来年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』を解説!松坂桃李主演作の史実・キャスト・見どころ
2026年の次に放送されるNHK大河ドラマは、松坂桃李主演の『逆賊の幕臣』です。2027年1月10日(日)に放送が始まる第66作で、幕末から明治維新にかけて活躍した幕臣・小栗忠順(おぐりただまさ)の波乱に満ちた生涯を描きます。勝海舟のライバルとして知られ、日本の近代化を先取りした構想を持ちながら、明治新政府によって「逆賊」とされ、42歳で命を落とした人物です。
主演は松坂桃李、勝海舟役は大沢たかお、脚本は『おかえりモネ』『きのう何食べた?』などを手がけた安達奈緒子。2026年11月2日にはキービジュアルと作曲家、語りを担当する俳優も発表されました。小栗忠順の史実と生涯、遣米使節としての経験、横須賀造船所の建設、勝海舟との関係、最新キャスト情報まで、2027年の放送を前に押さえておきたい情報を整理します。
【2027年大河ドラマ】『逆賊の幕臣』とは?放送開始日・あらすじ・基本情報

2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』は、江戸幕府の終焉に立ち会った幕臣・小栗忠順を主人公とする歴史ドラマです。
大河ドラマ第66作にあたり、2027年1月10日(日)から放送予定。初回は15分拡大版として届けられます。小栗忠順の生誕200年にあたる年に放送される点も、作品の歴史的な節目として注目されます。
『逆賊の幕臣』の作品概要
物語の中心となるのは、徳川幕府の中枢で外交、財政、軍事改革を担った小栗忠順です。
幕末の日本は、ペリー来航をきっかけに国際情勢が大きく変化し、開国をめぐる政治的対立が激化していました。幕府内部でも、従来の政治体制を守ろうとする勢力と、西洋の技術や制度を取り入れて国を立て直そうとする勢力がぶつかり合います。
小栗はアメリカで西洋文明を目の当たりにし、日本の軍事力や産業基盤を強化する必要性を強く認識した人物です。帰国後は幕府の要職を歴任し、横須賀製鉄所の建設など、近代日本につながる事業を推進しました。
しかし、時代は徳川幕府の存続を許しません。戊辰戦争が始まると、小栗は新政府軍への徹底抗戦を主張し、やがて職を失います。故郷の領地である上州権田村に退いた後、新政府軍に捕らえられ、1868年5月27日に処刑されました。
作品は、勝者となった新政府側ではなく、敗者となった幕臣の視点から幕末を描く点に大きな特徴があります。
脚本は安達奈緒子、主演は松坂桃李
脚本を担当するのは安達奈緒子です。NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』や、ドラマ『きのう何食べた?』など、人間関係や人物の内面を丁寧に描いてきた脚本家として知られています。
本作では、幕府の制度改革を進める小栗の政治的な葛藤だけでなく、家族や盟友、対立する政治家との関係も物語の重要な要素になります。
松坂桃李が演じる小栗忠順は、理知的で実務能力に優れた幕臣でありながら、時代の変化によって自らの信念を貫けなくなる人物です。単純な英雄像ではなく、組織の中で責任を背負った人間としての苦悩が描かれることに期待が集まります。
【史実と生涯】小栗忠順とは何者?遣米使節から横須賀造船所まで
小栗忠順は1827年、江戸の神田駿河台に生まれました。旗本・小栗家の長男で、幼少期から学問に秀で、後に幕府の重要な役職を歴任します。
国立国会図書館の「近代日本人の肖像」によると、小栗は1859年に目付となり、1860年には日米修好通商条約の批准書交換を目的とする遣米使節団の一員として渡米しました。
1860年の遣米使節で目にした西洋文明
小栗忠順の人生を大きく変えた出来事が、1860年の遣米使節への参加です。
この使節団は、日米修好通商条約の批准書を交換するために派遣されました。小栗は監察として参加し、アメリカの政治制度、産業、軍事技術などを視察しました。
当時の日本では、外国との交渉や西洋技術の導入をめぐってさまざまな意見が対立していました。小栗は実際に現地を訪れ、工業力や造船技術、国家運営の仕組みを目の当たりにします。
そこで得た経験は、帰国後の政策に大きな影響を与えました。単に海外の珍しい文化を見学したのではなく、日本が国際社会で自立するために何が必要なのかを考える機会となったのです。
横須賀製鉄所の建設に込めた近代化構想
小栗忠順の功績として特に重要なのが、横須賀製鉄所の建設です。
1865年11月、横須賀製鉄所の建設が始まりました。財務省の歴史解説によると、この施設は小栗の起案をもとに整備されたもので、幕府が軍備の国産化を目指した重要な事業でした。
建設にはフランスの技術協力が導入され、現場の指揮を担ったのは技術者レオンス・ヴェルニーです。製鉄所という名称ですが、兵器製造工場を意味するフランス語の「アルスナル」に由来するもので、造船や機械製造などを支える総合的な施設として計画されました。
注目すべきなのは、この施設が徳川幕府の崩壊後も日本の産業基盤として引き継がれたことです。横須賀製鉄所は明治政府に接収され、後に横須賀造船所へと名称を変えました。
小栗の構想は、政権の交代によって消滅することなく、その後の日本の近代化に生かされていったのです。
小栗忠順の生涯を年表で整理
小栗の人生を時系列で見ると、海外経験から政策立案、そして幕府の崩壊と処刑まで、わずか42年の間に大きな転換があったことが分かります。
| 年代 | 年齢 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 1827年 | 1歳 | 江戸・神田駿河台に生まれる |
| 1855年 | 29歳 | 父の死後、小栗家を相続 |
| 1859年 | 33歳 | 幕府の目付に就任 |
| 1860年 | 34歳 | 遣米使節の監察として渡米 |
| 1862年以降 | 36歳以降 | 勘定奉行、江戸町奉行、軍艦奉行などを歴任 |
| 1865年 | 39歳 | 横須賀製鉄所の建設が始まる |
| 1868年1月 | 40歳 | 幕府の役職を罷免される |
| 1868年3月 | 40歳 | 上州権田村へ移住 |
| 1868年5月27日 | 42歳 | 新政府軍により斬首される |
この年表で押さえておきたいのは、小栗が単なる幕府の官僚ではなかったことです。外交、財政、軍事、産業という複数の分野に関わり、日本の将来を見据えた政策を実行しようとした人物でした。
【人物関係を解説】小栗忠順と勝海舟は本当にライバルだったのか?
『逆賊の幕臣』で特に注目される人物関係が、小栗忠順と勝海舟です。勝海舟を演じるのは大沢たかお。松坂桃李との共演は、本作の大きな見どころの一つです。
NHK関連の作品紹介では、2人はライバルであり、互いの能力を認め合う存在として位置付けられています。
遣米使節で同じ時代のアメリカを経験した2人
小栗と勝海舟の関係を理解するには、1860年の遣米使節を知る必要があります。
国立国会図書館の資料によると、小栗は条約批准書交換のために渡米した使節団の監察を務めました。一方、勝海舟は軍艦奉行・木村芥舟らとともに咸臨丸に乗り、使節団に随行しています。
ここで重要なのは、2人が同じ船で渡米したわけではないという点です。小栗は使節団の本隊が乗船したポーハタン号に乗り、勝は咸臨丸の船将として渡米しました。
つまり、同じ外交ミッションに関わりながら、それぞれ異なる立場と経験を持っていたのです。
小栗と勝の政治思想の違い
2人はともに西洋文明の必要性を認識していましたが、幕府の将来については異なる考え方を持っていました。
小栗は、徳川幕府という政治組織を維持しながら、その内部を改革する方向を志向しました。制度や財政、軍事力を整備し、国家を支える仕組みを作ろうとしたのです。
対する勝海舟は、既存の幕府という枠組みにとらわれず、実力のある人材を活用することを重視した人物として描かれています。
NHK関連の作品紹介では、小栗が幕府を改良して人々を束ねる仕組みを作ろうとする一方、勝は幕府の解体も視野に入れながら、個人の能力を生かす道を模索するという対照的な構図が示されています。
この対比は、単純な善悪の対立ではありません。国を守りたいという目的は共通していても、その実現方法が異なっていたのです。
ドラマでは、2人の対立だけでなく、互いの能力を認めながらも異なる道を進む人間関係が、幕末政治の複雑さを映し出すことになりそうです。
【キャスト一覧】松坂桃李・大沢たかお・上白石萌音ら豪華出演陣
『逆賊の幕臣』は、主人公の小栗忠順を中心に、徳川幕府、朝廷、薩摩・長州、そして小栗を支える家族や友人たちが登場する群像劇です。
2026年11月3日時点で発表されている主要な配役を、人物同士の関係が分かるように整理しました。
主要キャストと役柄・人物関係
| 俳優 | 役名 | 小栗との関係・役割 |
|---|---|---|
| 松坂桃李 | 小栗忠順 | 主人公。幕府の近代化を推進する幕臣 |
| 大沢たかお | 勝海舟 | 小栗のライバルで理解者 |
| 北村有起哉 | 小栗忠高 | 小栗の父 |
| 鈴木京香 | くに | 小栗の母 |
| 上白石萌音 | みち | 小栗の妻 |
| 瀧内公美 | たみ | 勝海舟の妻 |
| 岡部たかし | 井伊直弼 | 幕府の大老 |
| 中村雅俊 | 安積艮斎 | 小栗らの学問の師 |
| 青木崇高 | 栗本鋤雲 | 小栗の盟友・語り |
| 高橋光臣 | 駒井朝温 | 小栗の幼なじみ |
| 宮野真守 | 滝川具挙 | 小栗の幼なじみ |
| 齋藤潤 | 小栗忠道 | 小栗家の養子 |
| 飯尾和樹 | 建部政醇 | みちの父 |
| 草川拓弥 | 荒川祐蔵 | 小栗の従者・側近 |
| 甲本雅裕 | 佐藤藤七 | 小栗家と縁の深い権田村の名主 |
| 宅麻伸 | 徳川家慶 | 江戸幕府12代将軍 |
| ふかわりょう | 徳川家定 | 江戸幕府13代将軍 |
| 神尾楓珠 | 徳川家茂 | 江戸幕府14代将軍 |
| 岩田剛典 | 阿部正弘 | 老中首座 |
| 北村一輝 | 鳥居耀蔵 | 幕府の守旧派を代表する人物 |
| 柄本明 | 徳川斉昭 | 水戸藩主 |
| 中村倫也 | 吉田松陰 | 長州の思想家・教育者 |
| 寛一郎 | 高杉晋作 | 長州藩士 |
| 斎藤工 | 島津久光 | 薩摩藩国父 |
| 西岡德馬 | 島津斉彬 | 薩摩藩主 |
| 眞栄田郷敦 | 孝明天皇 | 幕府と朝廷の政治的緊張に関わる人物 |
このほか、荒川良々、芝大輔、ANI、奥野壮、山中崇、長塚京三らの出演も発表されています。今後の公式情報によって、役柄や出演者の追加情報が明らかになる可能性があります。
注目キャスト1:大沢たかおが演じる勝海舟
大沢たかおが演じる勝海舟は、小栗忠順と対照的な考え方を持つ幕臣です。
勝は咸臨丸の船将として渡米した経験を持ち、幕末の海軍整備や政治交渉で重要な役割を果たしました。江戸城無血開城に向けた交渉でも知られています。
小栗との関係では、単なる敵対関係ではなく、異なる政治思想を持つ者同士が互いの実力を認める点に注目したいところです。
注目キャスト2:上白石萌音が演じる妻・みち
上白石萌音が演じるのは、小栗忠順の妻・みちです。
幕末の政治劇では、外交や軍事、政争に注目が集まりがちですが、家族の存在も人物像を理解するうえで欠かせません。小栗が公務に人生を捧げる一方で、家庭ではどのような夫だったのか。みちとの関係は、主人公の人間的な側面を描く重要な要素になりそうです。
注目キャスト3:青木崇高が演じる栗本鋤雲と語り
青木崇高は、小栗の盟友である栗本鋤雲を演じます。加えて、2026年11月2日の高崎でのイベントで、本作の語りを担当することも発表されました。
栗本鋤雲は、幕末の外交や行政に関わった実在の幕臣です。小栗と同じ時代を生きた人物の視点から物語を伝える語りにも注目が集まります。
【歴史の謎】小栗忠順が「逆賊」と呼ばれた理由と処刑の真相
作品タイトルにある「逆賊」という言葉は、小栗忠順の人生を理解するうえで最も重要なキーワードです。
小栗は日本の近代化を推進した幕臣でありながら、明治新政府によって捕らえられ、処刑されました。なぜ国の将来を考えていた人物が、反逆者のように扱われることになったのでしょうか。
戊辰戦争で新政府軍への徹底抗戦を主張
1868年、江戸幕府の権力が崩壊し、旧幕府勢力と新政府軍の間で戊辰戦争が始まりました。
小栗は幕府の要職にあった人物として、徳川家の存続と幕府側の軍事的抵抗を重視していました。国立国会図書館の人物解説にも、戊辰戦争に際して強硬な抗戦論を主張したことが記されています。
一方、徳川慶喜は大政奉還後、旧幕府側の全面的な軍事衝突を避ける方向へ進みます。小栗の考えは受け入れられず、1868年1月にすべての役職を罷免されました。
この時点で、小栗は政治的な敗者となっていました。
上州権田村への隠棲と突然の処刑
役職を失った小栗は、自らの領地があった上州権田村、現在の群馬県高崎市倉渕町権田へ移ります。
そこで新政府軍に捕らえられ、1868年5月27日、烏川の河原で斬首されました。享年42。国立国会図書館の資料にも、捕縛後に処刑された経緯が記録されています。
高崎市の公式観光資料では、小栗は新政府軍によって無実の罪を着せられた人物として紹介されています。具体的な処刑に至る政治的経緯や個別の罪状については、単純な一つの理由に還元できません。
ただし、幕府の要職を担い、戊辰戦争で新政府軍への抗戦を主張した人物が、政権交代の過程で敵対勢力と見なされたことは、処刑の背景を理解するうえで重要です。
小栗忠順の功績はなぜ後世に再評価されたのか
小栗の評価を考えるうえで重要なのは、彼が推進した政策の一部が明治政府にも引き継がれたことです。
代表例が横須賀製鉄所です。徳川幕府の事業として始まった施設は、政権交代後も接収され、近代日本の造船・海軍技術を支える拠点となりました。
政治的には敗者であっても、政策や構想まで失敗だったわけではありません。小栗の仕事が後世に残った事実こそ、「逆賊」という呼び名だけでは人物を評価できない理由です。
【2026年11月最新情報】キービジュアル・音楽・語り担当が決定!
2026年11月2日には、『逆賊の幕臣』に関する新たな制作情報が発表されました。放送開始まで約2か月となる時期に、作品の世界観を伝えるビジュアルや音楽の担当者が明らかになっています。
キービジュアルは木谷友亮、高梨遼平が担当
キービジュアルのアートディレクションを担当するのは木谷友亮、写真を担当するのは高梨遼平です。
題字には、小栗が日常的に書き残していた手書きの線を取り入れ、几帳面な役人としての側面と、既存の枠組みを越えようとする内面の強さを表現しています。
メインビジュアルでは、下を向いた小栗を低い位置から見上げる構図を採用。幕臣としての立場や、内側に秘めた緊張感を視覚的に表現する狙いが示されています。
音楽は大間々昂が担当
音楽を担当するのは作曲家の大間々昂です。
映画『正体』などの音楽を手がけてきた作曲家で、本作ではNHK交響楽団との共演も予定されています。
幕末という大きな歴史の転換期を、現代の視聴者にも身近に感じられる音楽で表現することが期待されます。
語りは青木崇高に決定
2026年10月31日に高崎芸術劇場で開催された「大河ドラマ『逆賊の幕臣』プレリュードin高崎」では、上白石萌音、青木崇高、草川拓弥、甲本雅裕らが登壇しました。
このイベントで発表された新情報が、青木崇高の語りへの起用です。
青木は劇中で小栗の盟友・栗本鋤雲を演じるため、役柄と語りの両面から作品に関わることになります。主人公に寄り添う語りが、どのように歴史の流れを伝えるのかも見どころです。
2027年1月10日から放送開始、初回は15分拡大
初回放送日は2027年1月10日(日)に決定しています。初回は15分拡大版として放送される予定です。
NHK ONEでの同時・見逃し配信も案内されています。リアルタイムでの視聴が難しい人も、配信サービスを利用して作品を楽しめる予定です。
2026年11月3日時点では、主要キャスト、脚本家、演出陣、音楽担当、語り担当などの情報が順次公開されています。今後は放送に向けた番組宣伝や追加情報にも注目したいところです。
【2027年大河ドラマの見どころ】歴史ファン以外も楽しめる3つの理由
『逆賊の幕臣』の魅力は、幕末の歴史を知っている人だけに向けられた作品ではない点にあります。政治、組織、個人の信念という普遍的なテーマが、現代の視聴者にも通じるからです。
1. 勝者ではなく敗者から幕末を描く新しい視点
幕末を扱った作品では、坂本龍馬、西郷隆盛、勝海舟など、明治維新の成立に大きな役割を果たした人物が中心になることが多くあります。
本作は、徳川幕府を支えた小栗忠順の視点から同じ時代を見直します。歴史の結果を知っている視聴者にとっても、敗者側の政治判断や葛藤を追うことで、幕末の出来事を違った角度から理解できるはずです。
2. 日本の近代化につながった政策の舞台裏
横須賀製鉄所の建設は、本作の歴史的な見どころの一つです。
外交交渉だけでなく、産業や軍事の基盤をどう整えるのかという問題は、当時の日本にとって避けて通れない課題でした。
小栗が海外で何を見て、どのような判断を下し、誰を説得して事業を進めたのか。こうした政策の舞台裏が描かれれば、歴史ドラマとしての奥行きが増します。
3. 豪華キャストによる政治と人間関係の群像劇
松坂桃李、大沢たかお、上白石萌音、青木崇高、鈴木京香、北村有起哉など、実力派俳優が集結しています。
加えて、中村倫也が吉田松陰、寛一郎が高杉晋作、斎藤工が島津久光、西岡德馬が島津斉彬を演じます。
幕府だけでなく、長州、薩摩、朝廷といった複数の政治勢力が登場するため、幕末の権力構造を人物同士の関係から理解できる構成にも期待が持てます。
特に、異なる正義を持った人物たちが、それぞれの立場から日本の未来を考え、時に協力し、時に対立する構図は、本作の大きな魅力になりそうです。
【よくある質問】来年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』に関するFAQ
Q1:来年の大河ドラマは何ですか?
A1:2027年のNHK大河ドラマは『逆賊の幕臣』です。松坂桃李が主人公の小栗忠順を演じます。
Q2:『逆賊の幕臣』の放送開始日はいつですか?
A2:2027年1月10日(日)です。初回は15分拡大版として放送される予定です。
Q3:『逆賊の幕臣』の脚本家は誰ですか?
A3:安達奈緒子です。『おかえりモネ』『きのう何食べた?』などを手がけた脚本家です。
Q4:勝海舟役は誰が演じますか?
A4:大沢たかおです。小栗忠順のライバルであり、互いの能力を認め合う人物として描かれます。
Q5:小栗忠順は実在した人物ですか?
A5:実在した江戸幕府の幕臣です。遣米使節の監察として渡米し、帰国後は勘定奉行や軍艦奉行などを務め、横須賀製鉄所の建設を推進しました。
Q6:小栗忠順が逆賊と呼ばれたのはなぜですか?
A6:戊辰戦争で新政府軍への徹底抗戦を主張し、徳川幕府側の重臣として新政府と対立したためです。役職を罷免された後、1868年5月27日に新政府軍によって処刑されました。
Q7:『逆賊の幕臣』の語りは誰が担当しますか?
A7:青木崇高です。小栗の盟友・栗本鋤雲役も兼任します。2026年11月2日に発表されました。
まとめ:【プロの結論】『逆賊の幕臣』は幕末の歴史を見直す注目作
2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』は、松坂桃李主演、安達奈緒子脚本で、小栗忠順という幕末の重要人物を新たな角度から描く作品です。放送開始は2027年1月10日。大沢たかお演じる勝海舟との関係や、豪華キャストによる政治・人間ドラマにも期待が集まります。
小栗忠順は、遣米使節として海外を視察し、帰国後には横須賀製鉄所の建設など、日本の近代化につながる政策を進めました。しかし、徳川幕府の崩壊という歴史の転換点で政治的な敗者となり、42歳という若さで処刑されています。
この作品を深く楽しむために押さえておきたいのは、次の3つの視点です。
- 歴史的な視点:小栗忠順の功績と、明治維新における旧幕府側の立場を理解する。
- 人物関係の視点:小栗と勝海舟、家族、盟友、薩長の人物たちの考え方の違いに注目する。
- 現代的な視点:組織を守る改革と、組織そのものを変える改革の違いを考える。
特に注目したいのは、小栗が敗者でありながら、その構想の一部が明治以降の日本に受け継がれたという歴史的事実です。政治的な勝敗と、後世に残る仕事の価値は必ずしも一致しません。
「逆賊」という呼び名の裏側にあった一人の幕臣の信念と、日本の未来を考えた挑戦。『逆賊の幕臣』は、幕末を知る人にも、これから歴史に触れる人にも、新しい発見を与えてくれる大河ドラマになりそうです。
2027年1月10日の初回放送に向けて、今後発表される追加情報や番組関連企画にも注目していきましょう。
主な確認資料(2026年11月3日時点)
- NHK財団「ステラnet」作品・出演者・最新制作発表
- 国立国会図書館「近代日本人の肖像」小栗忠順の生涯
- 国立国会図書館「世界を見たサムライ達」遣米使節の記録
- 高崎市公式ホームページ「小栗上野介忠順」
- 財務省「横須賀造船所が遺したまちづくりのレガシー」