活までの経緯

今回の騒動は、2022年8月23日の北海道店舗での試験導入から始まりました。その後、利用者からの反応を受けて約7週間後にサービスが復活しています。

短期間の出来事ですが、松屋の看板サービスに対する消費者の期待と、飲食チェーンが直面するコスト問題の両方が表れた事例です。

松屋の味噌汁をめぐる主な出来事

時期 出来事 内容・確認できる事実 2022年8月23日 無料提供を試験終了 北海道の11店舗で単品メニューへの無料提供を終了。午前10時から実施。 2022年8月24日 報道で事実が判明 松屋フーズが広報取材に対象店舗と理由を説明。 2022年10月11日 無料提供が復活 北海道の対象店舗でも単品メニューへの無料提供を再開。 2022年10月12日 復活が報道される 松屋フーズの対応と利用者への謝意が報じられる。 2026年4月21日 サービス券の配布開始 全国の対象店舗でサイドメニュー1品無料サービス券の配布を開始。 2026年11月 現在の提供状況 公式メニューでは店内飲食の味噌汁サービスを継続。持ち帰りは別条件。

この経緯で注目したいのは、2022年の終了と復活が、いずれも全国一律の制度変更ではなかったことです。

当初の試験導入について、松屋フーズは公式サイトで大規模なプレスリリースを出していませんでした。地域を限定した取り組みだったため、店舗での告知と報道機関への説明が中心でした。

また、復活についても、ITmediaが同社に確認したところ、公式サイトへのプレスリリース掲載は行われていなかったと報じています。そのため、当時の情報を調べる際には、企業の正式なニュースリリースと報道各社による広報取材を区別する必要があります。

【廃止理由】なぜ松屋は北海道11店舗で味噌汁を無料提供しなかったのか

松屋フーズが2022年8月の試験導入について説明した理由は、原材料価格と物流費の高騰です。

単に味噌汁の原価だけが問題になったわけではありません。食材の調達費や店舗まで商品を届ける輸送費が上昇するなか、主力メニューの価格を維持するための対応でした。

原材料費の上昇が飲食店に与える影響

牛丼チェーンにとって、味噌汁は主役の商品ではありません。しかし、無料で提供する場合でも、味噌やだしなどの材料費、調理に必要な作業、容器や食器の管理といった費用が発生します。

1杯当たりの負担が小さくても、毎日多くの利用者に提供すれば、店舗全体では無視できないコストになります。

特に、牛めしのように比較的手頃な価格で販売する商品では、付属するサービスの費用も価格戦略に影響します。

北海道ならではの物流コスト問題

もう一つのポイントが、北海道への輸送です。

2022年8月の北海道ニュースUHBの報道によると、松屋の味噌汁は関東から全国の店舗へ一括して配送されており、北海道は輸送距離が長く、物流費の負担が大きくなりやすい事情がありました。

そこに原材料価格や燃料費などの上昇が重なり、北海道の一部店舗で試験的なサービス変更が実施されたとされています。

無料サービスをやめて商品価格を守るという判断

2022年8月当時の説明で重要なのは、松屋が味噌汁の無料提供を見直した目的として、ほかのメニューの価格維持を挙げていたことです。

つまり、味噌汁を無料で付け続けるために牛めしやカレーの価格を引き上げるのではなく、地域と商品を限定してコストを調整する考え方でした。

もっとも、これはあくまで試験導入です。松屋フーズは当時、全国展開についても未定としており、恒久的な廃止を決定したわけではありませんでした。

【利用者の反応】松屋が味噌汁無料サービスを復活させた理由

2022年10月の無料提供復活で注目されたのは、利用者から寄せられた要望が会社の判断に影響したことです。

松屋フーズは、8月の試験導入後、利用者から味噌汁の復活を求める声が寄せられていたことを認めています。

松屋の味噌汁は単なる付属品ではなかった

松屋の牛めしを注文すると、無料で味噌汁が付いてくる。この仕組みは、長く利用してきた人にとって、松屋を選ぶ理由の一つになっていました。

牛丼チェーンでは、メイン商品そのものの価格や味だけでなく、サイドメニューの充実度も店舗選びに影響します。

松屋の場合、牛めしだけでなくカレーにも味噌汁が付くという独自性がありました。食事に汁物を添えたい人にとっては、追加注文をしなくても食事が完結する点が魅力だったのです。

復活時に伝えられた会社側のメッセージ

ITmediaが2022年10月12日に報じた社員の投稿には、利用者への謝罪と感謝が記されていました。

「コストばかり気にして、危うく『みんなの食卓でありたい』という想いをなくしてしまうところだった」

これは当時の社員による投稿として同社が認めた内容です。無料提供の再開にあたって、利用者の声を受け止めたことが伝えられました。

復活日は2022年10月11日です。これにより、試験導入された11店舗でも、牛めしなどの単品メニューに味噌汁が無料で付く形に戻りました。

今回の出来事から読み取れるのは、飲食チェーンの付加価値が必ずしも高額な商品や豪華なサービスだけで決まるわけではないということです。

毎回の食事に自然に付いてくる味噌汁のような小さなサービスも、長期的にはブランドへの信頼を支える要素になります。

【2026年最新】松屋の牛めし・カレー・定食に味噌汁は付く?

2026年11月時点で、松屋の味噌汁サービスを確認する際に最も重要なのは、店内飲食か持ち帰りかという違いです。

松屋フーズの公式メニューでは、牛めし、カレー、定食の各商品について、店内飲食の場合に味噌汁をサービスする旨が案内されています。

牛めしの場合

松屋の看板商品である牛めしは、現在も店内で注文すると味噌汁が無料で付いてきます。

2026年10月13日更新の公式メニューでは、牛めし並盛は税込480円。商品説明にも「店内のお食事に限り、みそ汁サービス!」と記載されています。

一方、持ち帰りには味噌汁が付属しません。味噌汁を希望する場合は、別途購入する必要があります。

カレーの場合

松屋のカレーも、店内飲食であれば味噌汁サービスの対象です。

2026年9月発売の「ほうれん草とカッテージチーズのカレー」の公式商品情報にも、店内注文時の味噌汁サービスが明記されています。

ただし、持ち帰りでは味噌汁が付きません。また、マイカリー食堂を併設している店舗では、味噌汁が付かないケースがあるため注意が必要です。

定食の場合

定食についても、店内飲食であれば味噌汁の無料サービスが継続しています。

2026年10月の「ごろチキチリソース定食」や、同年8月の「豚キムチ定食」など、公式メニューには味噌汁サービスの案内があります。

ただし、定食を持ち帰る場合は別です。公式商品情報では、持ち帰り時の味噌汁は別途料金が必要と案内されています。

店内飲食とテイクアウトの違い

注文方法・商品 味噌汁の扱い
牛めし・店内飲食 無料サービス
カレー・店内飲食 無料サービス
定食・店内飲食 無料サービス
牛めし・持ち帰り 通常は付属しない
カレー・持ち帰り 通常は付属しない
定食・持ち帰り 別途料金が必要
2026年の対象サービス券利用 条件を満たせば持ち帰り用味噌汁を選択可能

なお、店舗によって取扱商品や提供条件が異なる場合があります。特に複数ブランドを併設する店舗や特殊立地の店舗では、注文前に確認すると安心です。

【2026年の公式発表】持ち帰り用の味噌汁が無料になるサービス券とは?

2026年に松屋フーズが発表したキャンペーンで、もう一つ注目したいのが「サイドメニュー1品無料サービス券」です。

2026年4月21日午前10時から配布が始まったこの企画は、松屋フーズの創業60周年を記念したもの。店内飲食やテイクアウトでメインメニューを購入した人に、次回利用できるサービス券を配布する内容でした。

味噌汁も選べる4種類のサイドメニュー

公式発表によると、対象となったサイドメニューは次の4種類です。

- ポテトサラダ
- 生玉子
- キムチ
- 味噌汁

メインメニュー1品の購入につき、次回の利用時にサービス券1枚を使用できる仕組みです。味噌汁も選択肢に含まれているため、持ち帰りでも味噌汁を無料で受け取れる機会が設けられました。

テイクアウトで味噌汁を無料にする条件

このキャンペーンには、通常の店内飲食向けサービスとは異なるルールがあります。

特に重要なのが、味噌汁については持ち帰りのみ対応という点です。店内飲食用の味噌汁無料サービスと、サービス券による持ち帰り用の無料提供は、別の仕組みとして扱われています。

また、公式発表に記載された主な条件は次のとおりです。

- 対象店舗は全国の松屋。
- 成田空港第3ターミナル店、羽田イノベーションシティ店、高速道路のPA・SA店舗は対象外。
- 次回のメインメニュー購入時にサービス券を利用する。
- 松弁ネット、モバイルオーダー、券売機、ドライブスルーなどに対応。
- デリバリーは対象外。
- 他のサービス券、優待券、お食事券との併用は不可。
- 店舗在庫がなくなり次第、配布終了。

この内容は、2026年4月21日付の松屋フーズホールディングス公式発表で確認できます。

「忙しい日常の中でも、手軽に・お得に・満足感のある食事を楽しんでいただきたい」

松屋フーズホールディングス・2026年4月21日発表より

2026年11月現在もサービス券は使える?

ここは注意が必要です。

公式発表では、配布開始日は2026年4月21日とされていますが、配布終了日は固定されていません。各店舗の在庫がなくなり次第、終了する仕組みです。

そのため、2026年11月現在も全国の店舗でサービス券が配布されている、あるいは必ず使用できるとは断定できません。

すでに配布された券を持っている場合も、利用条件や有効期限を券面で確認する必要があります。これから利用したい場合は、店舗で配布状況を確認するのが確実です。

重要なのは、2026年のキャンペーンが味噌汁無料サービスそのものの全国廃止や復活を意味するものではないということです。通常の店内飲食サービスとは別に、持ち帰りでも味噌汁を選べる特別企画が設けられたという位置付けです。

【プロの結論】松屋の味噌汁廃止騒動から分かる3つのポイント

今回の出来事を振り返ると、松屋の味噌汁は単なる無料の付属品ではなく、店舗の差別化や顧客満足度を支えるサービスだったことが分かります。

1. 地域限定の試験導入を全国廃止と混同しない

2022年の変更は北海道11店舗が対象でした。全国展開を決めたものではなく、試験的な取り組みでした。

飲食チェーンでは、地域の物流事情や店舗運営の条件によって、同じブランドでもサービス内容が異なる場合があります。地域限定の告知を見たときは、対象店舗と対象メニューを確認することが大切です。

2. 無料サービスもブランド価値の一部になる

味噌汁は一杯当たりの価格だけで評価できる商品ではありません。

牛めしやカレーと一緒に汁物を楽しめるという体験そのものが、松屋らしさを形作っていました。実際に、無料提供の終了後には復活を求める声が寄せられ、約7週間後に再開しています。

これは、企業がコスト削減を進める際、利用者が何に価値を感じているのかを見極める必要があることを示しています。

3. 無料の対象は注文方法によって変わる

2026年現在、松屋を利用する際に最も実用的な判断基準は、店内飲食かテイクアウトかです。

店内で食べるなら、牛めし・カレー・定食などの味噌汁サービスを利用できます。持ち帰りの場合は通常付属せず、別途購入が基本です。ただし、2026年のサービス券のような期間限定企画が実施される場合もあります。

つまり、味噌汁が無料かどうかを調べる際には、商品名だけでなく注文方法とキャンペーンの適用条件まで確認することが、最も確実な判断方法です。

【松屋の味噌汁廃止】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:松屋は味噌汁の無料サービスを全国で廃止したのですか?
A1:いいえ。2022年8月に北海道の11店舗で単品メニューへの無料提供を試験的に終了しましたが、全国一斉の廃止ではありません。その後、同年10月11日に対象店舗でも無料提供が復活しています。

Q2:松屋で味噌汁の無料サービスが終了した理由は何ですか?
A2:原材料価格と物流費の高騰です。北海道への輸送コストなども背景にあり、ほかのメニューの価格を維持する目的で試験的な変更が実施されました。

Q3:松屋の牛めしやカレーには現在も味噌汁が付きますか?
A3:2026年11月時点の公式メニューでは、店内飲食の場合に味噌汁が無料で付きます。牛めしもカレーも対象です。持ち帰りには通常付属しません。

Q4:松屋の定食も味噌汁無料ですか?
A4:はい。定食も店内飲食であれば味噌汁の無料サービス対象です。2022年の北海道11店舗での試験導入時も、定食やセットメニューは対象外でした。

Q5:松屋の2026年味噌汁サービス券はテイクアウトでも使えますか?
A5:2026年4月21日から始まったサイドメニュー1品無料サービス券では、味噌汁は持ち帰りのみ対応として案内されました。ただし、店舗在庫がなくなり次第配布終了となるため、2026年11月現在の配布状況は店舗で確認してください。

Q6:松屋の味噌汁は持ち帰りで単品購入できますか?
A6:はい。通常の持ち帰り商品には味噌汁が付かないため、必要な場合は別途料金で購入する形になります。期間限定のサービス券が利用できる場合は、条件に従って無料で受け取れることもあります。

まとめ:松屋の味噌汁は廃止されていない!2026年も店内無料サービスが継続

松屋の味噌汁廃止騒動は、2022年8月23日に北海道の11店舗で始まった試験的なサービス変更が発端でした。

原材料費や物流コストの高騰を受け、牛めし・カレー・丼などの単品メニューへの無料提供が一時的に終了しましたが、定食やセットメニューは当初から対象外でした。

その後、利用者からの復活要望を受け、2022年10月11日に無料提供が再開。2026年現在も、松屋の公式メニューでは店内飲食の味噌汁サービスが確認できます。

加えて、2026年4月には持ち帰り向けのサイドメニュー1品無料サービス券が登場し、味噌汁も対象商品に含まれました。ただし、配布は店舗在庫次第で終了するため、現在の利用可否には注意が必要です。

「松屋は味噌汁を廃止した」という情報だけで判断するのではなく、2022年の北海道限定の試験導入と、2026年の通常サービス・期間限定キャンペーンを分けて理解することが大切です。

松屋の味噌汁は、今も店内で食事をする人にとって、変わらない魅力の一つとなっています。


主な情報源:松屋フーズホールディングス公式発表(2026年4月21日)、松屋公式メニュー(2026年9~10月更新)、ITmedia ビジネスオンライン(2022年8月24日・10月12日)、ASCII.jp(2022年8月24日)、北海道ニュースUHB(2022年8月24日)。

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如月 淳

芸能・エンタメ領域を10年以上取材してきたデスク。所属事務所の公式リリース、番組公式サイト、配信サービスの告知を一次情報として確認し、裏付けのない情報は記事にしない方針です。

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