2026年の小学生が将来なりたい職業は何なのか。最新の調査結果を見ると、ネット配信者、パティシエ、警察官、スポーツ選手など、子どもたちの憧れは多彩になっている。特に注目したいのが、学研教育総合研究所の小学生白書2025と、2026年4月2日に発表された株式会社クラレの新小学1年生調査だ。学研では「ネット配信者」が総合1位となった一方、クラレでは男子が「警察官」、女子が「ケーキ屋・パン屋」で1位を獲得した。
同じ2026年最新の将来の夢ランキングでありながら、なぜ1位が違うのか。実は、対象学年や質問方法、調査対象者の違いが順位に大きく影響している。加えて、日本FP協会の2025年度調査では、男子はサッカー選手、女子は保育士が首位となっており、調査ごとに異なる子どもたちの価値観が浮かび上がる。
【2026年最新】小学生の将来の夢ランキングTOP10!学研とクラレの結果を比較

2026年11月現在、発表済みの主要調査を比較すると、小学生の将来の夢には大きく分けて3つの傾向がある。インターネットを活用するクリエイター系、身近な憧れから生まれる接客・ものづくり系、社会を支える専門職・公共サービス系だ。
学研教育総合研究所「小学生白書2025」のランキング
学研教育総合研究所が公表した小学生白書2025では、将来なりたい職業について自由回答で2つまで回答してもらった。
その結果、小学生全体の1位は「ネット配信者(ユーチューバー・インスタグラマーなど)」で113人。2位は「パティシエ(ケーキ屋)」の110人、3位は「警察官」の92人となった。
続いて4位は「学校の教員」(87人)、5位は「医師(歯科医師含む)」(69人)。子どもたちにとって身近なインターネットの世界と、昔から人気のある伝統的な職業が上位に並んでいる。
学研調査・小学生全体の上位5職業
- ネット配信者:113人
- パティシエ(ケーキ屋):110人
- 警察官:92人
- 学校の教員:87人
- 医師(歯科医師含む):69人
特に注目したいのは、1位と2位の差がわずか3人だったことだ。ネット配信者が圧倒的な人気を獲得したというより、パティシエと並んで非常に高い支持を集めた結果と見るのが適切だろう。
なお、調査は2025年11月に実施され、2026年に公表されたデータである。調査対象は小学1~6年生の1,200人で、各学年の男女100人ずつという構成になっている。出典:学研教育総合研究所「小学生白書Web版 2025年11月調査」
クラレ「2026年新小学1年生調査」の総合ランキング
一方、株式会社クラレが2026年4月2日に発表した調査では、この春に小学校へ入学する新小学1年生の男女総合1位が「ケーキ屋・パン屋」となった。
こちらは子ども4,000人を対象にした調査で、1位から5位までの顔ぶれは前年と同じだった。
クラレ・2026年新小学1年生の将来就きたい職業TOP10
- ケーキ屋・パン屋:12.2%
- 警察官:10.2%
- スポーツ選手:6.8%
- 消防・レスキュー隊:6.7%
- 芸能人・歌手・モデル:5.7%
- 運転士・運転手:4.1%
- 医師:3.7%
- TV・アニメキャラクター:3.7%
- 保育士:3.1%
- アイスクリーム屋:3.0%
目を引くのは4位の消防・レスキュー隊だ。支持率は6.7%で過去最多となり、3位のスポーツ選手との差はわずか0.1ポイントだった。
また、アイスクリーム屋が初めて総合トップ10入りしたことも2026年の特徴だ。食べ物やお菓子に関わる仕事への憧れが、ケーキ屋・パン屋だけでなく広がっている。
出典:株式会社クラレ「2026年版 新小学1年生の『将来就きたい職業』、親の『就かせたい職業』」(2026年4月2日発表)。
【男女別ランキング】男子は警察官・スポーツ選手、女子はケーキ屋・パン屋が人気
将来の夢ランキングを男女別に見ると、それぞれの特徴がはっきり表れる。ただし、男子はスポーツ、女子はお菓子づくりという単純な構図ではない。ネット配信者や警察官、医師、教師など、男女双方に人気のある職業も増えている。
男子の将来の夢ランキング2026
クラレの2026年調査で男子の1位になったのは「警察官」で、支持率は15.6%だった。
2位は「スポーツ選手」(12.3%)、3位は「消防・レスキュー隊」(10.8%)。人々を守る仕事とスポーツが上位を占める結果となった。
男子の上位10職業(クラレ2026年調査)
- 警察官:15.6%
- スポーツ選手:12.3%
- 消防・レスキュー隊:10.8%
- 運転士・運転手:7.7%
- TV・アニメキャラクター:4.8%
- 研究者:4.6%
- ユーチューバー:3.9%
- ケーキ屋・パン屋:3.2%
- 医師:2.8%
- 大工・職人:2.2%
注目すべきは、ユーチューバーが7位に入っている点だ。ネット配信者という仕事への関心は男子にも根強い。ただし、クラレの調査では「ユーチューバー」という分類であり、学研の「ネット配信者(ユーチューバー・インスタグラマーなど)」とは集計カテゴリーが異なる。
また、研究者やゲームクリエイター、エンジニアといった専門性の高い職業も上位20位以内に登場している。スポーツや公務の仕事だけでなく、知識や技術を生かす職業への関心も広がっている。
女子の将来の夢ランキング2026
女子の1位は「ケーキ屋・パン屋」で21.2%。クラレの調査では、28年連続で首位という記録を更新した。
2位は「芸能人・歌手・モデル」(10.6%)、3位は「アイスクリーム屋」(5.5%)。お菓子づくりや表現活動など、好きなことを仕事にするイメージが強い職業が並んでいる。
女子の上位10職業(クラレ2026年調査)
- ケーキ屋・パン屋:21.2%
- 芸能人・歌手・モデル:10.6%
- アイスクリーム屋:5.5%
- 保育士:5.4%
- 警察官:4.8%
- 医師:4.7%
- 教員:4.5%
- 看護師:4.3%
- 花屋:3.8%
- 美容師:3.1%
女子のランキングでは、保育士、医師、教員、看護師といった、人を育てたり支えたりする職業も上位に入っている。
加えて、警察官は5位、消防・レスキュー隊は12位。人命や安全を守る仕事への憧れは、男子だけに限られたものではない。
一方、ユーチューバーは17位で1.7%。男子より順位・支持率ともに低いものの、女子にもネット発信を仕事にしたいという希望が存在する。
出典:株式会社クラレ「2026年版 新小学1年生の『将来就きたい職業』女の子編」。
【学年別ランキング】小学生1年生から6年生で将来の夢はどう変わる?
小学生の将来の夢は、学年が上がるにつれて変化する傾向がある。低学年では日常生活で目にする乗り物や警察官などが憧れになりやすく、高学年では自分の興味や社会との関わりを意識した職業が登場する。
男子は4・5年生でネット配信者、6年生では会社員が1位
学研教育総合研究所の学年別データでは、男子の4年生と5年生で「ネット配信者」が1位となった。一方、6年生では「会社員」が1位となっている。
低学年では「運転士・運転手」や「警察官」が上位に入りやすい。身近な乗り物や、街で見かける制服姿の仕事が具体的な憧れにつながっていると考えられる。
4年生・5年生になると、インターネットや動画配信に触れる機会が増え、発信者として活躍する姿を将来の仕事としてイメージする子どもが目立つ。
6年生では会社員が1位になる点も興味深い。学校生活や社会科の学習などを通じ、社会には多種多様な企業や仕事が存在することを理解し始める時期とも重なる。
女子は4年生で学校の教員、1年生では歌手・アイドルが人気
女子の学年別データでは、4年生の1位が「学校の教員」となった。また、1年生では「歌手・アイドル」が2位に入っている。
この結果からは、学年によって憧れの対象が異なることが分かる。小学校に入学したばかりの子どもにとって、テレビや音楽で目にする歌手・アイドルは身近な憧れになりやすい。一方、学校で毎日接する教員は、仕事の内容や役割を具体的にイメージしやすい職業だ。
なお、学研の学年別調査は各学年の男子100人・女子100人という規模で実施されている。学年ごとの順位は興味深いものの、少数の回答によって順位が変わる可能性もあるため、全体ランキングと合わせて見ることが大切だ。
【主要3調査を徹底比較】学研・クラレ・日本FP協会で順位が違う理由
2026年の小学生の将来の夢ランキングを正しく理解するには、調査機関ごとの対象者と質問方法を知る必要がある。
特に学研、クラレ、日本FP協会は、いずれも子どもの将来の夢を扱っているが、調査の目的や回答者の集まり方が異なる。単純に順位だけを横並びにして、どれが正しいランキングかを判断することはできない。
| 調査機関 | 対象・回答数 | 調査方法 | 主な結果 |
|---|---|---|---|
| 学研教育総合研究所 | 小学1~6年生・1,200人 | 自由回答・最大2職業 | 総合1位ネット配信者、女子1位パティシエ |
| 株式会社クラレ | 2026年新小学1年生・4,000人 | ランドセル購入者へのインターネット調査 | 男子1位警察官、女子1位ケーキ屋・パン屋 |
| 日本FP協会 | 作文コンクール応募1,383点 | 作文に書かれた職業を男女別に集計 | 男子1位サッカー選手、女子1位保育士 |
学研は小学1~6年生の幅広い意識を調査
学研の調査は、全国の小学生を対象としたインターネット調査で、保護者の付き添いのもと子ども本人が回答する形式だ。
小学1~6年生の男女各100人ずつ、合計1,200人を対象としており、学年による違いを確認できることが強みとなっている。
加えて、自由回答で2つまで職業を挙げられるため、選択肢として用意された職業だけでなく、子ども自身が思い浮かべた仕事も反映される。
クラレは新小学1年生に限定した大規模調査
クラレの調査は、2026年4月に小学校へ入学する子どもとその親が対象だ。2025年5月から2026年1月までに、クラリーノ製ランドセルを購入した人を対象としてインターネットで回答を集めた。
子どもの有効回答は4,000人で、男女各2,000人。新小学1年生に対象を絞っているため、入学前後の子どもたちが抱く憧れを大規模なサンプルで把握できる。
一方で、小学4年生や6年生の意識は直接反映されない。小学生全体のランキングとして読むのではなく、新小学1年生のランキングとして理解する必要がある。
日本FP協会は作文に表れた具体的な夢を集計
日本FP協会は、2007年度から全国の小学生を対象に「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」を開催している。
2025年度の第19回では、応募作品1,383点を集計。男子686点、女子697点だった。
このコンクールは、夢を実現するための道筋や必要なお金を考えるライフプランシートと作文を組み合わせた取り組みだ。そのため、単純に好きな職業を選ぶアンケートとは異なり、将来の目標を文章にして表現した子どもの意識が反映される。
なお、2025年度のランキングは2026年4月30日に公表された。2026年度分の集計結果については、2027年3月頃の発表が予定されている。
出典:学研教育総合研究所、株式会社クラレ、日本FP協会の各公式調査資料。
【人気職業の理由と歴代ランキング】YouTuber・警察官・パティシエはなぜ人気?
ランキングの数字を追うだけでは、子どもたちの憧れの背景までは見えてこない。人気職業が選ばれる理由を考えると、日常生活での接触機会、メディアの影響、仕事の社会的役割という3つの要素が浮かび上がる。
ネット配信者・YouTuber・インスタグラマーは身近な憧れ
学研の2025年調査で総合1位となったネット配信者は、YouTuberやインスタグラマーなどを含むカテゴリーだ。
動画やSNSを通じて、個人が情報を発信し、多くの人に見てもらえる仕組みは、子どもにとって非常に分かりやすい。好きなゲームや趣味、料理、音楽などを発信する姿を見て、自分も同じように活動したいと考えるケースが想像できる。
従来の芸能人やテレビ出演者と異なり、個人でも動画や写真を発信できる点が大きな特徴だ。
ただし、人気配信者の華やかな部分だけでは仕事の全体像は分からない。企画、撮影、編集、著作権、情報発信の責任、収入の不安定さなども含めて理解することが、職業として考える第一歩になる。
警察官・消防士が人気を集める理由は人を守る役割
警察官はクラレの2026年調査で男女総合2位、男子1位。消防・レスキュー隊も男女総合4位に入った。
警察官や消防士は、制服や専用車両などで仕事の存在を認識しやすく、地域の安全を守る役割も明確だ。子どもにとって、困っている人を助ける姿や危険から人々を守る姿は、具体的な憧れにつながりやすい。
特に消防・レスキュー隊は、20年前の2006年には総合11位だったが、2026年には4位に上昇した。支持率も過去最多の6.7%となっている。
警察官も2006年の7位から2026年には2位へ上昇した。クラレの20年間の比較では、警察官の支持率は6.7ポイント増加している。
こうした数字は、子どもたちの間で人命や安全を守る仕事への関心が高まっていることを示す材料だ。ただし、人気の上昇理由を一つの社会現象だけで説明することはできない。
パティシエ・ケーキ屋・パン屋は長年変わらない人気
女子の将来の夢ランキングで、長年トップを守っているのがケーキ屋・パン屋だ。
クラレの調査では1999年から2026年まで28年連続で女子1位。2026年の支持率は21.2%で、2位の芸能人・歌手・モデルの10.6%に約2倍の差をつけている。
パティシエやパン職人は、ケーキやパンという完成品を通じて仕事の成果が分かりやすい。お菓子づくりが好きな子どもにとって、自分の作ったものを誰かに喜んでもらえるという魅力もある。
加えて、2026年はアイスクリーム屋が女子3位、総合10位に入った。食べ物を作ることや提供することへの関心が、幅広い職業に広がっている。
スポーツ選手はサッカー・野球を中心に根強い人気
スポーツ選手は、男子を中心に長年人気を維持している職業だ。
クラレの2026年調査では男子2位で、支持率は12.3%。学研調査では男子の3位に野球選手が入っている。
日本FP協会の2025年度ランキングでは、男子1位が「サッカー選手・監督など」、2位が「野球選手・監督など」、3位が「医師」だった。この男子トップ3は7年連続で同じ顔ぶれとなっている。
スポーツ選手への憧れには、競技そのものの楽しさに加えて、試合で活躍する姿やチームで目標を達成する経験が関係していると考えられる。
また、プロ選手だけでなく、監督やコーチを含む職業への関心も見逃せない。スポーツを通じて人に教えたり、チームを支えたりする仕事も、将来の選択肢として存在している。
保育士・教師・医師などの専門職も安定した人気
保育士、教師、医師、看護師といった職業は、子どもたちが日常的に接する機会の多い仕事だ。
学研の調査では、女子の1位がパティシエ、2位が学校の教員、3位が看護師。男子では医師が総合的に人気の高い職業となっている。
日本FP協会の2025年度調査では女子1位が保育士で、2位には看護師と美容師が同数で並んだ。医師も4位に入っている。
こうした職業の共通点は、人の成長や健康、生活に直接関わることだ。身近な先生や医療従事者との出会いが、将来の仕事を考えるきっかけになっている可能性がある。
【歴代ランキングの変化】20年前と2026年で子どもたちの夢はどう変わった?
小学生の将来の夢ランキングを長期的に見ると、人気職業の入れ替わりだけでなく、社会の変化も読み取れる。
特にクラレが公表している2006年と2026年の比較は、20年間の変化を考えるうえで興味深い。
スポーツ選手一強から警察官・消防士との三強へ
2006年のクラレ調査では、男女総合1位がスポーツ選手だった。2026年には3位となり、支持率も17.5%から6.8%に低下している。
その一方、警察官は2006年の7位から2026年には2位へ上昇。消防・レスキュー隊も2006年の11位から2026年には4位へと順位を上げた。
男子のランキングでも変化が見られる。2006年にはスポーツ選手が31.8%で1位だったが、2026年は警察官が15.6%で首位となった。
つまり、スポーツ選手への憧れがなくなったわけではないものの、子どもたちの関心が複数の職業へ分散している。
ネット配信者など新しい職業がランキングに登場
20年前と現在の大きな違いは、インターネットを使った仕事が職業として認識されるようになったことだ。
2006年のクラレの男女総合ランキングでは、ユーチューバーという職業カテゴリーはトップ10に登場していない。2025年のクラレ調査では10位に入り、男子では2026年に7位となった。
学研の調査では、さらに広いカテゴリーであるネット配信者が総合1位を獲得している。
また、ゲーム制作関連やプロゲーマー、ゲームクリエイターといったデジタル分野の職業も、別の調査で上位に現れている。子どもたちの夢が、従来の職業だけに限定されなくなっていることが分かる。
親が望む職業は子どもの夢と異なる
クラレの調査では、子ども本人だけでなく、親が子どもに就いてほしい職業も集計している。
2026年の親の希望ランキングでは、男子の親も女子の親も1位は「公務員」だった。
男子の親では2位が会社員、3位がスポーツ選手。女子の親では2位が看護師、3位が会社員となっている。
子ども本人が憧れる職業と、親が希望する職業には違いがある。子どもは好きなことや興味を重視し、親は安定性や資格、将来の働き方などを考慮する傾向が表れている。
ただし、親の希望が必ずしも子どもの希望を否定するものではない。夢を応援しながら、生活や仕事の現実について親子で話し合うことが大切だ。
【プロの結論】2026年の小学生の夢から見える将来の仕事選び
2026年の調査結果を総合すると、小学生の将来の夢は、昔ながらの人気職業と新しいデジタル職業が共存する時代に入っている。
ネット配信者、パティシエ、警察官、スポーツ選手、医師、教師など、人気職業は異なっていても、その背景には「好きなことを仕事にしたい」「誰かの役に立ちたい」「自分の能力を発揮したい」という共通した思いが見える。
ランキングの順位だけで子どもの将来を決めない
まず重要なのは、ランキングを職業選択の正解として扱わないことだ。
例えば、子どもがYouTuberになりたいと言った場合、単に動画を見ることが好きなのか、企画を考えることが好きなのか、人に情報を伝えることが好きなのかによって、将来の選択肢は変わってくる。
同じように、警察官に憧れている子どもでも、人を守りたいという気持ちが強いのか、制服や乗り物に興味があるのかで、関心の方向性は違う。
子どもの夢を具体的な体験につなげる
将来の夢を育てるには、職業について知る機会を増やすことが効果的だ。
- ネット配信者:動画編集、企画、文章作成などを安全な環境で体験する。
- パティシエ:親子でお菓子づくりを体験し、材料や製造工程を学ぶ。
- 警察官・消防士:地域の防災イベントや職業紹介を通じて仕事内容を知る。
- スポーツ選手:競技を継続し、チームワークや目標設定を学ぶ。
- 保育士・教師:年下の子どもへの接し方や、教えることの楽しさを体験する。
- 医師・看護師:医療や健康に関する本や職業紹介を通じて専門知識に触れる。
大切なのは、今の夢を一生変えてはいけない目標にしないこと。小学生の段階では、さまざまな経験を通じて興味の対象が変わるのが自然だ。
将来の夢は、職業名を決めることだけではなく、自分が何を好きで、どんなことに喜びを感じるのかを知るための入り口でもある。
【小学生の将来の夢ランキング2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の小学生の将来の夢ランキングで1位は何ですか?
A1:調査によって異なります。学研教育総合研究所の小学生白書2025では「ネット配信者」が113人で1位。クラレの2026年新小学1年生調査では男女総合1位が「ケーキ屋・パン屋」で12.2%でした。
Q2:小学生男子の将来の夢ランキング1位は何ですか?
A2:クラレの2026年調査では「警察官」が15.6%で1位です。一方、日本FP協会の2025年度調査では「サッカー選手・監督など」が1位、学研の調査では「ネット配信者」が1位となっています。
Q3:小学生女子の将来の夢ランキング1位は何ですか?
A3:クラレの2026年調査では「ケーキ屋・パン屋」が21.2%で1位となり、28年連続の首位を記録しました。学研では「パティシエ」、日本FP協会では「保育士」が1位です。
Q4:小学生の将来の夢は学年によって変わりますか?
A4:変化が見られます。学研の学年別調査では、男子の4・5年生でネット配信者、6年生で会社員が1位。女子は4年生で学校の教員が1位となっています。
Q5:2026年の最新調査でYouTuberは何位ですか?
A5:調査によって異なります。クラレの2026年調査では男子7位で3.9%、女子17位で1.7%です。学研ではYouTuberやインスタグラマーなどを含む「ネット配信者」が小学生全体の1位になっています。
Q6:日本FP協会の2026年度ランキングはいつ発表されますか?
A6:日本FP協会の公式案内では、2026年度の集計結果は2027年3月頃に発表予定です。2026年11月現在、最新の公表結果は2025年度の第19回作文コンクールに基づくランキングです。
まとめ:2026年の小学生の将来の夢は多様化、好きなことを伸ばす時代へ
2026年の小学生の将来の夢ランキングでは、学研の調査でネット配信者、クラレの新小学1年生調査で男子は警察官、女子はケーキ屋・パン屋が1位となった。
また、日本FP協会の2025年度調査では男子がサッカー選手、女子が保育士で首位となり、スポーツや医療・教育分野の人気も根強い。
歴代ランキングを見ると、スポーツ選手一強の時代から警察官や消防士、ネット配信者などが並ぶ多様な時代へと変化している。特に消防・レスキュー隊の支持率上昇や、女子のケーキ屋・パン屋人気が28年続いていることは、2026年の大きな特徴だ。
ただし、ランキングは調査対象や質問方法によって結果が変わる。数字だけで子どもの将来を判断するのではなく、何に興味を持ち、どんなことに喜びを感じているのかを理解することが大切だ。
小学生の夢は、これからの経験や学びによって変わっていく。2026年のランキングは、子どもたちがどのような未来に期待しているのかを知るための、貴重な手がかりとなっている。