2026年10月31日現在、2026/27シーズンの明治安田J2リーグでは、ベガルタ仙台、アルビレックス新潟、カターレ富山が上位争いを繰り広げている。Jリーグ公式サイトの最新順位表(10月31日16時57分更新)では、ベガルタ仙台が勝点27で首位、アルビレックス新潟が26で2位、カターレ富山が25で3位につけている。
今シーズンの順位争いで注目したいのは、単純な勝点だけではない。試合数、勝敗、得点、失点、得失点差、直近5試合の成績を組み合わせて見ることで、J1自動昇格を狙えるクラブとプレーオフ出場圏、J3自動降格を避けたいクラブの現状が見えてくる。最新の公式データを基に、全20クラブの順位と昇格・降格の仕組みを整理する。
【2026年10月31日速報】サッカーJ2の最新順位表・全20クラブを一覧比較

Jリーグ公式サイトが公表している2026/27シーズンの順位表を確認すると、上位では仙台、新潟、富山、横浜FC、大宮、宮崎が昇格圏を争っている。
一方、下位では栃木シティ、FC今治、ヴァンフォーレ甲府が勝点12で並び、J3自動降格圏に位置する。17位のヴァンラーレ八戸との勝点差はわずか2で、残留争いも混戦だ。
2026/27 J2リーグ最新順位・勝点ランキング
基準日:2026年10月31日/Jリーグ公式順位表更新:16時57分
| 順位 | クラブ | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 直近5試合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ベガルタ仙台 | 27 | 14 | 8 | 3 | 3 | 23 | 13 | +10 | W D W L L |
| 2 | アルビレックス新潟 | 26 | 14 | 8 | 2 | 4 | 21 | 24 | -3 | D L W W L |
| 3 | カターレ富山 | 25 | 14 | 7 | 4 | 3 | 26 | 14 | +12 | D D W L W |
| 4 | 横浜FC | 25 | 14 | 7 | 4 | 3 | 26 | 16 | +10 | L D W D W |
| 5 | RB大宮アルディージャ | 24 | 14 | 6 | 6 | 2 | 25 | 17 | +8 | W L L D W |
| 6 | テゲバジャーロ宮崎 | 23 | 14 | 6 | 5 | 3 | 21 | 16 | +5 | D D W W W |
| 7 | 湘南ベルマーレ | 22 | 14 | 5 | 7 | 2 | 15 | 13 | +2 | D D D W L |
| 8 | いわきFC | 20 | 14 | 6 | 2 | 6 | 23 | 20 | +3 | W W D D W |
| 9 | 北海道コンサドーレ札幌 | 20 | 14 | 6 | 2 | 6 | 17 | 19 | -2 | L W W W W |
| 10 | 大分トリニータ | 19 | 14 | 4 | 7 | 3 | 17 | 12 | +5 | W W D D L |
| 11 | ジュビロ磐田 | 19 | 14 | 5 | 4 | 5 | 16 | 15 | +1 | W D D D W |
| 12 | ブラウブリッツ秋田 | 17 | 14 | 4 | 5 | 5 | 15 | 15 | 0 | L L L W D |
| 13 | サガン鳥栖 | 17 | 14 | 5 | 2 | 7 | 14 | 17 | -3 | W W L W L |
| 14 | 徳島ヴォルティス | 17 | 14 | 5 | 2 | 7 | 11 | 14 | -3 | L D L W L |
| 15 | 藤枝MYFC | 16 | 14 | 3 | 7 | 4 | 16 | 15 | +1 | L D D L D |
| 16 | モンテディオ山形 | 16 | 14 | 5 | 1 | 8 | 13 | 14 | -1 | L D L L W |
| 17 | ヴァンラーレ八戸 | 14 | 14 | 4 | 2 | 8 | 11 | 24 | -13 | L D W L L |
| 18 | 栃木シティ | 12 | 14 | 3 | 3 | 8 | 21 | 25 | -4 | L D D L L |
| 19 | FC今治 | 12 | 14 | 3 | 3 | 8 | 16 | 27 | -11 | W D L L D |
| 20 | ヴァンフォーレ甲府 | 12 | 14 | 3 | 3 | 8 | 11 | 28 | -17 | W L L D D |
記号の意味:W=勝利、D=引き分け、L=敗戦。直近5試合は左から右に向かって古い試合から新しい試合を示す。
全20クラブが14試合を消化しており、38試合制のリーグ戦はまだ序盤から中盤に差しかかった段階だ。各クラブには基本的に残り24試合がある。現時点の順位は昇格・降格の確定を意味しない。
【上位6クラブを分析】仙台・新潟・富山の昇格争いはどう動く?
1位・ベガルタ仙台:勝点27で首位をキープ
ベガルタ仙台は14試合で8勝3分3敗。勝点27を獲得し、首位を維持している。
注目したいのは、失点13という数字だ。上位6クラブの中では富山の14失点に次ぐ少なさで、得失点差もプラス10。攻守のバランスを保ちながら勝点を積み上げてきたことが分かる。
ただし、10月31日の第14節ではRB大宮アルディージャに1対2で敗れた。Jリーグ公式の試合サマリーによれば、仙台はこれで2連敗。それでも首位の座は守った。
今後の焦点は、連敗を止めて勝点を再び伸ばせるかどうか。首位という位置に安心できるほど、2位以下とのポイント差は大きくない。
2位・アルビレックス新潟:勝点26、得失点差マイナスが課題
アルビレックス新潟は8勝2分4敗で勝点26。首位仙台とはわずか1ポイント差だ。
一方、得点21に対して失点24となっており、得失点差はマイナス3。上位6クラブで唯一のマイナスとなっている。
10月31日の富山戦では2対3で敗北。試合では新潟が先制したものの、富山に逆転を許し、最後は坪井清志郎の決勝ゴールで勝負が決まった。
勝点では首位を射程圏に捉えているが、失点を抑えられるかが今後の大きな課題になる。攻撃力を維持しながら守備の安定感を高められれば、自動昇格争いで優位に立つ可能性がある。
3位・カターレ富山:得失点差ランキングではトップ
カターレ富山は7勝4分3敗で勝点25。新潟との差はわずか1ポイントだ。
特筆すべきは26得点、14失点、得失点差プラス12という数字。現時点で全20クラブの中でもっとも高い得失点差を記録している。
10月31日の新潟戦では3対2で勝利。松岡大智が同点ゴールを決め、オウンゴールによる逆転の後、同点に追いつかれながらも坪井清志郎が77分に決勝点を挙げた。
直接対決で勝点3を獲得したことは、順位表以上に大きな意味を持つ。得失点差でも優位に立つ富山は、自動昇格圏の2位を狙える位置にいる。
4~6位:横浜FC・大宮・宮崎も昇格候補
4位の横浜FCは勝点25で富山と並ぶ。得失点差はプラス10で、得点26と攻撃力も高い。
5位のRB大宮アルディージャは勝点24。10月31日の仙台戦で2対1の勝利を収め、4試合ぶりに勝点3を獲得した。首位を破った結果は、上位争いの構図を変える材料となった。
6位のテゲバジャーロ宮崎は勝点23。直近5試合は3勝2分けで、上位6クラブの中では最も安定した成績を残している。10月31日には大分トリニータを2対0で下した。
首位仙台と6位宮崎の勝点差は4しかない。1試合の結果で順位が大きく入れ替わる可能性があり、上位争いはまだ予断を許さない。
【順位表の見方】勝点・得失点差・直近5試合は何を意味する?
勝点は勝利3点、引き分け1点、敗戦0点
J2リーグの基本的な勝点計算は次のとおりだ。
- 勝利:3点
- 引き分け:1点
- 敗戦:0点
例えば、14試合で8勝3分3敗の仙台は、8勝×3点と3分け×1点を合計して27ポイントとなる。
勝点は順位を決める最優先の指標だ。得失点差が大きくても、勝点が少なければ上位には進めない。
勝点が並んだ場合は得失点差で比較
得失点差は、総得点から総失点を差し引いた数値である。
例えば、富山は26得点、14失点なのでプラス12。新潟は21得点、24失点なのでマイナス3となる。
Jリーグ公式の大会概要では、年間勝点が同じ場合、次の順番で順位を決定すると定めている。
- 得失点差
- 総得点数
- 当該チーム間の対戦成績(勝点、得失点差、総得点数の順)
- 抽選(昇降格チームの決定など、必要と判断された場合)
現在の順位表でも、この基準を意識すると各クラブの立ち位置が理解しやすい。例えば富山と横浜FCは勝点25で並ぶが、得失点差が富山プラス12、横浜FCプラス10のため、富山が上位となっている。
直近5試合はチームの勢いを把握する指標
シーズン全体の勝点だけでは、現在のチーム状態を十分に判断できない。そこで参考になるのが直近5試合の成績だ。
今回の順位表では、宮崎が3勝2分けで5試合無敗。仙台は2連敗、新潟も富山に敗れたことで、上位クラブの勢いに変化が出ている。
ただし、直近5試合だけで昇格の可能性を断定することはできない。対戦相手の順位、ホーム・アウェーの条件、得点力や守備力も合わせて見る必要がある。
【J1昇格・J3降格の仕組み】2026/27シーズンは何位なら昇格できる?
2026/27シーズンのJ2は、20クラブによるホーム&アウェー方式の2回戦総当たりで開催される。全38節、合計380試合のリーグ戦だ。
Jリーグ公式の大会概要によると、開催期間は2026年8月8日から2027年5月23日まで。リーグ終了後の年間順位に応じて、J1昇格とJ3降格が決まる。
J1自動昇格は年間1位・2位の2クラブ
J2の年間順位で1位と2位になったクラブは、原則としてJ1に自動昇格する。
現在の順位に当てはめると、仙台と新潟が自動昇格圏にいる。ただし、年間順位が確定するのは全38試合終了後だ。
3~6位はJ1昇格プレーオフへ
年間順位3位から6位までのクラブには、J1昇格プレーオフへの出場権が与えられる。
プレーオフは最大4クラブによるトーナメント方式で、準決勝2試合と決勝1試合で構成される。優勝したクラブがJ1への昇格権を獲得する。
したがって、リーグ戦で2位以内に入れなくても、6位以内を確保できればJ1昇格の道は残されている。
下位3クラブはJ3自動降格の対象
J2の年間順位下位3クラブは、原則としてJ3に降格する。
その一方、J3からは年間順位上位2クラブがJ2へ自動昇格し、3~6位のクラブによるJ2昇格プレーオフの優勝クラブも昇格対象となる。
ただし、Jリーグクラブライセンスの交付状況によって昇降格の扱いが変わる例外規定もある。最終的な入れ替えは年間順位だけでなく、ライセンス要件も踏まえて決定される。
2026年の特別大会と2026/27シーズンは別物
2026年の順位を調べる際に注意したいのが、シーズン移行に伴う大会の違いだ。
2026年2月から6月にかけては、J2とJ3のクラブが参加する「明治安田J2・J3百年構想リーグ」という特別大会が開催された。
その後、2026年8月8日に2026/27シーズンの通常リーグが開幕している。
このため、2026年前半の特別大会の順位と、現在の2026/27シーズンのJ2順位を混同してはいけない。J1昇格・J3降格を決める年間順位は、現在進行中の2026/27シーズンのリーグ戦を基準に確認する必要がある。
【残留争いを検証】J3自動降格圏の3クラブと巻き返しの可能性
上位の昇格争いと同じくらい注目したいのが、J3への降格を回避するための残留争いだ。
10月31日現在、J3自動降格圏に入っているのは18位の栃木シティ、19位のFC今治、20位のヴァンフォーレ甲府である。
18位・栃木シティ:勝点12、得失点差マイナス4
栃木シティは3勝3分8敗で勝点12。得点21に対して失点25となっている。
降格圏内ではあるものの、得失点差はマイナス4にとどまり、19位と20位のクラブより守備面の数字は良い。今後の連勝で順位を押し上げる余地がある。
19位・FC今治:勝点12、失点27
FC今治も3勝3分8敗で勝点12。得点16、失点27で、得失点差はマイナス11だ。
10月31日の甲府戦は1対1の引き分け。勝点1を加えたものの、降格圏から抜け出すには勝利を増やす必要がある。
20位・ヴァンフォーレ甲府:勝点12、失点28
ヴァンフォーレ甲府は3勝3分8敗で勝点12。得点11に対して失点28、得失点差はマイナス17となっている。
得失点差の面では20クラブ中もっとも厳しい数字だ。勝点が同じクラブとの順位争いを考えると、勝利数を増やすだけでなく失点を抑えることも重要になる。
17位・ヴァンラーレ八戸との差は勝点2
降格圏を抜け出すための直接的な目標は、17位のヴァンラーレ八戸だ。
八戸は勝点14で、18~20位の3クラブとは2ポイント差。1試合の勝敗によって順位が入れ替わる可能性がある。
14試合を消化した段階では、まだ残り24試合がある。現在の順位だけで残留・降格を判断するのではなく、勝点差と今後の対戦日程を継続的に確認したい。
【J2歴代順位ランキングの見方】単年順位と通算成績はどう違う?
J2の歴代順位ランキングを調べる場合、現在のシーズン順位と、過去の通算記録を区別する必要がある。
単年順位は、そのシーズンの勝点や得失点差で決まる。一方、歴代の通算成績は、J2で戦った期間の勝利数、引き分け数、敗戦数、総得点などを積み上げた記録だ。
Jリーグデータサイトでは、クラブ別の通算勝敗表や大会別の記録を確認できる。歴代成績を比較するときは、J2に所属したシーズン数や試合数の違いも考慮したい。
歴代順位を比較するときの3つの基準
- 年間最高順位:各クラブがJ2で過去に記録した最高の年間順位。
- 通算勝利数:J2で積み重ねた勝利数。所属年数の長さも影響する。
- 通算得点・得失点:長期的な攻撃力や守備力を比較するための指標。
J2の歴代成績と2026/27シーズンの順位を直接比較しても、同じ意味にはならない。現在の強さを知りたいなら最新順位、長期的なクラブの実績を知りたいなら通算記録を見るのが適切だ。
【よくある質問】サッカーJ2の順位に関するFAQ
Q1:2026/27シーズンのJ2リーグで現在1位のクラブはどこ?
A1:2026年10月31日16時57分更新のJリーグ公式順位表では、ベガルタ仙台が勝点27で1位。アルビレックス新潟が26で2位、カターレ富山が25で3位となっている。
Q2:J2からJ1へ自動昇格できるのは何位まで?
A2:年間順位1位と2位のクラブが原則として自動昇格する。3~6位のクラブにはJ1昇格プレーオフへの出場権があり、優勝クラブもJ1へ昇格できる。
Q3:J2からJ3へ降格するのは何クラブ?
A3:原則として年間順位下位3クラブがJ3へ自動降格する。ただし、J3側のクラブライセンスなどによって入れ替えの例外が適用される場合がある。
Q4:J2の順位は勝点が同じ場合、何で決まる?
A4:まず得失点差、次に総得点数を比較する。それでも同じ場合は当該クラブ間の対戦成績を確認し、必要に応じて抽選となる。
Q5:2026年のJ2特別大会と2026/27シーズンは同じ大会?
A5:別の大会だ。2026年2~6月の明治安田J2・J3百年構想リーグはシーズン移行前の特別大会で、2026年8月に開幕した2026/27シーズンのJ2リーグとは順位を分けて扱う。
まとめ:【プロの結論】2026/27 J2順位は勝点差と得失点差に注目
2026年10月31日現在、J2リーグはベガルタ仙台が勝点27で首位を守り、アルビレックス新潟が1ポイント差で追う展開となっている。カターレ富山と横浜FCも勝点25で並び、RB大宮とテゲバジャーロ宮崎を含めた上位6クラブの競争が続く。
一方、J3降格圏では栃木シティ、FC今治、ヴァンフォーレ甲府が勝点12で並んでいる。17位のヴァンラーレ八戸との差もわずか2ポイントであり、残留争いはまだ大きく変動する可能性がある。
順位表を見るときに重視したい要点は3つある。
- J1自動昇格を目指すなら、年間順位2位以内を確保できる勝点ペースか。
- プレーオフを狙うなら、6位以内を維持できる勝点と直近の試合内容か。
- 残留争いでは、降格圏との勝点差に加えて得失点差を改善できているか。
2026/27シーズンは全38節の長丁場であり、14試合終了時点の順位はまだ途中経過にすぎない。連勝によって一気に上位へ進出するクラブもあれば、連敗によって残留争いに巻き込まれるクラブも出てくる。
今後は仙台の首位維持、新潟の守備改善、富山の攻撃力、宮崎の好調継続に加え、下位クラブの巻き返しが見どころとなる。最新順位だけでなく、勝点差、得失点差、直近5試合を合わせて追うことが、J2リーグの昇格・降格争いを正確に読み解くポイントだ。
主な公式データ・検証資料
- Jリーグ公式サイト「明治安田J2リーグ順位表」
- Jリーグ公式サイト「J2大会概要」
- Jリーグ公式サイト「2026/27シーズンについて」
- Jリーグ公式サイト「明治安田J2第14節試合サマリー」
- Jリーグデータサイト「通算勝敗表」