2026年のFIFAワールドカップは、カナダ・メキシコ・アメリカの3カ国共催で、6月11日から7月19日まで(開催地の現地日付)行われた。日本時間では6月12日から7月20日までとなり、48カ国が参加する史上最大規模の大会として全104試合が開催された。
日本代表(SAMURAI BLUE)はグループFに入り、オランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦。1勝2分けの勝ち点5でグループ2位となり、ラウンド32へ進出した。ブラジルとの決勝トーナメント初戦では1-2で惜敗し、ベスト16進出はならなかった。大会の全体日程から日本代表の試合時間、最終順位、決勝結果まで整理する。
【2026年W杯の日程】日本時間では6月12日開幕、7月20日決勝

2026 FIFAワールドカップの日程を確認する際、最初に押さえておきたいのが現地時間と日本時間の違いだ。
FIFAが発表した大会期間は、2026年6月11日(木)から7月19日(日)。メキシコシティで行われた開幕戦と、ニューヨーク・ニュージャージーで行われた決勝は、どちらも日本時間では翌日の日付になった。
- 開幕戦:6月12日(金)日本時間午前4時
- グループステージ:6月12日〜6月28日(日本時間)
- 決勝トーナメント開始:6月29日(日本時間)
- 準決勝:7月15日〜16日(日本時間)
- 3位決定戦:7月19日(日)日本時間
- 決勝:7月20日(月)日本時間午前4時
開幕戦は開催国メキシコと南アフリカの対戦。現地6月11日午後1時にキックオフされ、日本時間では6月12日午前4時だった。試合はメキシコが2-0で勝利している。
一方、決勝は現地7月19日午後3時にニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムで開催。日本では7月20日午前4時のキックオフとなった。
つまり「6月11日開幕・7月19日決勝」と「6月12日開幕・7月20日決勝」は、どちらかが間違いなのではない。開催地の現地日付と日本時間の違いによるものだ。
【全104試合の大会日程】グループステージから決勝までの完全カレンダー
今大会は従来の32カ国制から48カ国制へ拡大され、試合数も64試合から104試合に増加した。
大会は12グループに分かれて行うグループステージから始まり、その後、新設されたラウンド32を含むノックアウト方式へ移行。優勝するには決勝まで8試合を戦う必要がある大会形式となった。
大会全体の日程と試合数
- グループステージ:72試合。現地6月11日〜27日、日本時間6月12日〜28日。
- ラウンド32:16試合。現地6月28日〜7月3日、日本時間6月29日〜7月4日。
- ラウンド16:8試合。現地7月4日〜7日、日本時間7月5日〜8日。
- 準々決勝:4試合。現地7月9日〜11日、日本時間7月10日〜12日。
- 準決勝:2試合。現地7月14日〜15日、日本時間7月15日〜16日。
- 3位決定戦:1試合。現地7月18日、日本時間7月19日。
- 決勝:1試合。現地7月19日、日本時間7月20日。
試合数の内訳は、72+16+8+4+2+1+1で合計104試合となる。
グループステージでは、各組4チームが総当たりで3試合ずつ対戦。各グループの上位2チームに加え、3位チームのうち成績上位8チームがラウンド32へ進んだ。
従来のワールドカップではグループステージ終了後に16チームが決勝トーナメントへ進んでいたが、2026年大会では32チームが進出する仕組みに変更された。これが全104試合という試合数の大幅な増加につながっている。
【日本代表の試合日程・試合結果】オランダ、チュニジア、スウェーデンとの4試合
日本代表はグループFに所属。対戦相手はオランダ、チュニジア、スウェーデンの3カ国だった。
JFA(日本サッカー協会)の公式試合日程・結果によると、グループステージ3試合はいずれも日本時間で早朝から昼間にかけて開催された。グループステージ突破後は、ラウンド32でブラジルと対戦している。
日本代表の全試合日程と結果
- 6月15日(月)午前5時:日本 2-2 オランダ(グループステージ第1戦)
- 6月21日(日)午後1時:日本 4-0 チュニジア(グループステージ第2戦)
- 6月26日(金)午前8時:日本 1-1 スウェーデン(グループステージ第3戦)
- 6月30日(火)午前2時:日本 1-2 ブラジル(ラウンド32)
日本対オランダ|6月15日午前5時・2-2の引き分け
日本代表の初戦は、グループFの強豪オランダ。アメリカのダラス・スタジアムで現地6月14日に開催され、日本時間では6月15日午前5時にキックオフされた。
試合はオランダが先制し、日本は後半に中村敬斗のゴールで追いついた。その後、再びリードを許したものの、87分に鎌田大地が同点ゴールを記録。日本は2度のビハインドを跳ね返し、2-2の引き分けで勝ち点1を獲得した。
JFAの試合レポートでも、強豪相手に最後まで粘り強く戦った試合として紹介されている。初戦で勝ち点を得たことは、その後のグループステージを戦ううえで大きな意味を持った。
日本対チュニジア|6月21日午後1時・4-0の快勝
第2戦はメキシコのモンテレイで行われたチュニジア戦。日本時間では6月21日午後1時のキックオフだった。
日本は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、鎌田大地が先制点を記録。31分には上田綺世が追加点を決めた。
後半も攻撃の手を緩めず、伊東純也が69分に3点目、上田綺世が83分に4点目を記録。最終スコアは日本4-0チュニジアとなった。
JFAによると、この4得点は日本代表のワールドカップにおける1試合最多得点記録を更新するものだった。2010年大会のデンマーク戦で記録した3得点を上回る結果となった。
日本対スウェーデン|6月26日午前8時・1-1の引き分け
グループステージ最終戦はスウェーデンとの対戦。アメリカのダラス・スタジアムで現地6月25日に行われ、日本時間では6月26日午前8時に開始された。
日本は56分、前田大然のゴールで先制。しかし62分にアンソニー・エランガに同点ゴールを許し、試合は1-1となった。
その後はスウェーデンの攻撃を受ける時間もあったが、GK鈴木彩艶を中心に守備陣が対応。追加点を許さず、勝ち点1を確保した。
この引き分けによって日本は1勝2分け、勝ち点5でグループFの2位を確定。自力でラウンド32進出を決めた。
【グループFの順位表と関係者一覧】日本は勝ち点5で2位通過
日本が所属したグループFは、オランダ、日本、スウェーデン、チュニジアの4カ国で構成された。
3試合終了時点でオランダが2勝1分けの勝ち点7で首位。日本は1勝2分けの勝ち点5で2位となった。スウェーデンは勝ち点4、チュニジアは3連敗で勝ち点0という結果だった。
グループF最終順位
- 1位:オランダ 2勝1分け・勝ち点7・得失点差+6
- 2位:日本 1勝2分け・勝ち点5・得失点差+4
- 3位:スウェーデン 1勝1分け1敗・勝ち点4・得失点差0
- 4位:チュニジア 3敗・勝ち点0・得失点差−10
大会を構成した主要エンティティと関係性
大会の運営主体、開催国、日本代表の対戦相手、決勝進出国の関係を整理すると、2026年大会の全体像が把握しやすい。
| エンティティ | 大会での役割・関係 | 主な日程・結果 |
|---|---|---|
| FIFA | 大会主催・運営 | 48チーム、全104試合 |
| カナダ・メキシコ・アメリカ | 3カ国共同開催 | 16都市で開催 |
| 日本代表 | グループF所属 | 2位、勝ち点5 |
| オランダ代表 | グループF首位 | 日本と2-2、勝ち点7 |
| スウェーデン代表 | グループF3位 | 日本と1-1、勝ち点4 |
| チュニジア代表 | グループF4位 | 日本に0-4、勝ち点0 |
| ブラジル代表 | 日本のラウンド32対戦相手 | 日本に2-1で勝利 |
| スペイン代表 | 大会優勝国 | 決勝でアルゼンチンに1-0 |
| アルゼンチン代表 | 決勝進出国 | スペインに延長戦で敗戦 |
| JFA | 日本代表の国内統括団体 | 日本代表の公式日程・結果を掲載 |
この順位表で注目したいのは、日本が3試合を通して無敗だった点だ。勝ち点5を獲得し、得失点差もプラス4。グループ3位チームの成績に頼らず、2位で決勝トーナメント進出を確定させた。
また、オランダが勝ち点7で首位となったことで、日本はラウンド32でグループCを突破したブラジルと対戦する組み合わせに入った。
【ラウンド32・決勝トーナメント日程】日本はブラジルに惜敗、スペインが世界一に
グループステージを突破した日本の次なる相手は、ワールドカップ優勝経験を持つブラジルだった。
日本対ブラジル|6月30日午前2時・1-2で敗退
試合は現地6月29日にアメリカのヒューストン・スタジアムで開催され、日本時間では6月30日午前2時にキックオフされた。
日本は29分、佐野海舟が中盤でボールを奪い、そのまま持ち上がって右足でシュート。強豪ブラジルから先制点を奪った。
しかし後半、ブラジルが攻撃の形を修正。56分にカゼミーロのゴールで同点に追いつくと、日本は守備に回る時間が増えていった。
そして後半アディショナルタイム、ガブリエウ・マルティネッリに逆転ゴールを決められ、試合は日本1-2ブラジルで終了した。
JFAの公式マッチレポートによれば、日本は先制後に守備ブロックを維持していたものの、後半はブラジルのサイド攻撃やセカンドボールへの対応に追われた。最後まで粘ったが、ラウンド32突破はならなかった。
FIFAの最終順位では、日本は全48カ国中21位となった。
決勝トーナメントの主な結果
日本が敗退した後も大会は続き、ラウンド16、準々決勝、準決勝を経て決勝進出国が決まった。
- ラウンド32:6月28日〜7月3日(現地時間)
- ラウンド16:7月4日〜7日
- 準々決勝:7月9日〜11日
- 準決勝:7月14日〜15日
- 3位決定戦:7月18日
- 決勝:7月19日
決勝ではスペインとアルゼンチンが対戦。90分間で決着がつかず延長戦に突入し、106分にフェラン・トーレスが決勝ゴールを記録した。
結果はスペイン1-0アルゼンチン。スペインが2度目のワールドカップ優勝を果たした。
また、決勝前日の3位決定戦ではイングランドがフランスを6-4で下し、3位を獲得。全104試合の最後を飾った決勝で、2026年大会は幕を閉じた。
【開催国と時差】カナダ・メキシコ・アメリカの16都市で行われた理由
2026年大会の特徴は、ワールドカップ史上初めて3カ国が共同開催したことにある。
開催都市は合計16都市。内訳はカナダが2都市、メキシコが3都市、アメリカが11都市だった。
開催国別の開催都市
カナダ:トロント、バンクーバー。
メキシコ:メキシコシティ、グアダラハラ、モンテレイ。
アメリカ:アトランタ、ボストン、ダラス、ヒューストン、カンザスシティ、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク・ニュージャージー、フィラデルフィア、サンフランシスコ・ベイエリア、シアトル。
日本時間と現地時間の時差
日本はUTC+9で、開催地は地域によって時差が異なる。大会期間中のアメリカやカナダの主要開催地は夏時間を採用しており、日本との時差はおおむね13〜16時間だった。
例えば、次のような違いがある。
- ニューヨーク・ニュージャージー:日本が13時間進んでいる。
- ダラス・ヒューストン:日本が14時間進んでいる。
- ロサンゼルス・バンクーバー:日本が16時間進んでいる。
- メキシコシティ・モンテレイ:日本が15時間進んでいる。
この時差があるため、現地では前日の午後に行われた試合が、日本では翌日の早朝に放送されるケースが多かった。
日本代表のオランダ戦が現地6月14日、日本時間6月15日となったのもそのためだ。試合結果を検索するときは、FIFAの現地日付とJFAの日本時間表記を区別すると混乱しにくい。
【プロの結論】W杯サッカーの日程を確認するときに押さえたい3つのポイント
2026年大会の日程を振り返ると、単純に開催日だけを覚えていても、試合の流れや日本代表の結果を正確に把握できないことが分かる。
特に重要なのは、次の3点だ。
1. 現地日付と日本時間を混同しない
FIFAが公表する日程は開催地の現地時間を基準にする場合がある。一方、JFAの日本代表特設ページでは、日本時間のキックオフ時刻が掲載されている。日本国内で観戦する場合は、JFAの表記を基準にするのが分かりやすい。
2. グループステージの順位は勝ち点だけで判断しない
2026年大会は48チーム制となり、グループ3位でも成績上位8チームに入れば次のラウンドへ進める仕組みだった。
勝ち点が並んだ場合は、当該チーム間の対戦成績や得失点差、総得点などが順位決定に関係する。順位表を見る際は、勝ち点だけでなく得失点差も確認したい。
3. ラウンド32とラウンド16は別のステージ
2026年大会ではラウンド32が新設された。グループステージを突破しただけではベスト16入りが確定しない。
日本代表はグループFを2位で通過したものの、ラウンド32でブラジルに敗れた。したがって、日本の今大会の最終到達点はラウンド32であり、ベスト16ではない。
大会結果を正確に調べるなら、全体日程はFIFA公式、SAMURAI BLUEの試合日程・結果はJFA公式というように、情報の目的に合わせて確認先を使い分けることが大切だ。
【W杯サッカーの日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年サッカーW杯の開幕戦は日本時間でいつ開催された?
A1:日本時間の2026年6月12日(金)午前4時に開催された。現地6月11日、メキシコ対南アフリカの試合で、結果はメキシコの2-0だった。
Q2:2026年W杯の決勝は日本時間でいつだった?
A2:日本時間の7月20日(月)午前4時に開催された。スペインとアルゼンチンが対戦し、延長戦の末にスペインが1-0で勝利した。
Q3:日本代表のグループステージ3試合の日程と結果は?
A3:6月15日にオランダと2-2、6月21日にチュニジアと4-0、6月26日にスウェーデンと1-1だった。日本は1勝2分け、勝ち点5でグループFの2位となった。
Q4:日本代表は決勝トーナメントのどこまで進んだ?
A4:ラウンド32まで進出した。6月30日、日本時間午前2時からブラジルと対戦し、1-2で敗退。最終順位は48カ国中21位だった。
Q5:2026年W杯は何カ国が参加し、何試合行われた?
A5:48カ国が参加し、全104試合が行われた。カナダ、メキシコ、アメリカの3カ国、16都市で開催された。
まとめ:2026年W杯は日本時間7月20日の決勝で閉幕
2026年のサッカーワールドカップは、現地時間6月11日から7月19日まで、カナダ・メキシコ・アメリカの3カ国で開催された。日本時間では6月12日から7月20日までの大会となった。
日本代表はグループFでオランダと引き分け、チュニジアに快勝し、スウェーデンとも引き分けた。勝ち点5で2位となり、ラウンド32に進出したものの、ブラジルに1-2で敗れ、今大会を終えた。
優勝したのはスペイン。決勝でアルゼンチンを延長戦の末に下し、2度目の世界一に輝いた。
48チーム・全104試合という新しい大会形式は、従来のワールドカップとは異なる試合日程と決勝トーナメントの構造を生み出した。日本代表の試合結果を振り返る際も、開催地の現地日付と日本時間を正しく区別することが、2026年大会を理解するうえでの基本となる。
主な参照資料:FIFA公式大会日程・結果、FIFA公式最終順位、JFA日本代表2026年日程・結果、JFA各試合マッチレポート。