2026年11月1日現在、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品による競馬予想は、新たに「生涯収支マイナス6億円君」として再スタートしている。YouTubeチャンネル「粗品Official Channel」では、重賞レースの本命馬や買い目を公開し、レース終了後には結果を振り返るスタイルが定着。的中すれば大きな話題になり、外れれば「逆神」「粗品の呪い」といった反応が広がるなど、競馬ファン以外からも注目を集めている。
2026年10月23日には「生涯収支マイナス5億円君」の無期限活動休止を発表したものの、翌24日には6億円君として予想を再開。さらに11月1日の天皇賞・秋では、本命マスカレードボールを含む3連単6点勝負が不的中に終わった。この記事では、最新の予想と買い目、年間成績、歴代回収率、引退騒動の背景を整理し、実際に馬券購入の参考にできる予想なのかを検証する。
【2026年最新】粗品の競馬予想・本命馬・買い目と直近の結果

2026年11月1日時点で最新の重賞予想は、第174回天皇賞・秋。粗品は10月31日にYouTubeで予想を公開し、マスカレードボールを本命に指名した。
11月1日・天皇賞・秋の本命はマスカレードボール
粗品が本命に選んだのは、7番マスカレードボール。対抗には1番クロワデュノールを選んだ。
予想の決め手となったのは枠順だった。クロワデュノールが最内枠、ダノンデサイルが大外枠に入ったことで、東京競馬場との相性や枠順面で好材料がそろったマスカレードボールを最終的な本命に据えた。
また、同馬については東京芝コースでの高い安定感や調教内容、馬体写真も評価。海外遠征帰りという懸念材料を認識しながらも、勝負気配が強いと判断した。
一方、レガレイラについては、ほかの有力馬と比較して信頼度が低いとして、思い切って買い目から除外した。
天皇賞・秋の1万円馬券企画と具体的な買い目
今回の購入対象は3連単のみ。合計6点、総額1万円という絞り込んだ構成だった。
- 3連単7→1→17:5,000円
- 3連単7→1→11:1,800円
- 3連単7→1→6:800円
- 3連単7→1→9:800円
- 3連単7→1→10:800円
- 3連単7→1→15:800円
1着をマスカレードボール、2着をクロワデュノールに固定し、3着候補を絞る戦略だった。特に1点に5,000円を配分しており、的中した場合の回収を意識した資金配分になっていた。
天皇賞・秋の結果は本命11着、対抗5着
しかし、2026年11月1日の実際のレースでは、粗品の予想は不的中となった。
JRAの確定結果は、1着ダノンデサイル、2着ネブラディスク、3着レガレイラ。粗品が本命にしたマスカレードボールは11着、対抗のクロワデュノールは5着だった。
加えて、買い目から外していたレガレイラが3着に入ったことで、予想の組み立てそのものが裏目に出る結果となった。
粗品はレース後の動画で敗戦を報告。これで重賞は7週連続の不的中となった。2026年秋のJRA・G1でも連敗が続いており、新シリーズとなった6億円君にとって厳しいスタートとなっている。
【的中率・回収率を検証】粗品の2026年年間成績と1万円馬券企画
粗品の競馬予想を評価する際、最も重要なのは話題性や本命馬の着順だけでなく、実際に公開した買い目と払戻金を比較することだ。
2026年の成績を見ると、単純に本命馬が好走しているかどうかと、馬券として利益が出ているかどうかには大きな違いがある。
2026年の累計成績は回収率30.2%
競馬予想結果を継続的に記録している外部集計サイトの2026年累計データでは、11月1日時点の成績は次のようになっている。
- 対象レース数:65戦
- 的中:11戦
- 不的中:54戦
- 投資金額:639,300円
- 払戻金:193,610円
- 収支:マイナス445,690円
- 的中率:16.9%
- 回収率:30.2%
回収率30.2%という数字は、100円を投じた場合、平均的な払戻額が約30円だったことを意味する。単純な収支では、投資額の約69.8%を失った計算になる。
ただし、これは外部サイトが記録した2026年分の集計であり、粗品本人が発表した5億円君時代の期間別成績とは対象期間が異なる。数字を混同しないことが大切だ。
5億円君時代に本人が明かした驚きの数字
2026年10月23日の活動休止動画では、粗品本人が5億円君時代の実績を公開した。
対象となった予想レースは83レース。購入金額は合計82万6,000円、払戻金は21万7,360円だった。差し引きするとマイナス60万8,640円となり、回収率は26.3%だった。
この数字は、本人が動画内で明かした実際の企画収支として注目される。単発の高額的中があったとしても、長期的な投資金額と払戻金を比較すると、必ずしも利益につながるわけではないことが分かる。
2025年との比較で見える予想成績の変化
外部集計サイトの暦年別データでは、2025年の成績は20戦4勝16敗、投資20万円、払戻25万100円、回収率125%だった。
一方、2026年は回収率30.2%まで低下している。同じ予想スタイルでも、対象レースや買い目、的中した際の配当によって年間成績は大きく変動する。
この違いから分かるのは、前年にプラス収支だったという実績だけで、翌年も同様の成績を期待することはできないという点だ。
【歴代成績を比較】生涯収支マイナス1億円君から6億円君への変遷
粗品の競馬予想企画を象徴するのが、毎年のように更新されてきた「生涯収支マイナス〇億円君」という名称だ。
競馬予想を続けながら、収支に応じたキャラクター名を掲げる演出が特徴。2026年には5億円君から6億円君へと切り替わり、シリーズは6年目に入った。
歴代シリーズの回収率一覧
2026年10月23日の動画で本人が公表した各シリーズの回収率を整理すると、次のようになる。
| シリーズ名 | 本人公表の回収率 | 成績の特徴・位置付け |
|---|---|---|
| 生涯収支マイナス1億円君 | 11% | 初期シリーズ。大幅なマイナス収支 |
| 生涯収支マイナス2億円君 | 85.9% | 回収率は改善したもののマイナス |
| 生涯収支マイナス3億円君 | 107.5% | 回収率100%超えを記録 |
| 生涯収支マイナス4億円君 | 108.5% | 2年連続でプラス回収率 |
| 生涯収支マイナス5億円君 | 26.3% | 回収率が大幅に低下。2026年10月に休止 |
| 生涯収支マイナス6億円君 | 集計継続中 | 2026年10月24日に新シリーズ開始 |
特に注目したいのは、3億円君と4億円君の2年間だ。本人の発表によると、回収率はそれぞれ107.5%、108.5%。2年連続で投資金額を上回る払戻金を記録していた。
ところが5億円君になると26.3%まで急落。前年度までの好成績を維持できず、本人も動画内で収支の厳しさを語っていた。
回収率100%を超えることの意味
競馬における回収率100%は、投資した金額と払戻金が同じになる損益分岐点だ。100%を上回ればプラス収支、下回ればマイナス収支となる。
ただし、回収率が高い年があっても、それだけで予想の再現性が証明されるわけではない。高配当の的中が年間収支を大きく押し上げることもあり、長期的な成績を評価するには、レース数、購入金額、券種、オッズを合わせて見る必要がある。
粗品の歴代成績は、的中率だけでは予想の実力を判断できないという競馬の難しさを示している。
【引退理由の真相】5億円君はなぜ休止し、6億円君として復活したのか
2026年10月23日、粗品はYouTubeチャンネルで「生涯収支マイナス5億円君」の無期限活動休止を発表した。
動画では深々と頭を下げ、競馬予想企画を休止することを報告。せき込む様子も見られ、体調面の厳しさをうかがわせた。
「シンプルに体力の限界というところです」
本人が説明した主な理由は、体力の限界だった。また、これまでの動画で競馬関係者や騎手に対する配慮を欠いた発言があったことについても謝罪している。
回収率26.3%も引退発表の背景に
休止発表の際には、5億円君時代の回収率26.3%という数字も明らかになった。
83レースで82万6,000円を購入し、払戻金は21万7,360円。本人は過去のプラス収支を振り返りながら、今回の厳しい結果についても言及していた。
ただし、休止の理由として本人が明確に説明したのは体力の限界であり、回収率の悪化だけが直接的な理由だったわけではない。
翌日に生涯収支マイナス6億円君が登場
興味深いのは、5億円君の休止発表から24時間もたたない10月24日に、粗品が6億円君として菊花賞の予想を公開したことだ。
新しいシリーズの本命は9番ゴーイントゥスカイ。対抗には5番ジャスティンシカゴを選び、3連複と3連単を組み合わせた買い目を披露した。
翌25日の菊花賞では、本命ゴーイントゥスカイが見事に1着。しかし、2着に入ったバステールを買い目に入れておらず、馬券は不的中となった。
秋華賞でも本命モンローウォークが1着になりながら、2着ギャラボーグを買い目から外して不的中。2レース続けて本命馬が勝利しても馬券を取れない展開になった。
こうした流れから、5億円君の引退はシリーズそのものの終了ではなく、名前を切り替える恒例の演出を伴った節目と受け止められている。
【粗品の競馬予想は逆神?】呪いの真相とネット上の評判
粗品の競馬予想を語る際に欠かせないのが、「逆神」や「粗品の呪い」というネット上の呼び名だ。
これは、粗品が本命に選んだ馬がレースで敗れたり、反対に買い目から外した馬が好走したりする場面が話題になることで広まった表現である。
逆神と呼ばれる理由は予想と結果のギャップ
2026年の天皇賞・秋は、その象徴的なケースだった。
粗品はマスカレードボールを本命、クロワデュノールを対抗に選んだが、実際の着順は11着と5着。加えて、消したレガレイラが3着に入った。
一方、菊花賞では本命馬ゴーイントゥスカイが勝利している。つまり、粗品の本命馬が必ずしも敗れるわけではない。
むしろ注目すべきなのは、本命馬の着順と馬券全体の的中が別問題だという点だ。
「本命馬が勝ったのに外れる」という現象
競馬では、予想した本命馬が1着になっても、2着や3着に選んだ馬が入らなければ、3連単や3連複は的中しない。
2026年の秋華賞と菊花賞は、その典型例だった。粗品は両レースで本命馬の勝利を読み当てたが、相手馬の選定で失敗した。
天皇賞・秋でも、本命と対抗を固定する買い方が裏目に出た。予想全体の評価には、本命馬の成績だけでなく、相手選びと券種、資金配分まで含める必要がある。
粗品の呪いに統計的な根拠はあるのか
現時点で、粗品の予想が競走馬の着順に影響を与えるという科学的・統計的な根拠はない。
競馬の結果は、馬の能力、騎手の判断、展開、馬場状態、枠順など多くの要素によって決まる。著名人が本命にしたという理由だけで、馬の能力や勝率が変わるわけではない。
また、的中した予想よりも大きく外れた予想のほうがSNSやニュースで話題になりやすい。印象に残る失敗が繰り返し共有されることで、実際以上に「逆神」というイメージが強くなる側面もある。
ネット上では「秋の風物詩」「恒例行事」といった反応も報じられており、予想の成績だけでなく、毎年の引退と復活を含めたエンターテインメントとして楽しむ視聴者も多い。
【評判と活用法】粗品のYouTube競馬予想は馬券購入の参考になる?
粗品の競馬予想は、単なる本命馬の発表ではない。レース展開や馬の適性、枠順、調教内容などを説明したうえで、実際の買い目と金額まで公開することが特徴だ。
特に1万円馬券企画は、予想だけでなく資金配分まで見られるため、競馬ファンにとって興味深いコンテンツになっている。
粗品の競馬予想が評価されるポイント
- 買い目が具体的: 馬番だけでなく券種や購入金額まで確認できる。
- 予想理由が分かる: 枠順、調教、距離適性などを判断材料として挙げる。
- 結果を振り返る: 的中・不的中を含めてレース後の動画で確認できる。
- エンタメ性が高い: マイ億君というキャラクターや独特のリアクションも人気の要因。
馬券購入の参考にする際の注意点
一方で、2026年の回収率30.2%という外部集計データは、安定した利益を期待できる予想とは言い難い数字だ。
特に3連単を中心とした買い方は、的中すれば大きな払戻金を期待できる反面、着順を正確に当てなければならないため、外れが続く可能性も高い。
参考にする場合は、次のような判断基準を持っておきたい。
- 本命馬だけでなく、対抗・穴馬の評価も確認する。
- 公開された買い目と実際のレース結果を照合する。
- 的中率と回収率を分けて評価する。
- 高配当の的中だけでなく、不的中が続いた期間も確認する。
- 自分の予算と購入目的に合わせて判断する。
【プロの結論】粗品の予想は的中率よりも買い目全体で評価する
粗品の競馬予想を参考にするなら、最も重要なのは本命馬の着順だけを追いかけないことだ。
2026年の菊花賞や秋華賞のように、本命馬が1着でも相手選びを間違えれば馬券は外れる。逆に、人気薄の馬を相手に含めて高配当を獲得できれば、少ない的中回数でも回収率を改善できる。
競馬予想の評価には、少なくとも次の3つの指標が必要だ。
- 的中率: 予想した馬券がどの程度の割合で当たっているか。
- 回収率: 投資金額に対して払戻金がどれだけ戻っているか。
- 収支: 最終的に利益が出ているか、損失が出ているか。
粗品の予想は、競馬の考え方や馬券の組み立てを知るためのエンターテインメントとして楽しむ価値がある。一方、安定した利益を得る目的で、そのまま買い目をコピーすることには慎重になるべきだ。
粗品の競馬予想に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の粗品の競馬予想は何が本命?
A1:2026年11月1日の天皇賞・秋では、マスカレードボールを本命に指名した。結果は11着で不的中だった。現在のシリーズ名義は生涯収支マイナス6億円君。
Q2:粗品の競馬予想の的中率と回収率は?
A2:外部集計サイトの2026年累計データでは、65戦11勝54敗、的中率16.9%、回収率30.2%。一方、5億円君時代の本人公表値は83レースで回収率26.3%となっている。対象期間が異なるため、別々の数字として見る必要がある。
Q3:生涯収支マイナス5億円君は本当に引退した?
A3:2026年10月23日に無期限活動休止を発表したが、翌24日には生涯収支マイナス6億円君として予想を再開した。競馬予想企画そのものが終了したわけではない。
Q4:粗品の呪いは本当に存在する?
A4:粗品の本命馬が敗れたり、消した馬が好走したりすることで生まれたネット上の俗称。着順に影響するという科学的な根拠は確認されていない。
Q5:粗品の競馬予想はどこで見られる?
A5:主にYouTubeチャンネル「粗品Official Channel」で公開される。レース前の予想動画では本命馬や買い目、レース後の動画では結果や反省点を確認できる。
Q6:生涯収支マイナス6億円君の6億円は実際の借金?
A6:シリーズのキャラクター名として使用されている表現であり、6億円の実際の借金や確定した個人損失を証明する数字ではない。5億円君時代について本人が公開した1万円企画の購入金額は82万6,000円だった。
まとめ:粗品の競馬予想は2026年も話題性抜群、成績は数字で判断
2026年11月1日時点の粗品の競馬予想は、生涯収支マイナス6億円君として新たなシーズンに入っている。5億円君時代には回収率26.3%という厳しい結果を公表し、10月23日に無期限活動休止を発表。しかし翌日には6億円君として菊花賞予想を再開した。
2026年の年間成績についても、外部集計では回収率30.2%、的中率16.9%という数字が示されている。天皇賞・秋ではマスカレードボールを本命にしたものの11着に敗れ、買い目から外したレガレイラが3着に入る結果となった。
「逆神」「呪い」といった言葉が先行しがちだが、実際の予想を評価するなら、的中率だけでなく回収率、買い目、資金配分まで見ることが欠かせない。
今後の注目点は、6億円君としての新シリーズでどのような予想を披露するのか、そして5億円君時代の低迷から回収率を改善できるのかという点だ。粗品の競馬予想は、次の本命馬だけでなく、公開された買い目とレース後の収支をセットで確認することで、より正確に評価できる。
主な根拠資料: 日刊スポーツの2026年10月23日・24日・31日および11月1日の報道、スポーツ報知・netkeibaの競馬予想関連記事、JRA公式レース結果、競馬予想結果の外部集計資料。