お笑いコンビ「プラス・マイナス」は、2024年2月に突然の解散を発表しました。2003年の結成から21年間にわたって活動し、2023年には上方漫才大賞の大賞を受賞した実力派コンビでしたが、岩橋良昌と吉本興業のマネジメント契約解消をきっかけに、コンビとしての歴史に幕を下ろしました。
2026年11月現在、岩橋良昌は「シャドウ岩橋」としてSNSやYouTubeなどを中心に活動し、兼光タカシは吉本興業に所属するピン芸人として劇場やテレビに出演しています。解散の直接的な経緯だけでなく、兼光が語った突然の解散通告、岩橋本人が明かした当時の心境、そして2人の現在を時系列で整理します。
【結論】芸人プラス・マイナスは現在どうなった?2人は別々の道へ

2026年11月現在、プラス・マイナスは解散しており、岩橋良昌と兼光タカシがコンビとして活動を再開したという公式発表はありません。
2人の現在の立場は大きく異なります。
岩橋良昌は吉本興業との契約解消後、フリーで活動する道を選びました。SNSでの発信や動画配信、営業活動などを続けており、2025年のインタビューではTikTokを中心とした配信や案件、お祭りの司会などが主な収入源だと説明しています。2026年1月にもYouTubeチャンネルの更新が報じられました。
一方、兼光タカシは吉本興業に残り、ピン芸人として再出発しました。得意のものまねを生かした活動に加え、テレビ番組や劇場への出演を続けています。
2026年4月にはABCテレビの「これ余談なんですけど…」に出演し、コンビ時代の漫才についても振り返りました。
つまり、解散によって2人とも芸人を引退したわけではありません。所属や仕事のスタイルを変え、それぞれ別の芸能活動を続けているのが現在の状況です。
【2003年結成】プラス・マイナスの21年間と輝かしい漫才実績
プラス・マイナスは、岩橋良昌と兼光タカシによるお笑いコンビです。
2人は大阪府出身で、高校時代の同級生。2002年にNSC大阪校25期生として入学し、2003年6月にコンビを結成しました。
コンビの特徴は、岩橋の予測不能な動きや独特のクセを生かしたボケと、兼光のテンポのよいツッコミ、そして豊富なものまねのレパートリーです。
漫才だけでなく、兼光のものまねも人気を集め、劇場を中心に実力を磨いてきました。
主な受賞歴と活動の転換点
| 時期 | 出来事 | 意義・内容 |
|---|---|---|
| 2002年 | NSC大阪校25期生として入学 | 岩橋と兼光が芸人としての活動を開始 |
| 2003年6月 | プラス・マイナス結成 | コンビとして本格的に活動 |
| 2007年 | ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞 | 若手漫才師として評価を獲得 |
| 2007年 | NHK上方漫才コンテスト最優秀賞 | 上方漫才界で実績を残す |
| 2012年 | 上方漫才大賞新人賞 | 漫才師として評価を重ねる |
| 2013年 | 岩橋がR-1ぐらんぷり決勝進出 | 岩橋個人の芸にも注目が集まる |
| 2018年 | M-1グランプリ準決勝進出 | ベテランとしても高い実力を示す |
| 2023年 | 第58回上方漫才大賞・大賞受賞 | コンビとして大きな栄誉を獲得 |
| 2024年2月21日 | コンビ解散を発表 | 21年間の活動に終止符 |
| 2024年2月22日 | 岩橋と吉本興業の契約解消 | コンビとしての活動継続が不可能に |
| 2026年 | それぞれ個人で活動 | 兼光は吉本所属、岩橋は独立して活動 |
特に大きな転換点となったのが、2023年の第58回上方漫才大賞での大賞受賞です。
上方漫才大賞は、関西のお笑い界で長い歴史を持つ賞です。プラス・マイナスは長年の劇場活動と漫才の実力が評価され、ついに最高賞を獲得しました。
また、M-1グランプリでも2006年から2009年まで4年連続で準決勝に進出。2018年にも準決勝まで勝ち進みました。
2024年には「THE SECOND~漫才トーナメント~」への出場も予定されていましたが、解散によって実現しませんでした。
ここで押さえておきたいのは、プラス・マイナスが人気だけで評価されていたコンビではなかったという点です。長年にわたって賞レースで結果を残し、劇場での経験を積み重ねた実力派でした。
そのため、2024年の突然の解散は、お笑いファンや関係者にも大きな衝撃を与えました。
【2024年2月22日】プラス・マイナス解散の経緯を時系列で解説
プラス・マイナスの解散は、突然の発表によって表面化しました。
しかし、発表前後の出来事を整理すると、岩橋のSNS投稿、吉本興業との面談、兼光への解散連絡、契約解消という複数の出来事が短期間に重なっていたことが分かります。
2月21日:岩橋が解散をSNSで発表
2024年2月21日、岩橋は自身のXで吉本興業を離れることを示唆する投稿を行いました。
加えて、プラス・マイナスについても解散する旨を発信しました。
この段階で、21年間続いたコンビの活動が突然終わることになったのです。
兼光も同日、解散を報告しました。
2月22日:吉本興業が岩橋との契約解消を発表
翌22日、吉本興業は公式サイトで岩橋良昌とのマネジメント契約解消を正式に発表しました。
発表では、岩橋のXなどのSNSにおいて、関係者の名誉を毀損する不適切な投稿行為や配信が認められたと説明しています。
また、会社側は本人との面談を行い、注意指導を繰り返していたとしています。
2月21日にも面談を実施したものの、その直後に会社からの注意や要請に反する投稿があったため、契約維持は困難と判断したという説明でした。
2月23日:兼光が「寝耳に水」と心境を明かす
2月23日、兼光は自身のXで改めて解散を報告しました。
その投稿で、兼光は次のように述べています。
あまりにも急で驚かれてる方も多いと思いますが、僕も寝耳に水といった感じです。
加えて、21年間応援してくれたファンや関係者に感謝と謝罪を伝え、今後については吉本興業に所属したままピン芸人として活動する意向を示しました。
4月:兼光が解散の舞台裏をテレビで告白
解散から約2か月後、兼光はテレビ朝日系の番組「耳の穴かっぽじって聞け!」に出演し、解散に至るまでの経緯を説明しました。
兼光によると、岩橋から突然LINEで連絡が届いたといいます。
その内容は、仕事を辞めることと、これまでの感謝を伝えるものでした。
兼光は岩橋に電話をかけたものの、応答はなく、そのLINEが最後の連絡になったと説明しています。
加えて、会社から岩橋の契約解除を伝えられたことで、コンビの解散が現実のものとなりました。
21年間も一緒に活動してきた相方との関係が、突然の連絡によって終わったことに対し、兼光は複雑な心境を明かしました。
【解散理由を検証】岩橋良昌と吉本興業の契約解消はなぜ起きた?
プラス・マイナスの解散理由を理解するうえで、最も重要なのが岩橋良昌と吉本興業の契約解消です。
ただし、ここでは会社側の説明と岩橋本人の発言を分けて考える必要があります。
吉本興業が公表した契約解消の理由
吉本興業の2024年2月22日付の公式発表では、契約解消の理由としてSNS上の投稿行為や配信を挙げています。
会社側の説明によると、岩橋はSNSで関係者の名誉を毀損する不適切な投稿などを行っており、会社はその都度面談して注意指導を繰り返していました。
そして、2月21日の面談直後にも会社側の注意や要請に反する投稿があったため、マネジメント契約の維持は困難と判断したとしています。
つまり、吉本興業が公式に示した契約解消の理由は、SNS上の投稿や配信をめぐる問題と、注意指導後の対応でした。
岩橋本人は契約解消をどう受け止めていた?
一方、岩橋側の受け止めには異なる側面がありました。
契約解消の発表後、岩橋は自身のSNSで会社への不満を表明しています。
自分から辞める意思を示していたにもかかわらず、会社側から契約解除という形で発表されたことに反発する投稿もありました。
加えて、2025年3月の日刊SPA!のインタビューでは、騒動の前日までは吉本興業を辞めるつもりも、あのような投稿をするつもりもなかったと振り返っています。
この発言からは、本人にとっても当初から計画していた独立や退所ではなく、短期間で状況が大きく変わったことがうかがえます。
解散理由について整理しておきたい3つのポイント
| 検証項目 | 公表・本人発言の内容 | 読み取れること |
|---|---|---|
| 吉本興業の説明 | SNS上の不適切な投稿や配信、繰り返した注意指導 | 契約解消の公式な理由 |
| 岩橋の発言 | 自分が辞める意思を示していたという認識 | 会社側の発表との受け止め方に違いがある |
| 兼光の説明 | 突然のLINEで解散を告げられ、電話にも応答がなかった | 相方にとっても予想外の展開だった |
この3つを整理すると、解散の直接的なきっかけは岩橋と吉本興業の契約問題だったことが分かります。
一方、兼光は解散を事前に十分話し合って決めたわけではなく、突然の出来事として受け止めていました。
21年間のコンビ関係に終止符が打たれた背景には、会社との契約問題だけでなく、相方同士の意思疎通が難しい状況になっていたこともあったと考えられます。
【2026年最新】兼光タカシの現在は?吉本所属のピン芸人として再出発
兼光タカシは、解散後も吉本興業に所属し、芸人として活動を続けています。
コンビ時代から得意としていたものまねや、漫才で培ったトーク力を生かし、ピン芸人として新しい仕事の幅を広げてきました。
兼光タカシは解散後すぐにピン芸人として活動
解散発表後、兼光は自身のXで、吉本興業に残ってピン芸人として活動することを明らかにしました。
2024年2月25日には、ルミネtheよしもとで解散後初のピン仕事を経験したことも報告しています。
21年間コンビで舞台に立ってきた兼光にとって、1人で舞台に立つことは大きな転換点でした。
2024年8月放送の「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」では、解散直後には予定されていた仕事がなくなり、収入も一時的に減ったことを明かしています。
それでも、ものまねなどの個人の強みを生かしながら、徐々に仕事を取り戻していきました。
ものまね芸人としての実力も評価
兼光の大きな武器は、幅広いものまねのレパートリーです。
吉本興業の公式プロフィールでも、特技として約50個のものまねレパートリーが紹介されています。
オール巨人や大木こだまなど、著名な漫才師のものまねも得意としています。
2025年1月には、東海テレビの「千原ジュニアのヘベレケ」に出演し、オール巨人のものまねにまつわるエピソードを披露しました。
ただし、兼光はものまねだけに活動を絞っているわけではありません。ピンネタやトークなども含め、芸人として幅広い活動を続けています。
2026年4月には漫才への思いも語る
2026年4月15日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」では、兼光がコンビ時代の漫才について振り返りました。
共演者からはプラス・マイナスの漫才をもう一度見たいという声が上がりました。
しかし、兼光は以前、ものまね芸人とのユニットで漫才をした際にも、もうやりたくないと話していたことが明かされました。
本人も番組内で、
もう漫才はしんどい
と語っています。
この発言は、長年コンビとして漫才を続けてきた兼光の現在の心境を知るうえで印象的です。
2026年11月も劇場出演が続く
2026年11月現在、兼光の活動は劇場出演からも確認できます。
吉本興業のルミネtheよしもとの公演情報では、11月4日の平日よるの部に出演予定となっており、11月11日の新宿よるネタライブにも名前が掲載されています。
テレビだけでなく、劇場という芸人としての原点を大切にしながら活動を続けている状況です。
現在の兼光は、単に元コンビの相方という立場ではありません。自分自身の芸とキャラクターを武器に、ピン芸人として新たなキャリアを築いています。
【2026年最新】岩橋良昌の現在は?フリーで活動するシャドウ岩橋
岩橋良昌は、2024年2月の吉本興業との契約解消後、事務所に所属しない形で芸能活動を続けています。
現在は「シャドウ岩橋」という名前でも知られ、SNSや動画配信など、テレビ以外の媒体を活用した活動が特徴です。
吉本興業との契約解消後は独立して活動
岩橋は吉本興業との契約解消後、個人で仕事を受けるスタイルへ移行しました。
2024年には、自身のYouTubeチャンネルなどで活動の様子を発信。営業や動画出演、店舗のPRなど、従来のテレビ中心とは異なる仕事にも取り組んできました。
2025年3月の日刊SPA!のインタビューでは、契約解消から1年後の活動について、次のように説明しています。
- TikTokを中心としたSNSでの配信
- SNS経由で受ける案件
- お祭りの司会などの営業活動
岩橋は、収入についても吉本興業に所属していた時代と比較し、仕事によって上回るときもあれば下回るときもあると語っています。
2026年もYouTubeで活動を発信
2026年1月には、ENCOUNTが岩橋のYouTubeチャンネルの更新を報道しました。
記事では、岩橋が現在「シャドウ岩橋」として活動していることを紹介しています。
同記事では、1995年式のトヨタ・ランドクルーザー80を購入したことや、動画内で愛車について語る様子も取り上げられました。
このように、現在の岩橋はテレビ出演だけに依存せず、自身のSNSやYouTubeを活用して活動を発信しています。
岩橋と兼光は現在も交流している?
解散後の2人の関係についても気になるところです。
2024年4月の兼光の説明では、岩橋との最後の連絡は解散を伝えるLINEだったとされています。
また、兼光は突然の解散に対する戸惑いや、21年間一緒に活動してきた相方との別れに対する複雑な思いを明かしていました。
一方、2026年4月の番組出演でも、兼光はコンビ時代の漫才を振り返っています。
ただし、昔のコンビ活動を懐かしむことと、実際に2人が再び一緒に活動することは別の話です。
2026年11月現在、プラス・マイナスの再結成や、2人が正式にコンビ活動を再開するという発表はありません。
それぞれの仕事や活動を追いながら、今後の動向を見守る必要があります。
【よくある質問】芸人プラス・マイナスに関するFAQ
Q1:プラス・マイナスはいつ解散した?
A1:2024年2月21日付で解散を発表しました。翌22日に吉本興業が岩橋良昌とのマネジメント契約解消を正式発表しています。
Q2:プラス・マイナスの解散理由は何?
A2:直接的なきっかけは岩橋良昌のSNS投稿などをめぐる問題です。吉本興業は、関係者の名誉を毀損する不適切な投稿や配信があり、繰り返し注意指導したものの契約維持が困難になったと説明しています。
Q3:岩橋良昌は現在も吉本興業に所属している?
A3:所属していません。2024年2月22日に吉本興業とのマネジメント契約が解消され、その後はフリーで活動しています。
Q4:兼光タカシは現在何をしている?
A4:吉本興業所属のピン芸人として活動しています。ものまねやピンネタを披露するほか、テレビ番組や劇場にも出演しています。
Q5:兼光タカシと岩橋良昌が再結成する可能性はある?
A5:2026年11月現在、再結成の公式発表はありません。2026年4月の番組では兼光が漫才について「もう漫才はしんどい」と語っています。
Q6:プラス・マイナスは何年間活動していた?
A6:2003年6月に結成し、2024年2月に解散しました。兼光は解散時のコメントで「21年間」と表現しています。実際の経過期間は約20年8か月です。
まとめ:プラス・マイナスの解散後も2人の芸人人生は続いている
プラス・マイナスは2003年に結成され、2023年には上方漫才大賞の大賞を受賞するなど、長年にわたって関西のお笑い界を支えてきた実力派コンビでした。
しかし、2024年2月、岩橋良昌のSNS投稿をめぐる問題と吉本興業との契約解消によって、21年間の活動に突然終止符が打たれました。
解散の経緯を振り返ると、会社側の契約解消の説明、岩橋本人の受け止め方、兼光が経験した突然の解散通告には、それぞれ異なる側面がありました。
2026年11月現在の2人は、次のような道を歩んでいます。
- 岩橋良昌: 吉本興業との契約解消後、シャドウ岩橋としてSNS・YouTube・営業などを中心に活動。
- 兼光タカシ: 吉本興業所属のピン芸人として、ものまねやテレビ出演、劇場公演などで活動。
21年間にわたって築き上げてきたプラス・マイナスというコンビは、現在も再結成されていません。
ただし、コンビの解散は2人の芸人人生の終わりを意味するものではありません。
漫才で培った経験や、それぞれが持つ芸の強みを生かしながら、別々の場所で活動を続けていることこそ、2026年現在のプラス・マイナスをめぐる最も重要な事実です。
今後は岩橋良昌の独立後の活動と、兼光タカシのピン芸人としてのさらなる活躍に注目が集まります。